2004年10月06日
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★『幕間・平壌駅前「高麗ホテル」で出会った
        在北朝鮮日本人女性の事など…(3分割中の2)』
    ※拉致被害者に認定された生島孝子さんの話を聞いて思う事

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☆その謎の元日本人女性の思い出から蘇った、妙香山ホテルでの事など

【まえがき】
※既に10月4日の記事をお読みの方は、【本文】からお読みください。

 昨夜7時のTBS「報道特集」で、北鮮拉致被害者に認定された生島孝子さんの
話を聴き、私自身が1991年の夏に訪れた平壌高麗ホテルで出会った一人の日本
人女性の事が、又々もしやと気になり出しました。

 この旅の事は《荒海の思い出「悲喜交々北鮮紀行」※2003(H15).2.11日記抜粋》
として、既に左欄の「フリーページ」にも旅行記の一部を思いつくまま紹介して
あるので、お読みの方もあろうかと思います。

 で、この事も或いは既に書いたかもとザッと読み直してみたのですが、どうも
書き漏らしたようなので、この記事が関係者の目に触れる事もあろうかと、私の
妄想かも知れないが、念のためアノ旅の事を又少し書き足して掲出
することに決めました。

 例によって、埋め草を兼ねた思いつくままの細切れ乱文でともなりましょうが、
何卒ご容赦の程を…。

        ☆          ☆         ☆      

♯5.瀟洒な妙香山ホテルと、餡饅とタオルの思い出    

 ともあれ滞在中に顔を見せた元日本人は、この女性を別にすれば今回の訪朝団参加
の一高齢女性の妹さんのみ。
 (1)の朝鮮人妻として夫と帰国船で渡った女性で、幸いにも住所が判っていて予め
再会の連絡を取り合っていたのだそうだ。

 その妹さんは、数人いる子供の中の末っ子らしい一人だけを連れ会いに来たので、
持参した土産物の他に、自分が旅行中に食べようと持参した駄菓子をソノ子に食べな
さいと出したら、来れなかった兄さん姉さんが可愛そうだから貰って帰ると手を付け
なかったと話し、可哀そうで可哀そうでと涙を流していた。

 で翌朝、夜汽車で着いた妙香山のホテルでの朝食の際、7~8人着席の大テーブル
に一皿づつ、見るからに美味しそうな大きな餡饅が山に盛られて出された。しかし、
他にも色々沢山の料理が出されたし、皆ダイエットを考えてか半分以上は手付かずの
侭で残った。

 すると、「これをソッと持ち帰り、明日またピョンヤンのホテルへ来る筈の甥っ子
に渡したいのだけど、構わないかしら…」と隣に座った例のオバちゃんに相談された。

 それで同席の人達がクスネタと思われ嫌がる事も考えられた為、「もし万一ホテル
側に咎められてもいけないから、私が上手く言って出来れば買うか貰うかしてあげま
しょう」と待たせて、近くに居たウエーターを呼んだ。

「実は、この饅頭が大変気に入った。
 残りを仲間との夜食用に売ってくれないかなぁ。
 そして、もし出来れば計十個包んで夕方当地の観光を終え駅に向かうまで
 冷凍しておいて渡して貰えたら尚嬉しいんだが…」。
こう、通訳を介して持ちかけた。

 すると、「支配人に相談してまいります」と戻っていったウエーターは、暫くして
不足分も足しまった山盛りの饅頭を大皿に盛りやってきて言った。
「お気に召して幸いですと支配人が申しております。お申し付けどおり冷凍保存して
 お帰りの際にお渡しします。どうぞお持ち帰りください。お代の心配は無用です」。
そう笑顔で品物の数を私に確認させると、厨房へ戻って行った。

 こんな風にして同地の見事な名所名刹絶景を巡り昼下がりに帰宿。各自一室を与え
られ汗を流し夕方まで一休みさせてもらい、実に清清しい気分で帰途に就く。

 最寄駅まで向かう為、この緑の木立に囲まれたピラミッド型の瀟洒な妙香山ホテル
のロビーに集まっていたら、例のウエーターが近付いてきて、「お客様、コレコレ」
と、例の冷凍保存しておいてくれた支配人の粋な計らいの饅頭十個を忘れずに渡して
くれた。その親切そうな良き笑顔が今も忘れられない。

 ところが、この5台ほどのバスが列を成して出発しようとした間際になって、何と
休憩させてもらった部屋のタオルが一枚紛失したと言って一揉め。
 結局、同行者の誰かが手土産気分か車中の汗拭きにと思って無断で持ち帰ったもの
のようだったが、今さっき貰ったばかりの饅頭のことを思い、妙にコソコソしないで
ザックバランに相談して本当に良かったと思わずにはいられなかった。

 尤も、あの饅頭、アノ後で例のオバちゃんに渡してやったものの、その割にアリガ
トウでも良かったでもなく、まして甥が喜んでいましたでもなかった。

 交渉の首尾は兎も角、私がオバちゃんの言う事に唯単に相槌を打ってコソコソ持ち
帰らせて欲しかったのかとも思ったが、案外それどころか、「大事(オオゴト)にして
しまって…。お節介無用」と、逆に恨まれたのかと今になっても思う。

 歳を重ねてか、他人の親切もマトモに受け取れなくなる人も多い。それどころかソノ
無礼さに気付かず、妙に逆恨みをされ、図々しいのか鈍感なのか何とも理解に苦しみ
たくなった女性も、この親北朝鮮団体主体のツアーでは特に多く出会った。

 それが、どんなに隣人から温情を受けても、アリガトウでもなく、唯々わが身や身内
の不幸を嘆くばかりで、過去の諍いや禍の原因を全て他に転嫁しようとする何処かの国
の指導者達にも似ていると思えて、何か心中苦笑させられた。

 まあソウは言っても、何処の国においてもコレは同じ事が言えるかも知れない。 
 だって、これまで七十四年余も人間をやってきて、先生と言われる人々の中で、今も
心から「先生」と呼んで尊敬できる人となると、本当に五本の指で数え上げられるほど
しか居なかったものナァ。
 その点、特に大した功績を残さんでも、人間として自ずから敬愛したくなる人の数の
何と多い事か…。そう思う私だ。

        ☆          ☆         ☆      

【あとがき】

 以上が、この10月3日の夜7時のTBS「報道特集」の主題「北鮮拉致被害者に
新たに認定された生島孝子さんの話を視聴し、思いつくまま書きなぐった古く異色な
北朝鮮旅行の思い出雑記だ。

 ともあれ、あくまでここに書きだした事は、私という一旅行者が、十数年前の旅を
今、新たな拉致被害者の情報をテレビで見て触発されての思いだ。

 従って、それが仮に私の妄想だったとしても、平にご容赦の程を…。

 唯、それが全く根拠のない妄想ではない証拠に、出来れば問題の私が撮影したソノ
場面を此処に掲げられたらと思う。

 一寸した横顔だけのビデオ画面だけに、真偽を見分ける資料としては役だたないか
ものと思うが、万一そのビデオ自体を見てみたいなどと思われる方が居られたなら、
その旨をカキコ戴けたらと思う。

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最終更新日  2004年10月06日 00時02分12秒
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