Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2007/10/04
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 皆様、大変お待たせいたしました。英国への旅日記スタートです。まずは、スコットランドの首都・エジンバラから。KLM

 英国は約10年ぶりです。前回はロンドンだけだったので、今回は、まだ行ったことのないスコットランドへも足を伸ばしたいと考えていました( 写真左 =関空発のKLM機)。

 前回はロンドン直行便だったのですが、今回は最終目的地がエジンバラということでヨーロッパ内での乗り継ぎとなりました。

 旅行代理店(JTB)に頼んだのは往復の航空機とホテルだけが付いて、現地では終日自由行動ができるタイプのツアーです。現地での行動を何かと制約される団体旅行は大嫌いなので、僕らはいつも必ずこのタイプを選びます(団体ツアーのお仕着せの飯は美味しかったためしがありません)。Sushi Bar

 ただしこのタイプのツアーには、空港からホテルまでの送迎サービスが付いているかいないかで大違いです。だからこの点だけは確認してから申し込みました( 写真右 =スキポール空港には「スシ・バー」もありました!)。

 さて出発した22日、関空発午前11時10分発のKLM機は約10時間半でアムステルダムに到着しました(フライトの間、100本くらいの映画から好きな映画が楽しめたのであまり退屈はしませんでした)。アムステルダム経由は初めてだったので、もちろんスキポール空港も初体験。Edinburgh



 エジンバラ行きの飛行機の搭乗ゲートへ移動するだけでも15分以上歩かされ、大変でした( 写真左 =ホテルの窓から南側を望む。手前はエジンバラ・ウェーバリー駅)。

 エジンバラまでは1時間半ほどで無事に到着。ヨーロッパ各国間の近さを実感するとともに、すぐに隣国に行けるEUの人たちを羨ましく思いました。Edinburgh

 エジンバラ到着時刻は、時差の関係で同じ22日の午後6時45分。空港で迎えにきてくれたJTBの方=男性(といっても契約で仕事をしている現地の日本人の方ですが)と合流しました( 写真右 =スコットランドと言えば、やはりキルト。観光客向けのショップがたくさんあります)。

 空港で英ポンドの少額紙幣&コインに両替した後、早速出発。ホテルまでは30分余のドライブです。それにしても、ポンドが高いです。1ポンド=250円(前回来た時は180円だったのに…)。しかしこれでも、現地の人の感覚では1ポンド=100円らしいです。だから、「高い、高い」とあまり腹を立てると精神衛生上よくないそうです。Pub Tass

 ホテルまでの途中、JTBの方が「何か聞いておきたいことはありますか?」というので、「あす(23日)開催されるスコットランド・プレミアリーグのサッカー(地元のハイバーニアン対セルティック=中村俊輔目当て!)を見に行きたいのだけれど、チケットの手配はできますか?」と尋ねました。

 JTBの方は「いやぁ、最近セルティックは人気があるのでちょっと難しいですねぇ…」というつれないお答え。事前に予想はしていたものの、「チケットが手に入るだろうかなぁ…」という不安がよぎる。でも、まぁここは当日競技場まで行けばなんとかなるだろうと楽観的に考えることにする( 写真左 =初日の夜に訪れたPub「TASS」。寒いのにタンクトップの従業員も!)。

 ホテルは幸い市内中心部、メインの駅「ウェーバリー駅」からもメイン・ストリートの「ロイヤルマイル」からも、歩いて数分というの最高のロケーション。部屋に荷物を置いた僕らは早速、エジンバラの街に繰り出す。土曜の夜でまだ8時すぎ。「ロイヤルマイル」が盛り上がるのはこれからだ。Pub Tass2

 事前に目星を付けていたパブのうちの1軒がホテルのすぐ近くだったので、とりあえずそのパブ「TASS」にお邪魔する。地元の人たちや観光客でほぼ満員状態だったが、幸い2人用のテーブルが一つ空いていたのでそこに落ち着く。

写真左 )を頼む。ビールは銘柄にもよるけれど、1パイント(約560ml)で3~5ポンドくらい。現地の人にしたら安いんだろうなぁ。FishChips

 前回英国を訪れた時も思ったけれど、英国のパブで呑むビールは、気候的なものもあるのだろうが、ぬるくて、あまり冷えていない。ぬるいビールははっきり言ってあまり美味しくない(ジン・トニックとかを頼んでも、彼らは氷の小さいのを2~3個しか入れない)。

 しかしエジンバラでは、緯度が高くて肌寒いせいか、ロンドンよりもビールは冷えているように感じる。「これなら、まぁ許せる」と僕らは満足( 写真右 =ギター・デュオのライブもやってけれど、知らない曲がほとんどでした)。



 それにしても、パブの料理(一皿)は量が多い。フィッシュ&チップスも日本では言えば、2人前くらいあって、皿からはみ出しそうな大きさ。こんな油の多い料理をたくさん食べていたら、太るはずだよねと納得(たまたま、「スコットランド人はアメリカ人に次いで世界で肥満度第2位」という記事が現地の新聞に出ていました)。

 僕らはビールをもう一種類お代わりして、ライブも楽しみながら、スコットランド初日の夜のパブを満喫。翌日に備えて、ホテルに帰って早めに就寝し(と言っても現地時間の11時近くだったけど)、時差ぼけの解消に務めました。

 ◆旅行記その(2)へ続く。

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Last updated  2007/10/06 11:26:13 AM コメント(6) | コメントを書く


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うらんかんろ

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Comments

汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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