ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Mar 11, 2019
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カテゴリ: 映画、テレビ
「昨日までのガラクタを処分処分」(評価 ★★★☆☆ 三つ星)

 最低限のモノだけで暮らしている人たちを取材したドキュメンタリーを鑑賞。

<感想>
 想定の範囲内。こうゆう暮らしをしている人たちがいらっしゃるんだなーと参考にはなるけれど、それ以上でもそれ以下でもない。ぼく自身、不要なモノは買わないように常日頃心がけているし、特に真新しい発見とかは見受けられず。
 多くの断捨離主義者さんたちに取材しまくってる点は素晴らしい。ただ、次から次へといろんな人が登場して混乱してくる。一応、男性二人が著作を宣伝するために全米を巡業するというのが軸として展開されていて、メリハリがないわけではないけれど。
 一番気になったのは、取材対象となってる人々がみんなして「若い時にそれなりにお金を稼いでいて貯蓄もあるであろうおじさんおばさん」ばかり、ということ。若者にとっては、まず金を稼ぐことが最優先なわけで、先立つものがない状態でいかに倹約するかという難題には全く触れられていなかったのは残念。
 それに金を稼ぐことは悪いことでは全然ないはず。ぼくなんかは、モノに費やすのではなく、美味しいをものを呑み喰いしたり、良質の芸術に触れたり、旅に出かけたりするため、やっぱし金は必要。
 最近こちらアメリカで人気の 近藤麻理恵氏の番組 とは異なり、この映画では具体的なお片付け方法には触れず、内面的な心構えみたいなことに焦点を絞ってる。服や靴は合計33品目に抑えるべしという提案が紹介されてたぐらい。
 ぶっちゃけ、モノのお片付け云々よりかは、「え、お前、まだそんな古い車に乗ってるの?」とか「そんな古い携帯使ってんの」とか言ってくる煩わしい友人をいかにお片付けするかを知りたいわけで。





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最終更新日  Mar 11, 2019 12:49:59 AM
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