ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jan 19, 2019
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カテゴリ: 映画、テレビ
「Marieさんの羊」(評価 ★★★☆☆ 三つ星)

 近藤麻理恵氏(現在はカリフォルニアご在住らしい)が、散らかっている家を訪ね、一か月ぐらいかけてKonMari流片付け法を伝授していく。
https://www.imdb.com/title/tt8115560/

<感想>
 近藤氏は日本でもこうゆう番組をお持ちだったのかどうかよく知らないまま観たのだけれど、氏のキャラにはちょっと驚いた。てか、あまりに穏やかで意外。日本で成功なさっている実業家さまらしいし、てっきり女王様キャラなのかと予想してたのに、強引にまくしてることもないし、上から目線で「このようにおやり」と指示するわけでもない。物腰が柔らかすぎて、こんなんで番組が成り立つのか不安になるぐらい。
 氏の特色は、「お片付け」を開始する前の儀式として「床に正座して目をつぶって家にご挨拶」、そして「モノを捨てる場合は手に取って抱きしめて感謝の気持ちを伝えてから処分」の二点が挙げられるかと。
 ただ、それを除けば、特筆するほどの画期的な処分/収納テクが紹介されてるわけでもなく、期待外れ。てか、捨てたくてもどうしても捨てられず駄々をこねる人をどう説得して捨てさせるか、そのあたりの彼女のお手並みを拝見したかったのに、みなさん聞き分けがよろしいようで、あっさりお捨てになる。
 実際、良くも悪くも、依頼主はみなさん人間的に素晴らしい方ばかり。素直にちゃんと彼女の話を聞いて指示に従う。一般に理屈っぽく、あーだーこーだ言い訳するのが上手いのがアメリカ人なはずだけど、この番組内ではヤラセかと思うほど従順な態度でちまちまお片付け。
 それに、計八組の依頼人さんたちは、白人家庭のみならず、非白人とか独り暮らしとか同性どうしとか、何気に厳選されてるなという感じ。
 よくできた番組だと思う。膨大な量を収録しただろうに、ばっさりあっさり編集したっぽく、簡素で好感が持てる。もったいぶった嫌味な編集とかが皆無なのは、制作側の自信と余裕か。

 個人的には、この番組の成功は通訳のイイダさんによるところが大きいと思う。訳が的確なだけでなく、両者の間で絶妙な橋渡しをなさっている。





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最終更新日  Jan 21, 2019 09:14:33 AM
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