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今日のテーマは、「南極と電気」です。 昭和基地の電気は燃料や水と同じく非常に大事です。電気は2台のディーゼル発電機で作られています。1台の発電機で家庭80戸分の電気を作っています。 基地内には200台ものパソコンがあるそうです。使いすぎてしまいますと停電になってしまいます。大事な観測や生活にも支障がありますから止めるわけにはいきません。 発電機を保守する機械担当の隊員は、メンテナンスがお仕事です。昭和基地には、文明社会と同じ様に発電所、上下水道局、石油業者、清掃局などの生活にかかせない仕事があります。 電気を大切にしよう!PENペンギンの石けんです!
Nov 30, 2005
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今日のテーマは、「南極と郵便局」です。 南極昭和基地の郵便局は、れっきとした日本国の無集配普通局の郵便局です。東京駅の前にある中央郵便局から辞令をもらって郵便局長となります。 無集配ですから、郵便は集めたり配ったりしませんが、記念押印(消印)を押すため、通常の黒活印と赤いゴム印の風景印と2種類を用意しています。 南極観測船の「しらせ」にも同様に郵便局があり、消印を持っています。切手を売るときは、現金で清算するため、昭和基地では、郵便局で唯一お金を必要とします。 ちなみに、郵便貯金と保険は取り扱っていません。(笑)PENペンギンライター集めてみました。
Nov 29, 2005
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今日の話題は、「南極と太陽」です。 南極で見る太陽はさまざまな変化をあらわしてくれます。それらの変化の中には次のような現象として私達隊員を驚かせてくれます。それらは、沈まぬ太陽、転がる太陽、グリーンフラッシュ、太陽の変形としてあらわれます。 沈まぬ太陽、転がる太陽は、白夜や極夜の時に見ることができます。沈まぬ太陽は白夜の時に字のごとく、太陽高度が一番下がっても地平線より下にならない状態を言います。転がる太陽は極夜があけ太陽が出始めたころ、地平線をはうように、または、転がるように見えることからそう呼ばれています。写真機を太陽に向け30分毎ぐらいに多重露光するとそれらの太陽を写真で見ることができます。 グリーンフラッシュは空気の屈折で起こる現象です。南極では、上空より地表の気温が低く空気の逆転層がしばしばできます。太陽光はこの空気の逆転層を通ってくるとき屈折します。そして、わずかな時間だけ太陽が緑色に見えることがあります。 太陽の変形は、縦方向につぶれたり、横方向につぶれて見えることがあります。気温が-30度を超えるような快晴の朝には、ダイヤモンドダスト(ごく小さな氷の結晶の降水)が起こります。昭和基地北東の南極大陸から出た太陽は、縦方向につぶれた(上下に長くなった)状態で見えることがあります。 また、夕日が水平線に沈むころ太陽が横方向につぶれて(横に引き伸ばされた状態)、いつまでも水平線付近に残って見えることがあります。いずれも空気のいたずらによるものです。PEN
Nov 28, 2005
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今日のテーマは、「南極と歯みがき」です。 南極観測隊員は、出発する前に歯医者さんで歯のチェックを受けます。万が一のために歯形を採ることと、越冬中に歯が痛むと困るからです。実は、お医者様は2人行くのですが歯医者さんではではないので、できれば治療されたくないというのが本音です。 国内で治療し、それでもまだ歯の具合の悪い人は南極観測船の中の歯医者さんに見てもらいます。観測船には、歯医者さんが乗っているのでちょっと安心です。それでも越冬は1年以上あるわけですから、歯が痛くなる人はでてきます。また、寒さのため歯ぐきがちじんで痛むこともあるようです。 昭和基地での歯みがきは、毎日きちんとします。ですが、水は貴重なのでコップいっぱいで口をすすぐ習慣ができます。内陸旅行にいたっては、もっと水は貴重なため、歯磨き粉はいっさい使いません。隊員は暇があると歯ブラシで「歯をごしごし」しています。PEN
