おしゃれ手紙

2011.01.05
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カテゴリ: チープシック
ルーシー・リー展

ディム(大英帝国二等勲爵士)の称号を持つルーシー・リーは、バーナード・リーチやハンス・コパーと並び、20世紀を代表する陶芸家の一人です。

ウィーンに生まれイギリス人として半生を生きた彼女は、70年近くにもわたる創作活動の中で多くの作品を作り、独自のスタイルで陶芸の世界に新しい風を吹き込みました。

無駄のないシンプルなフォルム、自由な色彩、優雅で洗練された装飾との見事な融合…。

それは大都市の中の小さな工房で、一人器と向き合い続けた彼女の生き方にも似ているように思えます。

  去年10月からたてつづけに、ルーシー・リーに出会った。

最初は、■ 関東の友人 ■宅に泊まった時だった。
友人は、衣食住、おしゃれに暮らす人。
その彼女の家の和室に置かれた、IKEAの赤い箪笥の上に飾られた美しい小物たち。

その中で、見たこともないような器の写真を額に入れて飾ってあった。

数日後、うちでテレビ を見ていたら、その時の写真が・・・。
その器を作ったのは、ルーシー・リーという人だと初めて知った。

また、* こんなところにも

これまでも見ていたサイトなのに気をつけると、見つかるものだ。

そして、そして、ルーシー・リー展を見つけてしまった。
行こうと思っていたら、関東の友人から、1月4日~6日まで大阪に来るというメール。

というわけで、1月5日、大阪市立東洋陶磁美術館で見てきた。

ルーシー・リーの作風は3つに分けらる。
■ウィーン時代
工業美術学校に入学し、作家として活動を始めたウィーンのもの。
優雅な曲線を描く器形、華やかな色使いといった点に、装飾性を強めたウィーン工房後期の特徴が見出せる。
■形成期(ロンドン時代)
数々の国際展で受賞を重ね、大陸での評価を確立しつつあった矢先のロンドンへの亡命。
バーナード・リーチに代表される重厚な器が人気だったイギリスで苦戦するルーシー・リー。
苦しい時代を彼女はボタン作りでしのいだ。
円熟期
ルーシー・リーの高い評価は国内のみならず、海外にも及ぶようになります。ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館の学芸員で、イギリスのスタジオ・ポタリーの擁護者であったウィングフィールド=ディグヴィは、同展カタログに寄せた文章でルーシーを「都市に生きる陶芸家」と称し、当時イギリスにおいて支配的だったリーチ・スタイルに対する違いを明確にしました。

続く20年間に、ルーシーはゆっくりとかたちと装飾を洗練させ、作風を完成させます。



薄くて軽やかなのに、見たら絶対に忘れない強い印象の器たちだ。

靴■ルーシー・リー展■

■会場■ 大阪市立東洋陶磁美術館
大阪市立東洋陶磁美術館
大阪市北区中之島1-1-26



■アクセス■
・京阪中之島線「なにわ橋」駅下車すぐ
・地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」、
地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜」各駅から約400m

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昔 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2011年1月5日 *トリビアの井戸:初夢にはなぜ茄子があるのか。*
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Last updated  2011.01.07 01:31:12
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