この「ハロー、ドリー」という作品は、こちらアメリカでは定番ちゅうの定番、知らない人はいないくらいの人気作品(らしい)。でもぼくはよく知らなかったので、稽古の直前になって慌てて予習しました。 舞台は(たぶん)1890年代のニューヨーク、音楽的には比較的わかりやすい、アメリカーナ系大衆歌謡。 初演時の主演女優のために当て書きされたのか、音域がチョー低くて、原調で歌える女優は少ないらしい。この劇団では移調版を使用しました。そもそもこのミュージカル、何通りも版があるみたいで、かなりややこしい。 弦楽奏者的には、Ribbons Down My Back、It Only Takes a Moment など、おいしく弾けました。舞踏や行進の場面もいけいけどんどん。