Nov 27, 2005
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今日の話題は、「南極大学」です。 南極昭和基地では毎年観測隊が変わっても「南極大学」が開催されます。南極大学は、一般的な大学ではなく観測隊員の職務を他の隊員に知ってもらおうというのが趣旨です。大学には、学長が選出され入学式に始まり、毎週一回程のペースで開催されます。終了時には、学長より卒業証明書が発行され閉校されます。 大学では、隊員毎に教壇に立ち、講義をします。隊員には、大学の教授、学生もいますが研究所や気象台の職員、民間の方もいますで、発表する内容は自由になっています。 よって、大学の講義内容には職務にかかわらず趣味も講義内容になります。得意な分野なら何でもいいわけです。海洋生物の話、趣味のギター、医者の学会発表などユニークな内容があります。今では、講義もパソコンを使って本格的になっています。ですから準備も大変で国内から情報を入手して発表しているそうです。 南極大学は、第11次隊頃から始まっています。南極観測初期の頃は娯楽が少なく南極大学は、コミュニケーションの一環として始まったようです。今は、ビデオやビリヤード等もありますので大学は伝統としてその意義が変わってきています。PEN
Nov 26, 2005
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今日の話題は、「南極と本」です。 南極昭和基地には、初期から観測隊員が持ってきた本がまとめて置いてあります。図書館とは言えませんが、漫画、雑誌、単行本、学術書等がたくさんあります。 最初に読まれるのは、漫画です。連載のコミックがそろっており、読みがいがあります。部屋に持っていった人がいて途中の号を探すのにちょっぴり苦労します。漫画三国志は、なかなか良かったな! その次に良く読まれるのは雑誌です。当然1年以上たっていますが、なつかしい雑誌もあります。今は無人のみずほ基地に雑誌がありまったく紙の質が変化しておらず感動しました。付録の山口百恵の写真が妙に新鮮でした。 そして単行本、SFからミステリー、さまざまな本があります。観測隊員の趣味が伺えます。私は、石川達三にはまっていました。ちょっと古いかな…。好きな本を読み尽くすとしょうがなく難しい本へと移っていきます。論文読んでいる人はかなり少数派かと思います。 そうして越冬が終わる頃、次の観測隊が雑誌や漫画を沢山持ってきてくれるので、毎夜、雑誌三昧にもどります。PEN
Nov 25, 2005
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今日の話題は、「南極と星」です。 南極は、空気中の水蒸気が凍って湿度が低くなります。湿度が低いということは、空気が澄んでいますので、遠くまで良く見えるということになります。蜃気楼や太陽の変形などの空気のいたずらもありますが、基本的には、月や星もとても良く見えます。話はずれますが、乾燥しているので静電気が増えて建物や観測機に触ると「ビリッ」ときてしまいます。 静電気に悩まされながらも、星はとてもきれいでこころがあらわれます。満天には天の川(ミルキーウェイまたは銀河とも言う)が本当に川のように見えます。これでは、おりひめもひこぼしも川を渡れません。南十字星もはっきり見えます。こういった、すばらしい星空にオーロラがかかると何ともいえない神秘な世界になります。天の川とオーロラの交差する姿は、極地で無ければ味わえないかもしれません。 星は星でも、人口衛星の方も極地ですと極軌道衛星がひんぱんに通過しますので、人口衛星が星のように光って移動する姿も良く見えます。また、流れ星も良く見えます。越冬中、流れ星が出るたびにずいぶん願い事をしましたが、南極に置き忘れてきたような気がします(笑)。PEN
Nov 24, 2005
