ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Oct 19, 2013
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 昨日今日と二夜連続で同一演目で本番でした。

 団友として所属させてもらってるオケです。いつもはビオラのケツプルを定位置として弾いてたのですが、なぜか今回は、(おそらく音楽監督の陰謀により)第二バイオリンのフォアシュピーラー席(1プル裏)に座らされました。
 なお、隣席の首席Yさんも日本人。ここのオケは、日本人は今までぼくだけだったのですが、Yさんが今季から入団。いきなり首席に大抜擢と相成りました。日本人同士がプルト組むなんて偶然ですし、嬉しいです。大和魂(?)全開で一緒にガン弾きいたしました。指揮者の振り間違いとかの悪口/陰口を日本語で言い合えるのは便利かも。


 ラベル:ボレロ 
 ウォルトン:ビオラ協奏曲(独奏はNYフィル首席のC様)
 ブラームス:交響曲1番


 ちなみに、ボレロって、ぶっちゃけ、同じことを延々と繰り返すだけの曲だし、後半には流血ピチカートとかも出てきて、なんかすんごく疲れます。練習するにあたって、個人的には、これってばホントに名曲なんだろか?と思ったりしてましたが、本番ではやっぱし会場のお客様にバカ受けしてました。生オケの醍醐味って、こうゆう曲でこそ強く感じられるわけで。
 なんか悔しいのだけれども、やっぱし名曲です、これ。

 協奏曲の独奏者C様、豊かで艶のある音で聴衆やぼくらオケメンを魅了なさってました。ぼくも1プルだったし、すぐ目の前に米国ビオラ界の大御所が立ってたわけで、激しく緊張いたしました。一生の想ひ出になりました。








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最終更新日  Oct 21, 2013 07:49:37 PM
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