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今月6日未明の北海道地震発生後、道内全域が停電(ブラックアウト)するまでの間、電力需要が急激に高まっていたことが判明した。主力の火力発電所の停止で供給が大幅に落ち込むだけでなく、需要も急増したことで、強制的な停電などで需給バランスを取ることが困難になり、ブラックアウトを引き起こした可能性がある。
・・・

この間の北海道胆振東部地震で北海道全域にわたって停電が広がるというショッキングが出来事があった。
苫東厚真発電所は北海道の電力需要の半分を担っていたこともあり、これが止まってしまったことは大きな痛手だった。ただ、それだけでなぜブラックアウトしてしまったのかということになる。
そこで、いくつかの新たな事実が見えてきたようだ。
北海道電力は苫東厚真発電所が自動停止して半分の電源が失われたことから、電力供給を強制的に止めて需要を抑える負荷遮断を行った。これはある地域についての電力供給を止めないといっぺんにベラックアウトしてしまう危険性が出てきたわけだ。これで本来はブラックアウトしないで済んだはずだったが、結果的にブラックアウトになってしまった。
これについて北海道電力は次のように説明している。
負荷遮断で一時は需給のバランスが取れた、つまりブラックアウトの危機は脱した、ところが、地震で目を覚ました住民が状況を確認しようと一斉に照明やテレビをつけるなど、電力需要が急に伸びたのでまた需給のバランスが崩れてブラックアウトに陥ってしまったと、まるで住民たちが悪いかのような言い方をしている。
ただ、検証が必要なのは一時的に一部地域の電力供給を強制的に止める負荷遮断が十分だったのかどうかということだ。
実際に、2011年3月の東日本大震災のときには、東電は負荷遮断をして広い地域を一時強制遮断している。その結果としてブラックアウトを逃れている。一部の地域は電力を止めるけれど、全体には及ばないように努力したということになる。今回その努力が十分だったのかについての検証はこれから必要になる。
大地震が起きたときに住民は情報を得るために電力を使うのは当たり前のことだ。まずは、何が起きているのかテレビを付けますし、照明を付けなければ何もできないわけでそれは想定できたはずだ。どこまで一気に電力が使われるかという許容量を考えるかということについて、北海道電力はやや甘かったのではという疑問も残る。
はじめてのことで難しかったのかもしれないが、まるで電力を使った住民たちが悪いかのような言われ方をするのはいかがなものか。
・北海道地震 発生1週間 応援送電、需給一時平衡 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180913/k00/00m/040/147000c
・「ブラックアウト」はなぜ起きた 北海道以外は大丈夫? - 産経ニュース
https://www.sankei.com/economy/news/180913/ecn1809130031-n1.html
・苫東厚真1号機が再稼働 北海道電、節電の要請を解除 - 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASL9M35BLL9MIIPE00B.html
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