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今日の話題は、「南極と殺人事件」です。 今日ちょっと嗜好を変えてSFっぽいお話でです。もし、船の上で殺人事件がおこったら船長に容疑者を拘束することができます。これが南極であったら誰が捕まえるのでしょうか?日本の基地ではどうなるのでしょうか?外国の基地ではどうするのでしょうか? 南極はどの国にも属していません、いわば船の上と同じ様な扱いです。この話題は昭和基地で越冬中に結構盛り上がった事があります。 日本の昭和基地の場合、観測隊長は隊のまとめ役であって船の船長とは違い、法律で明確に犯罪者の取り扱いを決めていません。殺人事件があったら取り押さえてどこかにれるのでしょうか?それは誰に警察権がるのでしょうか?海上保安官が越冬する場合もありますのでその人が日本国の法律で容疑者を拘束するのでしょうか? 外国の基地はどうしているのでしょうか?アメリカの様に軍隊で行っている国は軍の取り決めに従って処置できるのでしょうか?私は、法理がわかりませんのでどなたか明確に示していただけると今までの疑問がスッキリするのですが…。書き込みお待ちしています。PEN
Nov 23, 2005
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今日の話題は、「南極とインスタントラーメン」です。 皆さんご存じですか?インスタントラーメンは、南極観測隊のために作られてと言っても過言ではありません。1959年(私の生まれた年)に南極観測隊の保存用の食料として開発されました。 南極観測隊でそのおいしさや保存能力が確認され、世の中に広まったのです。逆に言えば南極観測隊員は実験台だったのかもしれませんが、お湯を沸かせれば何処でも食べられるんですから便利ですよね! 内陸旅行の時にこの大事なインスタントラーメンを忘れた我が調査隊は、毎回食事を作るのが大変でした…。マヨネーズを内陸に持ち込んだ人がいますが、凍ると油と卵が分離するので毎日、はなみはなさず抱いて寝たそうです(話が横道にそれました)。 南極での食料の保存という観点で言いますと、南極は、自然の冷蔵庫です。食パンを外に1年間デポ(置いておくこと)しても、解凍して焼けば全く味は変わっていません。逆に缶ビールは、凍らせるとはれつしますし、6ヶ月もたつと「おり」がたまって美味しくありません。 20年前に越冬したとき、インスタントカップ焼きそばの数が少なくて、すごく食べたい衝動にかられました!「酒」の話で取り上げましたが、無いものは希少価値があって値段ではありません!食べたいものは食べたい!こんな話を書いているとお昼は無性にインスタントラーメンが食べたくなりますね!PEN
Nov 22, 2005
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今日の話題は、「南極と魚釣り」です。 南極には意外と知られてませんが海洋資源がたくさんあります。すなわちお魚がたくさんいると言うことです。 魚には、氷魚(通称昭和ギス、または、だぼハゼという)、ライギョダマシ(全長131cm、体重26kgの大きな魚を33次隊で採取)等が見られます。 魚以外の海洋生物は、オキアミ、ウニやひもむし、ヒトデも沢山います。 さて、魚釣りのお話に移ります。私たち観測隊員は、娯楽の一環として魚釣りをします。海氷の上に行って10 cmの穴をあけて針に牛肉をつけて糸を垂らします。 そうするとすぐにコチに似た「だぼハゼ」がつれます。調子がいいと1つの穴で数匹つれます。しばらくするとつれなくなるので穴を変えます。そうするとまたつれます。 釣れたお魚は、その場ではい!冷凍です。そして、昭和基地に戻ってだぼハゼは、刺身にしたり天ぷらにします。特に天ぷらは最高です!お酒のつまと話題にと釣りの娯楽は、隊員達をなごませてくれます。PEN
Nov 20, 2005
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今日のテーマは、「南極と領土権」です。 南極は、南極条約の規定により何処の国にも属していません。ただし、南極観測を行っている国々は領土権の主張はしています。 南極点を中心にピザを切るように経度に線を入れて南極条約が切れたら「ここが私の国です」と言っています。基地を持つのもその既成事実を作るためです。 南極にはすでに鉱物がたくさんあることがわかっていて、資源を確保しようとしているわけです。 また、海洋資源が非常に多く食料としてオキアミを採取することも可能です。 ただし、今のところ南極が南半球の離れたところにあると言うことから輸送コストがかかるため、現実には資源をとって使うことはできません。 南極の氷は売っているみたいですけどね…。PEN
