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学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題で、愛媛県が21日、2015年4月2日に首相官邸で行われた柳瀬唯夫・元首相秘書官と同県職員らの面会に関連する新たな記録文書を参院予算委員会に提出したことがわかった。すでに判明している文書とは別に、県が庁内を再調査した結果、見つかったものが含まれているという。
愛媛県などによると、県職員は同県今治市職員や加計学園幹部とともに15年4月2日、首相官邸を訪問し、柳瀬氏と面会。その内容を記録した愛媛県の文書が存在していることが今年4月に明らかになった。この文書には、柳瀬氏が「本件は、首相案件」などと述べ、国家戦略特区での獣医学部新設の申請を助言する内容も語った、などと記されている。
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加計学園の問題で新たな文書が出てきた。愛媛県が提出した資料で、なかなか安倍総理にとっては厳しい内容のようだ。
愛媛県が参院予算委員会に提出した文書は、A4判で計27枚。また生々しい名刺のコピーがついている。
なぜ愛媛県がこのような資料を提出したかは、元はと言えば柳瀬元総理大臣秘書官の答弁にある。柳瀬氏が2015年4月2日に、官邸で学園側と面会したことは認めたが、その時に愛媛県や今治市の職員とどんな面会をしたのかについて、「10人近くの随行者の中にいたのかもしれない」と非常に曖昧な発言をしている。それで愛媛県の知事が怒って会見をした。「職員は子供の使いじゃない」と柳瀬氏からもらった名刺を公表している。
その後、参考人質疑を行った参議院 予算委員会は、県に対して面会の内容や経緯が把握できる文書を提出しろと求めていた。それにともない愛媛県は当時の資料をいろいろ調べて、新たに見つかった文書を提出したということになる。
ですから、文書の中身は嘘を書く必然性のないものである。当時書かれたものであることと、名刺がついていること、おまけに「旅行命令簿」という県職員が県外に出る時に作成した資料もついており、非常にリアリティーのある文書といえるのではないか。
加計学園の加計孝太郎理事長が2015年2月25日に安倍総理と15分程度面談をしていると記載されている。
今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指す」という説明をしている。
これに対して安倍総理が「 そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と応じたということが記載されている。
これはとても大きな話である。
さらにその翌月となる2015年3月、学園と今治市が協議した結果の報告として、「 加計理事長と安倍総理の面談を受けて柳瀬氏から資料を提出するよう指示があった」としている。
もう1つ国会答弁と食い違う点として、
4月2日に総理官邸で面会した際、柳瀬氏が「本件は、首相案件となっており」と語ったという内容で、柳瀬氏は「私はふだんから首相という言葉は使わない」などと釈明していたが、今回の文書で柳瀬氏の発言として「獣医学部新設の話は総理案件になっている」という文言もあった。首相案件という言葉も使っていて、総理案件という言葉も使っていることが文書には記載されている。
安倍総理は加計学園の獣医学部新設の計画をいつ知ったかについて、はじめて知ったのは学園が国家戦略特区の事業者に選定されたときで、去年1月20日と国会で繰り返し説明している。理事長が安倍総理と面談して説明したのは2015年2月25日と文書に記されてるので、明らかに総理の答弁は嘘であることがわかる。
それから、去年の衆議院予算委員会で安倍総理は「時代のニーズに合わせて新しい学部や学科の新設に挑戦していきたい」という趣旨の話は聞いたことがあるものの、「獣医学部をつくりたい、さらには今治市にといった話は一切ございません」と述べていた。しかし、理事長は、「今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指す」と説明しており、そこで安倍総理は「いいね」と言っているわけで、この文書からすると安倍総理は嘘を言っていることになる。
3つ目な、今月14日の衆参両院予算委員会で柳瀬氏が、獣医学部新設をめぐり3年前に学園側と3回面会していることを問われると、安倍総理は柳瀬氏から報告は受けていないと言っている。ところが今回の文書を見ると、理事長と安倍総理の面談を受けて柳瀬氏から資料を提出するよう指示があったという表現があった。もしこの文書がつながっているとするならば、面談を受けて柳瀬氏が指示を受けない限り、逆に更に指示は出せないからこれも嘘となる可能性が高いということだ。
これらの点については、国会で安倍総理は説明する責任が出てきた。
しかも、加計学園の理事長とはゴルフなどしており、国家公務員倫理規定違反になる可能性がある。
これは誰がおごったかどうかではなく、そもそも利害関係者と共に遊戯又はゴルフをすることは禁止されているわけですから、ゴルフそのものをしたこと自体が倫理規定違反になる。そうすると、その面でも調べなければいけないということになる。
ある程度、行き着くところへ行き着いたと思われるが、権力者というのはそれでも逃げ切ろうとするようだ。
これだけ具体的に出てきてしまうと、なかなか言い逃れるするのは難しいと思うが、語ろうとはしない。
完全に国民も舐められたもので、いったいどういうことなのか疑問に思うばかりだ。
早速、加計学園の方は理事長が「2015年2月に総理とお会いしたことはございません」と言っているし、安倍総理にいたっても「加計氏と会っていない」と改めて言っている。また、柳瀬氏は相変わらず記憶障害を演じているのか「首相の面会、聞いた覚えもない」ということだ。
・愛媛県文書に野党「首相のうそ 二乗三乗」 内閣総辞職求める声も - 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201805/CK2018052202000128.html
・「安倍首相が『獣医大学はいいね』」愛媛県新文書に記録 - 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASL5P62L5L5PUTIL061.html
・「総理をかばう柳瀬さんは“気の毒“」 前川喜平さんに、じっくり聞いた加計問題 - ハフィントンポスト
https://www.huffingtonpost.jp/2018/05/20/maekawa-kihei-interview_a_23437504/
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