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夕陽を浴びるタロー~虹の橋より (タローちゃん、今も変わらず大好きだよ~。)





May 14, 2024
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カテゴリ: 気になるTV番組
2024年NHK大河ドラマ 『光る君へ』 の感想です。

藤原道長(柄本佑さん)が公卿たちのトップになり、
政は民に少し近づき、帝もはじめこそは母に押されて
トップを道長にした感じがあったけど、だんだんと
道長に信頼を寄せていっているのがわかります。

そして道長が若い頃から仕事も遊びもずっと一緒に
時を過ごしてきた公達仲間の藤原公任(町田啓太さん)と
藤原斉信(金田哲さん)と藤原行成(渡辺大知さん)が、
道長が一人抜きん出ても変わらぬ友情を示しているのに
どこかホッとしています。

地位に差ができても、どこかよそよそしくなったり、
ひがんで辛く当たったりとかはないのがいいです。
公任は道長の真の実力を快く認め、かつ人の好い道長に
抜けている部分を助言してくれました。

斉信なんかは多少は「自分をよろしく」的なところは
あっても無理は言わず、行成は道長のためにさりげなく
個人“裏”情報の収集など、危ない橋を渡ってくれています。

上に立った道長の足を引っ張るのではなく、道長を快く
支えて仲間の皆で出世していこうよ考える、変わらぬ
友情に温かさと優しさを感じます。

そして中宮・定子(高畑充希さん)だけでなく帝(一条
天皇;塩野瑛久さん)にも拝謁できて、おまけに自分の
思うことを述べるという、予想だにしてなかった展開と
なった主人公のまひろ(吉高由里子さん)。

帝はまひろに好印象を持ったようですが、定子はどこか
まひろを警戒する感じがありました。
それも女人としてのまひろではなく別の何かで。

後の歴史を知っている我々から見たら、まひろは定子の
ライバル?ともなる彰子の女房となり、つまりは彰子の
知恵袋となるわけです。
定子がまひろに対して何か嫌な予感がした、というのも
ありかもしれませんね。

こちらでは様々な意見がでていて参考になります。
 ⇒ ⇒  #光る君へ


長徳元年(995)、藤原道長(柄本佑さん)は右大臣に任じられ、内大臣の
藤原伊周(三浦翔平さん)を超えて公卿の頂点の座に就きました。
ただ道長は、陣定で皆の意見を直接聞くことができない関白の座に就くことは固辞し、
今までとは違う形で帝(一条天皇)を支えると考えを伝えました。
そんな中で道長は早速、租税免除のことで陣定で伊周と対立が起こりました。
皆が徐々に退室していくとき伊周は道長に、前の関白の父(道隆)や叔父(道兼)を
呪詛していたとか、道長が姉の女院(詮子)に頼んで帝や中宮(伊周の妹・定子)に
無理強いをしたとか、伊周の思い込みの言いがかりをあれこれつけてきました。
果ては道長につかみかかってきたので道長は伊周をいなし、退室していきました。
伊周はその屈辱から、弟の藤原隆家(竜星涼さん)と共に、以降は参内をしなくなり、
道長もどうしたものかと思っていました。



道長が若い頃から互いに切磋琢磨してきた藤原公任(町田啓太さん)と藤原斉信
(金田哲さん)と藤原行成(渡辺大知さん)との仲は、道長が一人出世しても友情は
変わらずに続いていました。
とはいえ皆それぞれに先のことを考えていて、公任は出世はもう考えないから学問や
芸事などを楽しんでいきたい、道長には敵わないから張り合うのはやめたと言います。
でも斉信は参議になりたいと道長にそれとなく頼みます。
ただこの8月の除目では、道長は源俊賢(道長の妾・明子の兄)の気質を見込んで
参議にすると決めている、斉信はこの次に、と斉信に詫びていました。



友との語らいの中で道長は公任から、参内する貴族たち各々が抱えている裏事情を
知っておいたほうが良い、男たちが閨で女たちに見せる裏の姿の情報を集めるのは
行成が適任だと助言し、行成は道長のためにその役割を引き受けました。
そして行成は早速情報を仕入れて道長に見せ、道長は行成の仕事ぶりに感心しつつ
貴族たちの裏の姿に驚いていました。
行成は道長に、その文は読んだらすぐに焼き捨てるよう念を押していました。
この秋の除目で源俊賢を参議にした道長は、俊賢に内密の仕事を頼んでいました。
それは参内しなくなった伊周と隆家を参内させることで、俊賢はうまく伊周を説き
伏せ見事に道長の期待に応える働きをしました。



一方、道長の嫡妻の源倫子(黒木華さん)は、左大臣の嫡妻だった母の藤原穆子
(石野真子さん)から、大臣の妻としての心得の伝授を受けていました。
穆子は、まず倫子自身が丈夫であること、内裏ではささいな事でも重荷になるから
殿には子供のことで心配をかけないことを伝えました。
そして道長は仕事での苦労を倫子の前では見せない立派な人であると言い、倫子の
父・雅信は実は左大臣として気苦労が絶えなかったことを語りました。
倫子は道長を思い、穆子は亡き夫・雅信を思い出して、母娘で笑い合っていました。



