中学校で仕事をしているとよく遭遇するケースです。
やっている本人は
悪意も策略もないことが多いです。
純粋に
自分の気持ちを行動で表現しているんですね。
ただ、
周りの人達から見るとこういった行動は
「人を操作しようとしている」というように感じられます。
そこでイラっとされるんですね。
特に女子生徒・女性教諭から顰蹙を買うようです。
男性教諭はむしろ
普通に親切にする人が多かったです。
なのでそれもまた 女性から顰蹙を買う要因になっているようです。
以前僕は
「ちゃんと言葉にして言って下さい。
言葉で言ってさえくれれば、ちゃんとその通りにしますから。」
と
その女子中学生に伝えました。
彼女に自分の要求を言わせた後、
本当に、彼女が言った通りにしました。
そして彼女に関わる教員全員と
『彼女が体調不良アピールをしてきたら
どうしてもらいたいのか要求をきちんと言わせ、言ったらその通りにする』
(無理なものは無理と言って断ってもいい)
という方針で対応したら、
その後 学校で体調不良アピールすることなくなり
自分の要望をきちんと言葉で伝えてくるようになりました。
(病院などでは相変わらず
体調不良アピールを繰り返していましたが。)
その時思ったのは、
ちゃんと気持ちを言葉にする練習を
面倒だからと、
子どもにさせて来なかったのではないかなぁ、
大人が聞く耳を持っておらず、
子どもが諦めてしまっていたのかなぁ、ということ。
日本人は「以心伝心」に頼りすぎて
ちゃんと言葉で気持ちを表現するという指導を
子どもにしてきていないのかもしれませんね。
NOが言えない不登校生には April 23, 2018
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