2022年07月16日
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カテゴリ: 書評
生活基盤確保はどうなって? 食糧基地北海道の役割と現実220716

 22年7月16日、道内で配布される『北海道新聞』(夕刊 一面)に「輸入依存の限界」とするコラムがあった。
 沢田信孝記者の「今日の話題」欄への投稿で、説得力がある。抄出してみよう。

 「エネルギー資源や食料を輸入に大きく頼る日本」。その通りと考える。
 「この経済構造のもろさは、長年にわたって指摘されてきたにもかかわらず、一向に改善されていない」と、展開する。

 そして「天然ガス、石油、石炭、穀物などの価格高騰」と当面する深刻な現状を紹介。その要因を。
 1)ウクライナにロシアが侵攻、
 2)輸入コストを押し上げる円安、
 3)新型コロナ感染症、地球温暖化など「輸入環境を激変させる世界規模のリスク」。

 ここまでメモしたところで、ふと思いついた。本邦の  「食料自給率、長期推移、グラフ」と検索。
 農林水産省の統計をもとに北海道庁が作成したと目されるグラフをヒットした。そこのデータを読み取って、作ってみたのが添付の図版。


 再度、沢田信孝記者筆「輸入依存の限界 今日の話題」欄の記載を追ってみよう。
 4)各分野の自給率をあげる、
 5)日本の食料基地+風力など再生エネルギーの発電立地、
 6)北海道の役割がカギを握る。
 最後に「道内状況をウオッチするとともに、自給率向上の動きにも注目したい。

 グラフによれば、国内の自給率は1965年=昭和40年当時でカロリーベースで73%。
 1980年=53%で2000年には40%になった。この間に円高がすすんだ。
 円高の効果で、7)石炭から石油への転換に薄謝がかかり、
 8)木材は輸入外材に転じて林業が壊滅、
 9)輸入食料が増加し、特に海外乳製品・牛肉は昭和60年を画期に「国際化対応要請期」を迎えたのだ。

 試される北海道への期待と現実 「今日の話題 輸入依存の限界」220716
 食料基地や自然再生エネルギー供給地に、首都圏並の人口密度の高さを期待されても、無理というモノ。
 往時、石炭と木材を運送するために敷設した鉄道。最近はヒトがのらないから駅、路線を廃止といわれても。
 見えてくる図式は、「(北海道が)本州経済の補完地」たるの側面。「補完地」といいえば聞こえはソフトだが、「内国植民地」の意味ではないのか。いかがであろうか。





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最終更新日  2022年07月19日 10時02分04秒コメント(0) | コメントを書く


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