ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Mar 13, 2019
XML
カテゴリ: 映画、テレビ
「さよならは別れの言葉じゃなくて再び会うまでの遠い約束」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 余命いくばくもない末期ガン患者が、マブダチとともに人生最期のときを過ごすお話。
 ただ、二人ともパッとしない中年のおっさんであり、主演俳優としての貫禄もない。こんな映画、誰が観るんだろ。ま、誰かが観てさしあげないととか思って、上から目線で鑑賞に臨む。
 日本語のウィキはここ https://ja.wikipedia.org/wiki/パドルトン

<感想>
 意外や意外、良かった。演出の加減が素晴らしい。感動して号泣したい人には物足りないだろうけど、ぼくとしてはちょうどいいあんばい。
 てか、「俺が死んだら、幽霊になって出てきてほしいか? 再会しようぜ」みたいな台詞が絶妙な場面でサラリと出てくる。
 内容的にはかなり重くて、哀しいだけじゃなくてかなり衝撃的。お題は安楽死とか尊厳死とかなわけだし。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Mar 13, 2019 10:54:27 AM
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:映画:パドルトン Paddleton(2019年アメリカ)(03/13)  
尊厳死は私はいったん賛成派、その後反対派、で、今はわかんなくなりました。

最初は感傷的に賛成派だったのですが、その後、ペインマネージメントをちゃんとすればいい、と反対派、今は(てかアメリカ国内のみの話として)本人がきちんと末期になる前に意思表示していたら本人が決めたとおりでいいじゃない、と思います。DNRだけじゃなくてPOLSTとかもきちんとあったほうがいいですね。

尊厳死はどこまで認める?がまだまだあいまいなように思うんですよ、医療福祉関係者としては。どうして尊厳死を選びたいか、という理由が費用のことだとかだとすると、なんかそれって姥捨て山なのではないかしら、と。 (Mar 13, 2019 11:54:55 PM)

Re[1]:映画:パドルトン Paddleton(2019年アメリカ)(03/13)  
T.H. さん
LimeGreenさん

ぼくは基本的には賛成派なのですが(条件が整えば)、DNRの紙を携帯している友人と一緒に旅をしたことがあって、そのときはさすがに緊張しました。特に何もなくご無事だったのですが。
(Mar 20, 2019 11:14:13 AM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ピカルディの三度TH

ピカルディの三度TH


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: