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2012/03/07
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カテゴリ: 映画・TV・演劇
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 元ビートルズのジョージ・ハリスン(2001年11月29日に58歳で死去)の生涯を、家族や生前親交のあった友人(主にミュージシャン)の証言で紹介したドキュメンタリー映画「リビング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」を友人から借りたDVDで観た。

 この映画は、あのマーチン・スコセッシが監督したということでも話題となり、映画館でも(短い期間でしたが)公開されたので観に行った友人もいたが、上映時間が3時間28分という長尺もので、かつほとんどがインタビューで構成された作品とあって、その友人は「途中で睡魔におそわれ、寝てしまった」という(笑)。

 ビートルズのメンバーでは、クールなジョージが一番好きだった。しかし、「最後まで観るのに根気と覚悟が必要」と聞いていたので、結局映画館へは足を運ばず、DVD観賞となった次第。見終わっての僕の感想は以下の通り。

 インドの宗教的なものにのめり込んだことや、妻のパティを親友のエリック・クラプトンに譲った有名なエピソード、バングラデシュ救援コンサート実現の舞台裏、それに晩年のがん闘病の様子などさまざまな出来事を、最後の妻オリビア、息子のダニー(若き日のジョージに顔そっくり!)をはじめ、クラプトン、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、オノ・ヨーコ、ジョージ・マーチン、パティらたくさんの関係者が語っていく。george harisson

 この映画での僕の最大の関心は、ジョージがビートルズの中でどういう存在だったのか、そして、なぜ解散後ポールやジョンらとの不和が続いたのかという疑問への答えが聞けるのかということだった(ようやく和解して再び一緒に曲をつくったのは1990年代に入ってからだった=「Free As A Bird」「Real Love」の2曲だけだったが)。

 見終わって、生前のジョージのインタビューや没後の友人らの話から、そうした疑問への回答はなんとなく見えてきた。ジョンとポールから誘われ、ビートルズのメンバーとなったジョージは、4人のなかでは一番年下だった。結成時からビートルズのオリジナル楽曲は、主にジョンとポールがつくっていたこともあって、解散するまでの間、バンドの演奏やレコード制作の主導権はずっとジョンとポールがとっていた。

 途中から自分でも曲づくりを始めたジョージは、内心、自分の曲ももっとアルバムに入れてほしいと思っていた。だが、たくさん作曲しても結局、いつも1、2曲しか採用されなかった。アルバム録音での演奏でも、ポールはギターソロのリフまでジョージにこまかく注文したという(映画「レット・イット・ビー」でも有名な口論する場面があったが、まさにそうだったと彼は生前語っていた)。

 「作曲した人間に従うのが一番丸くおさまる」と考えたジョージは、結局ビートルズでいる間は、(自分が作曲した曲以外は)年上のジョンやポールの言うとおりに演奏した。しかし、内心ではそれがずっとストレスであり、自分の曲が冷遇されることもあって、ずっともやもやを抱えていたのだという。

 解散と同時に、ジョージは自ら抑えていた感情を爆発させるかのように、次々とソロ・アルバムを発表した。ソロになってからもジョージは素敵な曲を何曲も発表した(ビジネス的には、ポールのソロ・アルバムほど成功はおさめなかったが…)。

 1991年、ジョージはクラプトンのバンドと一緒に来日。そして生前最後になったコンサート・ツアーをした(なんと12公演も!)。ジョージがなぜ久々のコンサートの舞台に日本を選んだのかは、今も謎だ。僕の脳裏には、大阪城ホールでギターを弾き、歌うジョージの姿が今もしっかりと焼き付いている。コンサート自体も、僕がこれまでの人生で観た中でベスト5に入るような素晴らしいものだった。

 ジョージはその後、97年にがんが発病した。闘病中も、死を予期しながらも、ジョージは最後まで曲づくりに励んだ。晩年はポールやリンゴとも時々会っていたようだ。亡くなる2週間前、ポールと一緒にスイスの病院に見舞いに訪れたリンゴが、涙で語る「最後の別れ」の様子が切ない。ポールもリンゴもいろいろあったが、2人とも最後まで年下のジョージがとても好きだった。

 60代のジョージがどういう音楽をやりたかったのか、もう少し観て、聴いてみたかった。没後10年余が過ぎるが、僕の喪失感はなお大きい。

(※画像はTower Record HPから引用・転載しました。感謝いたします)。



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kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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