Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

2012/09/16
XML
カテゴリ:
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
 関西に住んでいて、今頃?と笑われそうですが、先日、生まれて初めて、連れ合いと一緒に嵯峨野のトロッコ列車に乗って亀岡へ行き、帰り(亀岡→嵐山)に保津川下りを楽しんできました。s-IMG_2104.jpg

 大阪からだと、まずJRで京都へそこで山陰線に乗り換えて、嵯峨嵐山という駅まで向かいます。各停でも約20分弱です。嵯峨嵐山駅のすぐそばにトロッコ列車の嵯峨駅があります( 写真左 )。

 平日なので指定券の切符はすぐ買えましたが、紅葉シーズンだと予約しないと乗れないそうです。早めに行ったので、一番いい窓のない最後尾の列車に乗れました。ちなみに、保津川下りの切符もトロッコ嵯峨駅で買えます。

 トロッコ嵯峨駅から終点のトロッコ亀岡駅までは約30分。窓がないので心地よい風が吹き込んできます。眼下の川には保津川下りの船も見えます( 写真右 )。s-IMG_2113.jpg

 列車は時速40km?くらいのゆっくりしたスピードで進み、途中、撮影ポイントの鉄橋ではわざわざ列車を停止してくれるサービスも。嬉しいですね!

 そうこうしているうちに亀岡駅に到着。ここでバスに乗り換え、15分ほど走るとそこが保津川下りの船着き場(出発場)です。

 救命胴衣の入ったベルトを着けさせられて、いざ乗船。船の乗客定員は27名です。一艘の船は3人(漕ぎ手、舵手、サオ担当)で操船します。s-IMG_2138.jpg

 嵐山までの乗船時間は川の水かさによって変わるそうです。水かさが多いと1時間弱。水かさが少ないと2時間とのこと。この日は「1時間40分くらいでしょう」と言われました。

 保津川下りはただし、同じく観光川下りで有名な天竜川や木曽川、熊野川のような急流ではありません(行かれた方からも事前に聞いていました)。行程の半分くらいは穏やかな流れです。

 スリルのある箇所も途中10数カ所はあって、水しぶきが飛び込んでくることもありますが、怖さを感じるというほどの落差、速さではありません( 写真左 )。

 川では、ゴムボートでラフティングを楽しんでいる若者グループもちらほら(気持ち良さそうです)。漕ぎ手の方は途中、出合う鳥たちの名前や、変わった岩などをいろいろと丁寧に教えてくれます。両岸では、運が良ければシカと出合うこともあるそうです。岸辺にはシカの足あともはっきり見えました。s-IMG_2130.jpg

 ちなみに、下った船は今はトラックに積んで出発地点まで戻しているそうですが、昭和20年代までは、人力で川岸から引っ張って戻したんだとか。昔の方の苦労を思います。

 外国人観光客も結構多かったのには驚きました( 写真右 )。とくに中国人の団体客はどこへ行っても目立ちました。もちろん、尖閣問題があったとしても、そこは大人の対応です。スタッフも他の日本人乗客も普通に温かく接します。s-IMG_2140.jpg

 嵐山にもうすぐ着くという直前に、売店船が横付けされます。ビールやおでんやイカ焼き、みたらしダンゴなどを販売しています( 写真左 )。僕らは晩御飯は大阪・天満で寿司屋を予約しているので、ここは我慢。

 船は予定通り、1時間40分で嵐山に到着。晩御飯までにはまだ時間があるので、あえて京福電鉄で四条大宮まで出て、そこから四条河原町までとことこ歩きました。途中、4時半頃、馴染みのBar・Rocking Chairがもう開いてるはずだと立ち寄りましたが、「開店は5時で、まだ30分もある! 4時じゃなかったのかぁ…」と思わず叫ぶ。あぁー残念!

 大阪への移動時間を考えると、5時までは待てないので、仕方がなく近くのカフェでビールを一杯だけ飲んで、河原町から阪急で梅田へ。途中、淡路で地下鉄・堺筋線に乗り換え、天神橋筋六丁目で下車しました。いやはや、1日で相当な移動距離だなぁ…。s-IMG_2147.jpg

 晩飯は、以前から行ってみたかった天満(てんま)の評判の寿司屋さん「かい原」。天満市場からも近く、大将が1人でやっててカウンター9席。いつも繁盛しているから、営業中にかかってきた電話もとれないほど忙しいという( 写真左 =メネギのにぎり、美味!)。

 この夜はおまかせコース(3800円=10貫+前菜2品、小鉢1品)にさらに3~4品ほど追加して、酒を3杯ずつ計6杯飲んで、2人で13000円。キンメの焙りとかネタも凝ってて、コスト・パフォーマンスも最高。こういう店はあまり教えたくないなぁ、ほんまに。

 という訳で、めちゃ充実した1日でした。天満は久しぶりに歩いたが、しばらく来ないうちに、そそられそうな美味しそうな店がいっぱい増えている。また近いうちに食べ歩きしたい!

【かい原】 大阪市北区池田町5-4 電話06-6351-7080(大将1人でやってるので、営業時間中はすぐ電話に出られないことが多いとのこと) 午後5時~10時 水曜定休

こちらもクリックして見てねー! 【人気ブログランキング】






PR

Profile

うらんかんろ

うらんかんろ

Comments

kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

Free Space

▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。 ▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

神戸の残り香 [ 成田一徹 ]
価格:1980円(税込、送料無料) (2021/5/29時点)


▼コロナ禍の家飲みには、Bar UKのハウス・ウイスキーでもあるDewar's White Labelはいかが?ハイボールに最も相性が良いウイスキーですよ。 ▼ワンランク上の家飲みはいかが? Bar UKのおすすめは、”アイラの女王”ボウモア(Bowmore)です。バランスの良さに定評がある、スモーキーなモルト。ぜひストレートかロックでゆっくりと味わってみてください。クールダウンのチェイサー(水)もお忘れなく…。

Favorite Blog

おことわり。 はなだんなさん

LADY BIRD の こんな… Lady Birdさん
きのこ徒然日誌  … aracashiさん
きんちゃんの部屋へ… きんちゃん1690さん
猫じゃらしの猫まんま 武則天さん
久里風のホームページ 久里風さん
閑話休題 ~今日を… 汪(ワン)さん
BARで描く絵日記 パブデ・ピカソさん
ブログ版 南堀江法… やまうち27さん
イタリアワインと音… yoda3さん

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: