全15件 (15件中 1-15件目)
1
冬の間、周囲が枯れ果てている中、青々としていたヒガンバナの葉っぱが黄ばんできた。退場が近いのだろう。 今年は春が遅いから、まだヒガンバナが目立っているものの、春の草たちが盛り上がってくるとともにいつの間にか姿を消す。
2011年03月31日
コメント(0)
そもそもティランジア属とはなんぞやと思ったら、パイナップル科に分類され、「エアプランツ」とか呼ばれるらしい。栽培には高温が要るようだし、仙人にとっては全く未知の領域。 上の写真は、小石川植物園の温室で,葉色が面白くて撮ってきた。名札には属名とナンバーしか書いてないから,種名は未同定なのかもしれない。 あれこれ調べているうちに去年の末、京都府立植物園で撮ってきた花の名前が判ったのは大収穫だった(下の写真=ティランジア・キアネア)。
2011年03月29日
コメント(0)
このハボタンは「くじゃく」という品種。その中でも赤紫の葉の方が、一歩早く花序が現れてきた。ハボタンもアブラナ科の仲間だから、黄色い「菜の花」が咲くのも近いという春の表れ。
2011年03月27日
コメント(2)
ラクウショウの呼吸根を最初は珍しさから撮っていたが、今やその形や配列の面白さから写真にしている。 こちらは小石川植物園。早春と言うこともあるが、呼吸根が何となく楽しげである。
2011年03月25日
コメント(0)
全体写真は出していないが、このランは小柄なカトレアに属するだろうか。品種としては「スイート・アフトン」にとてもよく似ている。 このランはラベルもなく、もう一品種とともに1500円で売られていた。スイート・アフトンなら、ネットの値段と比べて、つぼみに少し傷があったもののお買い得。想定どおり低温に強ければ、来シーズンには立派な株としてこのブログに登場できるだろう。
2011年03月23日
コメント(0)
当地にフサアカシア(ミモザの一種)の一本が、半ば野生のように生えている(こちら)。毎年楽しみにしている春の花だし、その花序は前年から用意されているので、3月の末をひかえ様子を見に行った。 しかし・・!、木は枯れてしまったように真っ茶色。葉っぱもそのまま枯れているから、原因は-12℃にもなった、この冬の寒さでなく、去年の暑さと乾燥のせいかもしれない。とすると、この半年、ここを訪れなかったのか。記憶ははっきりしないが、哀れ。植物の世界も変節が激しい。
2011年03月21日
コメント(2)
小石川植物園を8日に訪れてから、大震災で頭がいっぱいのうちに、もう10日も経ってしまった。植物園は今日から再開のようである。新着情報の写真を見ると、春が一気に開花。まことに明るい。 それを見た後ではやや古めかしくなってしまったが、ランの写真をもう一枚載せることにする。温室にはパフィオペディルム属の花がたくさん咲いていたので、そのうちのパフィオペディルム・ ミクランツム。花とともに葉の写真もご参考に。
2011年03月19日
コメント(0)
「運命」には唖然とする場面もある。今度の東日本大震災では3日前に東京にいたものの、怖い思いをすることや「帰広(島)難民」になることは免れた。それは仙人個人には幸運だった。 ただ、4日前の晩には酒の席を囲んだ。そのお店のメニューに載っていて、話題に上ったのが日本酒「浦霞」。この銘柄には他の東京の小料理屋でも記憶があったので、それではと翌日、東京駅大丸で買い求めて帰ったのが標記の製品。 「浦霞」が宮城県であることは知っていた。しかし、蔵の位置を調べてみると、三陸・塩釜駅のすぐ近く。ネットをあちこち漁っても被害がどうだったのか判らない。たぶん、地震前に出荷されたもの以外はだめだろう。次の醸造の復活を祈る。 追記: 蔵の被害の様子はこちらをご覧ください。
2011年03月17日
コメント(2)
写真は3月10日現在、小石川植物園のホームページで開花が紹介されたランの1種。仙人の撮影は8日だが、11日の地震で棚から落ちなかっただろうか。植物園のホームページを観ても,被害のことは書かれていない。 このランには和名とかはないようで、学名のままにショーンバキア・ウンジュラータ( Schomburgkia undulata )。コロンビアとか、ベネズエラの産らしい。 もちろん、仙人はこれまでに見たことがなく、花型がかわっている。花茎、花序ともヒョロヒョロと長いので、1枚の写真にはとても収まらないし、無理に収めると花が判らない。 追記:植物園のホームページによると、15日から18日まで臨時休園という。計画停電や交通機関の事情を理由にしているから、温室の植物たちには被害がなかったと思いたい。
