Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2017/03/11
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 40.ホーセズ・ネック(Horse's Neck)

【現代の標準的なレシピ】 【スタイル】ビルド

 現代でも世界中にバーで飲まれ続けている初期のクラシックカクテルの代表格の一つです。19世紀の中頃、ジンジャー・エール、氷、レモン・ピールだけのノン・アルコール・カクテルとして飲まれていたものが、1870年代になってお酒(ブランデーやバーボン・ウイスキー)を加えるようになり、現在の形となったと言われています(出典:Wikipedia英語版ほか)。

 当初、「ホーセズ・ネック」はノンアルコールの方を指し、アルコール入りの方は「ホーセズ・ネック・ウイズ・ア・キック(Horse's Neck With a Kick)」または「スティフ・ホーセズ・ネック(Stiff Horse's Neck)」と呼び、区別していましたが、時代とともに前者が廃れて、アルコール入りの方を単に「ホーセズ・ネック」と呼ぶようになっていったとのことです(出典:同)。

 誕生の経緯は定かでありませんが、名前の由来については、以下の2説がよく知られていますが、(1)については裏付け資料は明らかではありません。

 (1)セオドア・ルーズベルト大統領(1858~1919)が馬に乗って出かけようとしたときに、歩き出そうとした馬の首をなでてあやしながら、レモンの皮を入れたジンジャー・エールを飲んだというエピソードから(出典:欧米の複数の専門サイトや文献から)。

 (2)昔、欧米の秋祭りで、レモンの皮を、祭りの主役であった馬の首に見立てたカクテルが飲まれていたことから(→グラスにかけた、らせん状のレモンの皮が馬の首に見えたことから)(出典:同)。

 英海軍では、1950~60年代にはピンク・ジンに代わって人気のカクテルとなったと伝わっています(出典:同)。当初はブランデー・ベースが主流でしたが、現在ではご存知のように、ウイスキー・ベースが一般的となっています。ベースの酒抜きでつくるスタイルの場合は、「ホーセズ・ネック・ウイズアウト・ア・キック」と呼ばれます。

 欧米のカクテルブックで、アルコール入りカクテルとして「ホーセズ・ネック」の名前で登場するのは、現時点で確認できた限りでは、1882年に出版された「Bartender's Manual」(Harry Johnson著)が最初です。その後、1890年代以降の文献には頻繁に紹介されています。

 「Bartender's Manual」でのレシピは、「長細く切ったレモンピールをグラスに入れ、片方の端はグラスの縁にかけるようにする。ボウカーズ・ビター(Boker's bitter)2~3dashを入れる。グラス一杯分のウイスキー(ライ、スコッチ、アイリッシュ等お好みで)を注ぎ、氷3~4個を入れ、最後に炭酸水かジンジャー・エールで満たす」となっており、誕生当初のレシピはかなり緩やかなものだったことが分かります。

 「ホーセズ・ネック」は日本にも1900年代末までには伝わっていたと思われます。1907年刊行の文献にその名が見えます。

【確認できる日本初出資料】 「洋酒調合法」(高野新太郎編、1907年刊)※「欧米料理法全書」の附録という形の文献です。ただし、この文献で紹介されているホーセズ・ネックはなぜかアルコール抜きです。
 アルコール入りのホーセズ・ネックについては、その後1936年に出版された「スタンダード・カクテルブック(村井洋著、JBA編)に見えます。そのレシピは、原文のまま紹介すると、「レモンの皮を林檎の皮の棒にくるくるそぎ取る如く切り、大型タムブラー・グラス(10オンス入り)の縁にその一端を掛けて入れ、氷塊1個を加えてその上よりジンジャー・エールを満たし、ストローを添えて供す。これにウイスキー、ブランデー、或いはジン等の蒸留酒とオレンジ・ビターズ等を追加する処方は『スティフ・ホーセズ・ネック』と言ふ」と紹介されています。
 このように、日本では当初、原型であるノンアルコール・カクテルとして伝わり、ウイスキー等を加えるレシピとは区別して扱っていたことが伺えます。



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kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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