ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jul 2, 2018
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「Tabata式」

 今日はベートーベン6番で遊んだ。Vn1 ぼく、Vl2 Y氏、Vla N氏、Vlc E氏。
 おそらく彼の初期カルのなかでは最も難しいのではないかと。合わせるのが大変。特に第3楽章と4楽章。

 3楽章スケルツォは、三拍子(4分の3)ということになってるけど、どーしても感覚的には二拍子(8分の6)。なかなか粒が揃わなくて難航。むしろ大きく一拍子で数えるべきか。

 4楽章は、アダージョとアレグレットが交互に出てくる。せっかく気分的にはアゲアゲの終楽章なんだし、一気に突っ走る音楽を期待してるとなおさら難航。こうゆう構成にするのって当時はかなり革新的だったに違いなく。
 てゆーか、弾く立場としては、合わせるのが難しいと言うよりかは、ぶっちゃけ面倒。精神力と体力の配分に気を遣う。
 ふと思い出したけれど、こちら米国では、一緒にマラソンとか走ったりするお仲間のなかには、interval trainingを実践してる人も多くて、特に日本人の編み出した「田畑トレーニング」が最も有効らしい。緩急交互に走り込んで脚力や持久力を鍛えていく。
 楽器の練習法としても使えるなとか思ったり。





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最終更新日  Jul 5, 2018 08:19:33 PM
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Re:ベートーベン:弦楽四重奏曲第6番 B Op18-6(07/02)  
LimeGreen  さん
どんなんだったっけ?とYouTube徘徊。

そうですね、3/4にしては速いし、とはいえ、6/8だとしたら4拍目が強いし、確かに難しそう。

4楽章の冒頭、確かになんだか「いわゆる2楽章目」みたいですね、出鼻をくじかれて、なんだか楽しいです。

4日に「なにはともあれアメリカン」な音楽ばかり耳に入れていたので、気分転換にルディ様でも聞きながら出勤しようかなと思った今朝です。

(Jul 6, 2018 07:01:06 PM)

Re[1]:ベートーベン:弦楽四重奏曲第6番 B Op18-6(07/02)  
LimeGreenさん

>4日に「なにはともあれアメリカン」な音楽ばかり耳に入れていたので

確かに。
ぼくの周りの吹奏楽やってる人たちは忙しかったもようです。公園とかの催しで演奏したりして。





(Jul 9, 2018 02:10:53 PM)

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