岐阜県郡上市で県道の除雪が追いつかず、スキー場の客や住民あわせて500人余りが麓に移動できず、孤立状態になっています。
県は現在、除雪作業を進めていて、10日中の通行再開を目指しています。
東海テレビ
岐阜県によると同県郡上市白鳥町石徹白で10日、大雪の影響で県道が通行できなくなり、住民やスキー客ら500人以上が孤立状態となった。県が除雪作業を急いでいる。
郡上市によると、停電や断水などライフラインの被害の情報は入っておらず、けが人の情報もない。
強い冬型の気圧配置が続き、岐阜県内は10日明け方にかけて山間部を中心に警報級の大雪となる見通し。岐阜地方気象台は、路面の凍結や交通障害への警戒を呼び掛けている。
気象台によると、9日午後11時現在の積雪は大野郡白川村で214センチ、飛騨市河合で141センチ、郡上市長滝で117センチ。
10日明け方まで警報級の大雪となり、10日午後6時までの24時間降雪量は、多い所で飛騨地方の山間部70センチ、平野部20センチ、美濃地方の山間部70センチ、平野部15センチと予想。同日夜から11日朝まで再び雪が降る見込みで、11日午後6時までの24時間降雪量は、飛騨地方の山間部20~40センチ、平野部5~10センチ、美濃地方の山間部20~40センチ、平野部1~5センチの見通し。
JR東海によると、9日は大雪の影響で、高山線の上り列車2本が運休。飛騨古川-猪谷間では午後5時台から上下線で運転を見合わせた。
岐阜新聞社
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