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私は、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)という血液のがんの治療を受け、その影響で下肢に麻痺が残りました。
現在は車椅子での生活を送りながら、リハビリを続けています。
その中で、日常生活において大きな課題のひとつとなっているのが「排泄の管理」、特に排尿の問題です。
神経の障害により、尿意が分かりにくかったり、自分の意思でうまく排尿できなかったりする「排泄障害」があり、現在は自己導尿を中心に排尿管理を行っています。
現在の生活では、昼間に3回程度の自己導尿を行い、外出時にはレッグバッグを使用し、自己導尿時以外は尿取りパッドに排出する形で対応しています。また、夜間、就寝時はバルーンカテーテル(ナイトバルーン)を装着してウロバッグに尿を溜めています。これで夜間の尿漏れの心配がなくなり、睡眠時間を確保することができています。
1回の導尿で出る量はおおよそ100ml前後。
ただ、自己導尿で出した尿は尿取りパッドに出しているため、正確な量測れていません。おおよその目安になります。
振り返ると、リハビリテーション病院に入院していた昨年6月頃は、カテーテルを入れても尿が出ず、横から漏れてしまうこともありました。
それが今では、
カテーテルからしっかり尿を出せるようになり、
横漏れもなくなってきています。
この点だけでも、大きな前進だと感じています。
しかし最近、
「出てはいるが量が少ない」
「排尿後も残尿感がある」
という状態が気になるようになってきました。
カテーテルは問題なく挿入できているものの、
こうした状態から、姿勢や陰茎の角度に原因があるのではないかと考え、あらためて見直してみることにしました。
今回の見直しで一番大きかったのは、「姿勢」です。
車椅子ではどうしても背もたれに寄りかかる姿勢になりがちですが、この状態では膀胱の出口が上になり、尿が下に集まりにくくなります。
導尿の際は、
骨盤を立てて
しっかり前かがみになり
おへそを見るような姿勢をとる
この姿勢にすることで、膀胱の出口が一番低い位置になり、尿が出やすくなることが分かりました。
もうひとつ重要だったのが、陰茎の角度です。
これまではあまり意識していませんでしたが、陰茎は下に向けるのではなく、
「お腹に向けて持ち上げる」
この角度にすることで尿道がまっすぐに近くなり、カテーテルがスムーズに入り、奥での引っかかりも軽減されることが分かりました。
さらに、尿が出始めてからも工夫が必要でした。
ただ待つのではなく、
こうした動きを加えることで、残尿が減る可能性があることも分かりました。
現在は1日3回程度の導尿ですが、一般的には4〜6回が目安とされています。
回数が少ないと排尿のリズムが整いにくく、出し切れない原因になることもあるようです。
また、尿取りパッドでの排出は現実的で便利ではありますが、排尿量が把握しづらいという面もあります。
可能であれば、1日1回でも量を測ることで、改善の目安になると感じました。
こうして振り返ってみると、最初の頃は、カテーテルから尿が出ず、横漏れする状態でした。
それが今では、
カテーテルで排出できるようになり
漏れもなくなっている
確実に前に進んでいます。
今は「できるようになった段階」から、
「しっかり出し切る段階」へ進んでいる途中なのだと思います。
自己導尿は単なる作業ではなく、日々の体の状態と向き合う大切な時間でもあります。
姿勢や角度を少し意識するだけで変わることがある。
その積み重ねが、排尿管理の安定につながり、生活の質の向上にもつながっていくと感じています。
そしてそれは、
下肢麻痺の改善
歩行への取り組み
日常生活の広がり
すべてにつながっていくものだと思います。
これからも、自己導尿に前向きに取り組みながら、排尿管理をしっかりコントロールし、下肢麻痺の改善や歩行への希望と合わせて、少しずつ前に進んでいきたいと思います。
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