ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Feb 25, 2018
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カテゴリ: 映画、テレビ
「悔しいけれどお前に夢中」(★★★★☆ 四つ星)

 イギリス産の黒喜劇。監督はサリー・ポッター氏。公式サイト(英語)は https://www.thepartyfilm.co.uk/

<感想>
 日本公開は未定っぽいけど、三谷幸喜さん系のドタバタ喜劇をお好みになる客層からは好かれるであろう作品。なぜか白黒で作られてて、それだけで何となくおしゃれに感じてしまう。映画というより舞台で観たい。
 七人の大女優、大男優らによる怪演大会。クリスティン・スコットトーマス様、パトリシア・クラーク様、ティモシー・スポール様、ブルーノ・ガンツ様ほか。やっぱりみんなして演技がおじょーず。ぱちぱち。
 映画としての完成度は大絶賛するほどではない。てか、欲を言えば脚本にもうちょっとコクとキレがあったほうが良かったか。多少下品になってもげらげら笑える映画として観たかった。
 でも、こうゆう演出上ごまかしの全くきかない映画って最近なかなか観る機会がないので、かえって新鮮。
 登場人物がそれぞれどうゆう関係なのかは、彼らの会話の中でじわじわと明らかになっていく。七人全員がクセモノなのだけれど、キャラ的に最も気になるのは八人めの「マリアン」さん。ご本人は登場せず、彼らの会話の中にだけ出てくる。しかも美魔女(たぶん)。ぼくらは勝手に妄想するしかないわけで。
 最後の最後で、あ、そうゆうことだったんだ、となる。





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最終更新日  Mar 1, 2018 09:08:54 PM
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