2011年03月15日
コメント(0)
東日本巨大地震の被害はすさまじい。仙人自身は8日に東京から戻ってきたから、東京に住む子供たちを除けば、被害はなかった。今日取り上げる小石川植物園の「ツバキ園」のツバキたちも地震に強振されて、さらに花が落ちたことだろう。 東京のツバキの時季とこちらの時季とは全く違っている。だから、少なからず頭が混乱した。こちらのツバキ類の花暦は、11~12月にサザンカが咲き、3~4月のヤブツバキまでの間に、「寒椿」と言われる小柄のツバキ類が咲く。 大地震の後に少し寂しいが,あえてこの写真を取り上げた。
2011年03月13日
コメント(0)
通称「小石川植物園」は,東京大学大学院理学系研究科の付属施設。仙人が「無料」では入れた時代には、東京大学理学部の付属植物園だった。だが、無料であっても訪れたことはなく、この歳になって初めて入ってみることにした。 訪れたのは3月の8日。雪が降ったという7日の翌日だったが、冷たいながらまあまあの気温。記憶にはなかった都営地下鉄三田線・白山駅から歩いた。そもそも植物園が丘の上にあるとは思っていなかったので、丘を越えねば正門にたどり着けないと知ってがっくり。ただ、正門側から見る急坂を「御殿坂」と呼ぶことを案内板で知り、最近の東京は町歩きが盛んらしいから、これも良しと思った。 これが平年なのかどうかは定かでないが、植物園は花が乏しかった。温室のラン類は珍しいものばかりのものの(後日紹介)、外はツバキが終わり、ウメ林が中心。気のせいかそのウメも花が小さく見える。気象、気温のせいかと頭をひねる。そういえば、咲き出していたサンシュユの花付きも悪かった。 全体の印象と言えば、さすが大学の付属施設。植物名の名札が完備している。それに本館には理化学機器屋の出入りがあり、「分類標本園」では学生らしい若い人が作業をしていた。白衣を着ていた自分の学生時代とは対照的。
2011年03月11日
コメント(0)
またまた寒い。冷たい風がピュウピュウ吹いている。 2月19日にアップした同じ株が、やっと開花にこぎ着けた。去年に遅れること、8日。ニホンスイセンに比べると,そんなでもない。
2011年03月09日
コメント(0)
ここのところの寒波でまた、気温が0℃を割るようになった。一昨日のー3℃ではさほどでなかった(姿は乱れたが)ニホンスイセンも、昨日のー5℃は応えたようだ。ほとんどの花茎が根元でぐにゃりと曲がった。茎の中の水が凍ったとも思える。しかし今朝は-1.9℃と「暖かかった」せいか、7,8割が元に戻った。 こういう姿を見ると、普通、海岸に乱れ咲くニホンスイセンが、山の中の厳寒地で暮らすのは楽でないようだ。
2011年03月06日
コメント(2)
鳥取県で生まれた「強力」という酒米で醸されたお酒は人気のようである。辨天娘のホームページに載っている「強力」製品は、現在、今日の生原酒 (H22BY4番娘)だけ。 「強力」の由来や生産地については、前のブログで書いた( こちら)。 仙人はどうも「強力」の魅力にとりつかれている。娘たちには「お父さん好み」の酒と言われるのは間違いないが、どう表現したらいいのか。かって山によく登っていたせいか、言葉本来のゴウリキがまぶたに浮かぶ。たぶん魅力は、味を支えるアミノ酸のバランスにあるような気がしてならない。精米率70%、酵母は協会701号、アルコール18~19%。
2011年03月05日
コメント(0)
数日前にニホンスイセンの一番花が咲いた。昨年に比べ3週間遅く、一昨年に比べても2週間足らず遅かった。さらに、葉を伸ばしながら咲かせているという感じで、昨日になってバランスがとれて「美しい」と思うようになった。 ニホンスイセンの香りは、「いい香り」という。だが、ロウバイとは異なるし、ウメとも違う。これ以上はどう表現したらいいのか。たくさんの香りの標準品を知っていれば、これはXXと同じと言えるけど、残念ながら心当たりがない。 味覚なら、甘い、塩辛い、苦い、酸っぱい、旨いときて、辛い、渋い、えぐい、熱い、冷たい、歯ごたえがある、音がいい、などなど、多様な表現が可能。ところが、嗅覚となると客観性が保てない。「甘い匂い」と言っても人によって違うらしいのである。
2011年03月02日
コメント(0)
全15件 (15件中 1-15件目)
1