Nov 19, 2005
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今日のテーマは、「南極と旅行」です。 南極大陸の内陸部約1000 kmの地点に「ドームふじ」という名の標高約3800 mの高地があります。そこまで行き基盤地形を探査する観測(旅行)がありました。 旅行途中、みずほ基地を過ぎたあたりから高さ約 1 mを超すサッスルギ(雪の吹き溜まり)に遭いながらも雪上車で乗り越え、約一ヶ月を要してやっとたどりつきました。 3800 mの標高にもなると昭和基地でさえ気圧950hPaであるのに対して、ドームではその約2/3分ぐらいの気圧になってしまいます。 ゆっくり雪上車で上っていくので高山病までにはならなかったが、燃料のドラム缶起こしをしようとすると息絶え絶えになってしまいました。 「ドームふじ」では、最高約-64度まで外気温が下がった。その時は朝方であり雪上車内で寝ていたので寒さは良くわかりませんでした。 通常、外で作業をする場合の体感的な寒さの限界は、-30度が境のような気がします。その温度を越えてしまうと、仕事をする気になりません。ましてや、風が吹くとその分、体感気温が下がるので外での作業はしにくくなります。PEN
Nov 18, 2005
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今日のテーマは、「南極と病院」です。 昭和基地には、「オングル中央病院」があります。オングルとは、昭和基地のある島の名前です。お医者さんは、内科と外科の先生が2名越冬します。 越冬隊員は健康診断をパスした人ですから大病はあまりありませんが、けががたまにあります。病院の施設として、ベットがあるわけではありませんので、名前からすると病院ではなく診療所程度です。 しかしながら、もし、急性の盲腸で手術が必要となった場合は手術室があり、外科の先生が内科の先生と協力しあって手術することになります。看護士は、いませんので救急訓練を受けた海上保安官がサポートする隊もあると思います。 けがの治療の他にも、健康診断や越冬隊員の心拍数や尿の総量を24時間計測し、極地での人間の生理学統計を取ったりもします。 追伸:南極越冬隊のお医者さんは、ないしょですが、一風変わったお方が多いんですよ…。PEN
Nov 17, 2005
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今日のテーマは、「南極とトイレ」です。 汚い話になって恐縮ですが、南極生活は仕事の他に生活環境をも維持して行かなくてはならなりません。水、電気、燃料、暖房、ごみ、汚水の維持管理は、重要な問題です。とくに、排泄に関しては、毎日のものだけに気をつければなりません。 小は、外のドラム缶(ションドラ)の中にするようにしています(汚水槽がすぐいっぱいになってしまうからである。)。ときどきアサガオからドラム缶までのパイプが凍ってしまうこともある(現在、ションドラは使用していないそうである)。 昭和基地のトイレ(大)は、循環式であるのでポリシンという薬を混ぜて使っている(現在は水洗のようです)。これがまた臭い。しかし、便座にはウォシュレットも使っており快適である。3人に1人の「痔ぬしさん」(寒いので…)には、好都合である。 さて、数カ月に一回この汚水槽をきれいにしなくてはならない。これを昭和基地では、代々新潟の方言らしいのですが”アッパーカマシ”と呼んでいる。 「今日は、アッパーカマシやるぞ!」と機械隊員が数カ月に一回、力を込めて私たちに宣言します(これが出来ないと一人前の観測隊員とは言えないそうです)。PEN
Nov 16, 2005
