Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2016/12/29
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 26.キューバ・リブレ(Cuba Libre)

【現代の標準的なレシピ】 【スタイル】 ビルド

 「キューバ・リブレ(Cuba libre)」は、現代の日本だけでなく世界中のバーでかなり知名度のあるカクテルの一つです。1890~1900年代頃、キューバで誕生したと伝わっています。その名は、スペイン語で「自由なキューバ(英語では“Free Cuba”)」との意。誕生の由来についてはカクテルブックやWEBの専門サイト等では、様々な説が紹介されています。

(1)ファウスト・ロドリゲス(Fausto Rodriguez)という人の1965年の証言によれば、1900年頃、キューバに進駐してきたジョン・ドゥー(John Doe)という米兵がハバナのバーでバカルディ・ラムにコーラ割りをライムを添えて飲んだのが始まりという(出典:Wikipedia英語版、バカルディ社のHPほか)。この時に、米兵は「キューバの自由万歳!(Por Cuba Libre!)」と叫んだと伝わるが、真偽の程は定かでない。

(2)1898年、スペインからの独立・解放を勝ち取ったキューバ解放軍の兵士たちが考案したという説(出典:ラム・メーカー、バカルディ社のHP)。ただしWikipedia英語版は、この説について「コーラが、キューバに進駐してきた米兵によってもたらされたのは1900年なので、少し無理がある」と指摘している。

(3)スペインからの独立闘争時の1901~1902年頃、首都ハバナのバーで考案された。後の1920年以降、米国の禁酒法から逃れてキューバにやって来た人たちが好んで飲み、広く普及することになった(出典:欧米の複数の専門サイト)。

 「キューバ・リブレ」が欧米のカクテルブックで初めて紹介されたのは、ともに1935年に出版された「Waldorf-Astoria Bar Book」(Albert Crockett著)と、「Mr Boston Official Bartender's Guide」です。このことからも1930年代には、米国ではその名がある程度知られていたカクテルだったことは疑いありません。

 日本へ伝わったのは戦後の1950年代と思われます(ただし、ラムをコーラで割るという比較的単純なカクテルでもあるため、個人的には今に至るまで、周りのお客様が注文するところを見たのは数えるほどしかありません)。

 ちなみに、日本ではなぜか「キューバ・リブレ」という英語・スペイン語交じりの発音のカタカナ表記が定着してしまいましたが、キューバでは「クーバ(またはクバ)・リブレ」、米国では「キューバ・リバー」と呼ぶのが一般的だそうです(もちろん米国でもヒスパニック人口が多いフロリダ州等では、「クーバ・リブレ」の方が通用しやすいそうですが)。

【確認できる日本初出資料】 オーソドックス・カクテルズ(落合芳明著、1955年刊)。この本のレシピをそのまま記せば、「タンブラーに、ライム(またはレモン)の厚めのスライスを押しへるように潰して、ラム1と氷一片を入れてコカコーラで充たす」です。



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うらんかんろ

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kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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