Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2010/09/29
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カテゴリ: 各地のBAR巡り
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 久々に、(おそらく4年ぶりで)名古屋でBAR巡りをしました。懐かしい出会い、素敵な出会い…いろいろありました。今回はその報告です。

s-IMG_7576.jpg 【酒肆・蘭燈(らんたん)】   名古屋では知る人ぞ知る老舗。今年で開業50年です。実は、前回名古屋へ行った際、行きたいと思って探しても探しても「錦」エリアで店が見つからず、閉店してしまったのかなぁと残念に思っていたのです。ところが調べてみると、5年ほど前に地下鉄で数駅離れた「今池」というエリアへ移転していたことが分かりました。

そして今回、念願叶って、初めてお店にお邪魔できました。錦時代のバックバーや内装・インテリアを「できる限り移築した」こともあって、歴史を感じさせる落ち着いた雰囲気はほぼ昔のまま。今は2代目の息子さんが店を仕切っていますが、御歳75歳になるというMマスターも健在で店に出ておられます。

 移転の理由を聞くと、「いやぁ、最近の錦は風俗が多くなって、街の雰囲気が変わってしまったから…」と。それはともかく、名古屋一の老舗がなくならずに残ってくれていることは素晴らしいことです。老舗なのに格好をつけたところがなく、フレンドリーな接客にもとても好感が持てました。

s-IMG_7578.jpg 【Bar 立礼(りゅうれい)】  ここのSマスターは、名古屋の老舗の1軒「オー・ド・ビー」の出身。7年ほど前、「オー・ド・ビー」時代に一度お邪魔して以来、毎年欠かさず挨拶状をくれる律儀な方です。

 そして、5年ほど前に名古屋駅前で独立されて自分の店を構えられました。これは一度行ってみなくてはと思いつつ、いつも新幹線に乗っても名古屋は素通りしていくだけで、申し訳ないなぁと思っていました。

 立礼も予想にたがわず、素晴らしい店でした。Sさんの接客&トークも相変わらず、冴えていました(トークの旨さは名古屋で一番か)。カクテルも旨くて、名古屋駅にも近いのでとても使い勝手も良く、また来たいと思わせるような店でした。

s-IMG_7581.jpg 【Yoshino Bar】  4年前に訪れて、T店長の温かい接客&サービスに感動した店です。前回行った際は、帰ったらすぐ訪店御礼の手紙が来ました。そして、「次回来店の際使ってください」とワンドリンク・チケットが入っていました。Tさんはそういう心憎い気遣いをしてくださる方です。

 そして、行けば分かりますが、何よりもTさんのイケメンぶりが凄いのです。映画の主役でもそのままできそうな男前です(女性の方は、一見の価値ありです)。でも、格好いいだけじゃなく、カクテルの腕も一流なんで、ご安心を。

 普通のオーセンティックBARにしてはキャパは広く、ソファ席も多いので、グループで行ってもOKです。でも僕はやはり、「1人でカウンターに座って、Tさんとの会話を楽しみながら、美味しいカクテルを味わう」ことをお勧めします。

s-IMG_7586.jpg 【Bar・BARNS】  ここも前回訪れた店です。名古屋ではモルトの充実度が一番のBARでしょう。とくにオールド・ボトルとかボトラーズの面白いのとかのコレクションが素晴らしいです。前回行った時は、オーナー・バーテンダーのHさんが、ブレンディドの最高峰「ロイヤル・ハウスホールド」の新旧ボトルの飲み比べなんぞを、とてもリーズナブルなお値段でさせてくれました。

 今回は何が出てくるかなぁと思っていたら、サントリーの山崎です。山崎と言っても現行のボトルにはない「PURE MALT」という表記がある、発売当初の山崎です(20年くらい前?)。これを「今の山崎と飲み比べましょうという」というのがHさんからの提案です。

 ホスピタリティあふれ、トークも楽しいHさん。だから、いつも賑わっているのは当然かもしれません。BARNSに行くのは3度目でしたが、いつも面白い発見があります。モルト好きの方は、名古屋へ行かれたらぜひBARNSへ。

s-IMG_7594.jpg
【Bar・G (ここだけ匿名です) ホテルに帰る前に最後にもう1軒と思って、あるBARを探していたのですが、結局見つからず、たまたまその途中で見つけた1軒でした(ここもいちおう、僕のリストでは訪店候補の一つになっていました)。

 ただし、行ってみると客層は学生っぽい若い人ばっかりだったのに加えて、スタッフの服装が皆くだけてカジュアルな格好。ネット情報では「オーセンティックBAR」というふれこみだったのに、少々がっかりしました(まぁ値段が安かったので許しましょう)。

 まぁ、僕のように30年以上もBAR巡りをしていても、こんな店選びの失敗もたまにはあります(笑)。それも含めてが、BAR巡りの醍醐味であり、面白さです。久々の名古屋のBAR巡りはこうして終了しました。名古屋のマスター、バーテンダーの皆さん、いろいろとお世話になり、本当に有難うございました。近いうちの再会を楽しみしていまーす。

【酒肆・蘭燈】 名古屋市千種区今池5丁目8-7 電話052-733-6833 午後5時~午前1時 日休  【Bar立礼】 名古屋市中村区名駅4丁目27-6 笹島YSビル7F 581-1203 午後5時~午前2時 第1・3日休  【Yoshino Bar】 名古屋市中区錦2丁目10-26 水野ビル2F 220-2447 午後7時~午前2時 日祝休  【Bar・BARNS】 名古屋市中区栄2丁目3-22 アマノビルB1F 203-1114 午後6時~午前3時(日祝は午後5時~午前1時) 無休


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うらんかんろ

うらんかんろ

Comments

汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。 ▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。
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▼コロナ禍の家飲みには、Bar UKのハウス・ウイスキーでもあるDewar's White Labelはいかが?ハイボールに最も相性が良いウイスキーですよ。 ▼ワンランク上の家飲みはいかが? Bar UKのおすすめは、”アイラの女王”ボウモア(Bowmore)です。バランスの良さに定評がある、スモーキーなモルト。ぜひストレートかロックでゆっくりと味わってみてください。クールダウンのチェイサー(水)もお忘れなく…。

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