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今日のテーマは、「南極観測船」です。 南極観測船(砕氷艦)「しらせ」は、ご存じであろうか。歴代の船は、「宗谷」、「ふじ」、「しらせ」です。「ふじ」の時代から、観測船は、自衛隊が運行しています。そのためか南極観測船は砕氷艦と呼ぶことが多いのです。観測隊は、観測船と呼んだりもしています。 晴海埠頭から南極まで、この船で片道1ヶ月もの日数がかかります。ですから、退屈このうえないのです。でも、赤道を越える時には、赤道祭なるお祭りがあり、我々も参加することとなっていて、出し物の準備をしなければなりません。最近では、準備のため、日本にいる間に練習はもとより、祭の道具などの準備に余念がない。 また、オーストラリアの西海岸フリーマントル港に入港する前日は、「しらせ」が通関のため沖伯になるので、その日の夕方には、釣り大会が開かれる。釣った獲物(30cm位のキスが沢山釣れます)はとうぜん夜の宴会のネタとなるのは、言うまでもない。 現在は、オーストラリアのパース(フリーマントル港の近く)まで飛行機で行くのでこういった楽しみは、無くなってしまいました。残念!PEN
Nov 15, 2005
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今日の話題は、「南極と北極」です。 南極と北極は、極点付近が海か陸かの違いがあります。この違いは大きく、水と地面の温度は、水では暖めやすく冷めやすい、地面では温めにくく冷めにくいことにあります。すなわち、南極大陸の様に地面の上に雪が積もって氷になった所はなかなかその氷が解けないということになります。南極の氷は100万年以上経っていると言われています。いっぽうの北極では、海水の上にある氷は解けやすく1年でなくなってしまう可能性があります。 元々は南極点には大陸は無く大きな大陸の一部が南極大陸になったと考えられています。よって、ペンギンなどの一部の動物は南極大陸に取り残された結果、今の様な寒さに対応できる形になり残ったと考えられます。ペンギンは鳥なのに海のほうが得意なのは不思議ではありませんか? 南極と北極の共通点もあります。それは、オーロラです。オーロラは、地球磁場の緯度経度で南北で同じ地点にあれば、同じ形のオーロラが見えます。この地点を共役点といいます。そのため、最近、地球物理を研究している学者は、両極でオーロラ観測を行っています。 南極と北極は、違いもありますが共通するところもあります。ちなみに南極のほうが寒いのですが、北極近くのグリーンランドには、南極と同様に氷が大きく積もった氷床があります。同時に南北極で同じオーロラが見えるといいましたが、夏冬が逆となっておりますので肉眼で同時に確認する時期は限られていますのであしからず。●日記の話題募集中!!日記の話題や質問がありましたら掲示板、日記に記載してください!PEN
Nov 13, 2005
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今日のテーマは、「南極の氷」です。 南極の氷は、氷山の形で想像される方が多いと思います。氷山は、南極海の周辺で見かけられます。中には四国ぐらいの大きさの巨大な氷山が人工衛星で確認されています。 南極の氷の元は、何万年も何十万年も南極大陸に降り積もった雪です。この雪が自らの重さで固まって氷の状態になったのです。よって、氷自体は淡水でできていて塩からくはありません。ただし、昭和基地の様に沢山飲む場合は脱塩が必要です。 大陸にの内陸部で凍った、氷は何万年も経て氷河となり大陸の端まで来て氷山として海の上を漂います。20年前に越冬したときは70mもの高さの煙突形氷山が昭和基地の近くに座礁し1年間その姿を見せておりました。とても雄大でした。 南極の氷は、今では販売している会社もあります。ウィスキーのオンザロックにしますと何万年もの前の空気の気泡がサイダーのように「シュー」と音をたててはじけ飛びます。ロマンティックですね!PEN南極の氷から漏れる光・・・ 氷のブロックランプ『フロスティ』
Nov 8, 2005