まひろ(吉高由里子さん)の父・為時が職を失って10年がたち、また申文の
季節が来たので、為時は今度こそ最後の申文と思い筆を進めていました。
ある日、まひろの家に来たききょう(清少納言;ファーストサマーウイカさん)は
右大臣になった道長の政や先日若狭に来着した宋人70名の道長の対応など、その
実行力を皆が感嘆していると、道長の評判を話しました。
でもまひろは宋ときいた瞬間に、道長のことよりも書で読んだ宋での政を思い出し、
自分が理想とする政についてききょうに熱く語っていました。
そしてききょうが中宮のことを熱く語り、まひろが自分も会ってみたいと言うと、
ききょうは喜んでまひろが参内する手はずを整え始めました。



ききょうの仲立ちでまひろは中宮に会えることになりました。
衣装を整えて参内したまひろはいきなり女房たちの意地悪に遭いましたが、それに
驚くまひろとは対照的にききょうは意地悪な女房たちを堂々と牽制していました。
緊張しながらまひろが中宮・定子(高畑充希さん)に挨拶をしていると、なぜか
帝(一条天皇;塩野瑛久さん)が急に現れ、帝は定子の手を取って二人で塗籠の
中に入っていってしまいました。
まひろは意味がわかりませんでしたが、ききょうから説明を受け、そういうことか
と納得していました。



思いがけずに帝にも会うことができたまひろは、帝の言葉に甘えて政について
自分の思うところを堂々と述べました。
まひろは宋の政の話をしてそれが自分の夢であると言い、さらに
 高者 未だ必ずしも賢ならず、下者 未だ必ずしも愚ならず
と『新楽府』の中の一節を読みました。
帝がそれに応えるとまひろはさらに深い話を続けてしまい、帝はまひろの発言を
まんざらでもなさそうに聞いていたのですが、定子がまひろを制しました。
帝がまひろの発言を覚えておくと言葉を送ると、ちょうど伊周と隆家が来たので
まひろは帝に挨拶をして下がりました。
二人はまひろのことを快く思わず、また伊周は妹の定子だけでなく帝に対しても
「早く皇子を」と言うばかりなので、帝もうんざりしていました。



まひろは父・為時がまだ申文を出していなかったので、宋の国の言葉が使える
父ならば越前守を希望したらどうかと進言しました。
ただ為時は位が正六位で越前のような大国では五位が必要、淡路守でも自分には
出過ぎた願いになると言い、逆に大胆なまでの申文を書くよう強く主張しだした
娘のまひろを不思議がっていました。(まひろは帝に直接、自分の考えを聞いて
もらって、無意識に気が大きくなってたのでしょうか)
一方、内裏では帝が道長に、身分は低いけれど帝である自分に政のことを述べる
まひろという興味深い女がいたと話をしました。
まひろの名が出たとき道長の胸は高鳴り、平静を装いつつ、まひろの父・為時が
申文を出していたことを思い出して探しました。
そして道長は為時に従五位下の位を与えました。



10年ぶりに得た大出世の官職、しかもそれが右大臣・道長の推挙であると使者
から聞いた藤原為時(岸谷五朗さん)とまひろは、信じられない思いでした。
まひろは父の前では言わないけど、力を持った道長が陰ながら自分たちを支えて
守ってくれていることに、感謝で胸がいっぱいになりました。
宮内に参内した為時は道長に官位を授けてもらったことに厚く礼を述べ、そして
道長の看病でまひろが元気になったことの礼も述べ、我が家が向上したのは何も
かも右大臣・道長のおかげだと深々と頭を下げました。
道長も為時の言葉を満足そうに聞き、退室していきました。



さて伊周ですが、お気に入りの女・光子(故・藤原為光の三の君)がいる一条殿に
行ってみたところ、見慣れぬ高貴な牛車が門の前で待機していて、光子に新しい
男ができたと思い込んだ伊周は激しく落胆して屋敷に戻ってきました。
関白になれないと女まで自分を軽んじるのだと、いつも強気の兄が涙を浮かべて
話しているのが情けなくなり、弟の隆家はこれから一緒にその屋敷に行って誰が
来ているのか確かめて懲らしめてやろうと言い、兄弟で外に出ました。



伊周と隆家が一条殿に着くと隆家はなんと矢をつがえだし、門のところに狙いを
定めていたので、さすがに伊周は隆家を制しました。
しかし門が開いて中からお忍びらしき人物がちょうど出てきたので、隆家はその
者に向かって、当てないようにだけど矢を放ってしまいました。
自分の目の前を矢が飛んできて、びっくりして腰を抜かしてへたり込むその男は、
今は出家している花山院(本郷奏多さん)でした。
遠目で誰だかよくわからなかった伊周と隆家でしたが、周囲が「院!」と呼んで
駆け寄る姿を見て、とんでもないことをしてしまったと二人は青ざめていました。






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Last updated  May 14, 2024 07:37:35 PM


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