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今日のテーマは、「南極とのりもの」です。 南極観測隊はさまざまな「のりもの」を利用して活動しています。一番良く知られているのは、雪上車かと思います。南極観測の初期のころは南極物語で有名な「犬ぞり」も使っていました。雪上車は、犬ぞりと同時に使われていましたが当初は本当に寒い極地で動作するか保証がなかったため「犬ぞり」を併用したわけです。 雪上車には、内陸調査用SM100型、SM50型、沿岸調査用、SM40型、海に沈まない浮上車SM20型があります。沿岸調査の際や大陸にあがるまでに海氷を雪上車で走るので、海氷が解けて来る夏のころに安全をはかって浮上車を使います。 あまり知られていませんが他の海氷上を走る車には、ホバークラフトもありました。しかし、速度が速くて海にも沈まなく良いのですが、整備が大変なので今は使っていません。スノーモービルは小回りがきいていて整備も簡単なので多用されています。 陸の上では、大小トラック、小型のバギー車、ブルトーザー、ショベルカーが使われます。自転車に乗る人もいます。飛行機は、ピラタスポーターとセスナがあります。時にはヘリコプターを持ち込み沿岸調査もします。南極観測船には、輸送用ヘリコプターが搭載されていますので観測船から基地にはこれを使います。南極観測船といえば現在は「しらせ」です。PEN
Nov 7, 2005
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今日のテーマは、「南極とチョコレート」です。 南極とチョコレートにどう関係があるとお思いですか?山登りなどをされている方は、非常食として良くチョコレートを携帯して、遭難したときなどに食る様にします。南極観測隊の場合もそれとほぼ同じで「行動食」と言って甘いものを南極大陸への旅行の時などに持っていきます。 昭和基地以外での活動は危険ですので、単独行動は禁止されていますからチョコを携帯することも最近ではあまり行われなくなってきました。旅行の他にメインの居住区以外に居てブリザードで外出ができなくなった時のため、非常食として、缶詰やインスタントラーメン、菓子が用意されています。 時折、非常食は、お腹が減ると少し食べてしまったりします(笑)。それと同様に寒いところでは甘いものが自然と欲しくなりますのでチョコを含むお菓子は観測隊の中では人気です。 乾燥フルーツや桃の缶詰等も美味しく感じます。私が好きなだけかもしれませんが、念のため。ちなみに暖かい昭和基地の中にいる隊員は、食事も沢山食べる事に加え、甘い菓子を食べてしまいますので、日本にいるより太ってしまいます。PEN
Nov 6, 2005
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今日のテーマは、「南極とお金」です。Q:3食の食事は基本的には、ただで、ソフトクリームとかビール代は、個人で購入するので料金がかかるのではないか思うのですが、越冬中の基地内の貨幣はどうしているのでしょうか?A:良い質問ですね!!お金は、基本的には使いません。昭和基地内で使うことがあるのは、郵便局で切手を買うときだけです。その他、衛星回線を使った個人の電話、FAX、電子メールは、クレジット等で対応しています。 食料代は南極手当の中から引かれていて食べ放題、飲み放題状態です(ちょっとおおげさ)。それでもお酒だけは、個人でも沢山持っていきます。昭和基地では、高い物でも沢山あれば価値はありません。 お酒で言うと、沖縄の泡盛などの焼酎等珍しい物が重宝がられます(先日も書きました)。昔、カップ焼きそばがあまりなくて、それを持っている人が密かに食べているのを横目でうらやましく思ったこともありましたっけ…。無い物は、食べたくなりますよね!! 内陸旅行中タバコが切れてしまって、しょうがないので紅茶の葉っぱを紙巻きタバコにして吸ったというお医者様がいました。PEN
Nov 5, 2005
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今日のテーマは、「南極と水」です。 南極昭和基地で最も重要なものは、「水」です。何処にいても水は大切、水がないと生きていけません。 昭和基地の場合、現在は、発電機棟の風下側にプールのような増水タンクがあます。建物の裏は雪が積もりやすいのでそうしています。そこに舞い込んだ雪を発電機の熱で溶かして脱塩をして水を確保しています。 舞い込むだけの雪で足りないときは、ブルトーザや人力で雪をタンクに入れます。昔は、雪だけで足らない時は、氷山を取りに行って溶かして使っていました。ですから、油を発電機で燃やして水を作っています。昭和基地では水は貴重です。 歯を磨くときは、コップに一杯だけ!洗濯は、脱塩していない水を使う。お風呂の水は毎日交換せずフィルタで綺麗にして使っています。日本に帰ってくると「水」のありがたさを忘れがちですね!PENこれ、先日、園芸屋さんで見かけました。欲しくなったのですが、狭い我が家の庭の何処におこうかな…。
Nov 4, 2005
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今日のテーマは、「南極昭和基地の日常生活」です。Q:昭和基地では、たいくつでしょう?A:学術的興味で越冬する人や定常観測業務の人や設営で昭和基地を維持してくれる人や、プロのコックさん達がいて様々な人で観測隊は構成されています。 設営は、大工さんだけじゃなくて発電機や上下水の保守運用、雪上車の保守、通信士、お医者様がいます。ひまつぶしは意外と無くて、非常に生活は忙しいです。 何せ、観測所、発電所、水道局、清掃局、下水道局、燃料屋、通信所、病院などの運営をする日常業務に加えて、娯楽担当(宴会やスポーツ大会)、南極大学講師、映画係、新聞記者、ソフトクリーム屋、農協、漁協、などの担当の役割を行っています。 月に1、2度当直(皿洗いや掃除、暖房機への燃料補給)も回ってきます。観測隊員は40人ですが、そこには小さな社会が存在していて、維持は大変です。PENシュタイフ日本限定ピングー&ベア
Nov 3, 2005
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今日のテーマは、「南極の気温」です。Q1:南極は今、夏ですね(日本が冬の時の質問)。どのくらいの気温ですか。A1:昭和基地は、おそらく約0度ぐらいだと思います。この時期は、天候も良く、日差しが強いですから、良く日焼けします。越冬を終わった隊員達は、この程度の温度(約0度)で、日射がありますとTシャツ1枚で外で作業をすることもできます。Q2:南極の冬は温度が-70度とか-80度まで下がると聞いた事がありますが、そんな中で生活していて、どんな苦労があるのでしょうか?A2:南極と言われましても、大変広い地域を指します。内陸部に行けば、標高も高くなり、最低気温は、約-89度に達すると聞いています。私の体験した気温は、内陸で約-64度でした。朝方でしたので寝ていましたからその温度は、本当に体感したわけではありません。昭和基地での最低気温は、約-40度ぐらいかと思います。通常は、約-20度程度ですから、北海道の富良野あたりの方が厳しいのではないでしょうか。PENペンギン本で癒されてみません?
Nov 2, 2005
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今日の話題は、「南極と魚釣り」です。 南極には意外と知られてませんが海洋資源がたくさんあります。すなわちお魚がたくさんいると言うことです。魚には、氷魚(通称昭和ギス、または、だぼハゼという)、ライギョダマシ(全長131cm、体重26kgの大きな魚を33次隊で採取)等が見られます。魚以外の海洋生物は、オキアミ、ウニやひもむし、ヒトデも沢山います。 さて、魚釣りのお話に移ります。私たち観測隊員は、娯楽の一環として魚釣りをします。海氷の上に行って10 cmの穴をあけて針に牛肉をつけて糸を垂らします。そうするとすぐにコチに似た「だぼハゼ」がつれます。調子がいいと1つの穴で数匹つれます。しばらくするとつれなくなるので穴を変えます。そうするとまたつれます。 釣れたお魚は、その場ではい!冷凍です。そして、昭和基地に戻ってだぼハゼは、刺身にしたり天ぷらにします。特に天ぷらは最高です!お酒のつまと話題にと釣りの娯楽は、隊員達をなごませてくれます。PENアールジー・ポーセリンのペンギン
Nov 1, 2005
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