ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jun 26, 2020
XML
カテゴリ: 映画、テレビ
「援助、交際」(評価 ★★☆☆☆ 二つ星)

 若い人妻ネリーが初老の金持ち男アルノー氏からお金をもらったりするお話。邦題はなぜか「とまどい」。

 イマイチ。てか、25年もの時を経てわざわざ観るほどの作品ではない。
 不幸になった人の繊細な心理を描きたかったのかというとそうでもない。そもそもフランスでは失恋とか離婚とかを「不幸」と捉えていないようだし、そうなると際立った起承転結があるわけでなし、なんとも退屈。
 恋だの愛だのをお題とする話でもないらしい。男と女が恋に落ちそうで落ちない、そのあたりの繊細な駆け引きとかが丁寧に描ききれていない。カネ目当てとか、見た目が好みとか、それならそうでいいけど。

 エマニュエル・ベアール様の美貌だけが売りの映画か。彼女は確かに美人さん、だけどそんなに演技が上手いとは思わなかった。難しい役どころでもないし。この作品から四半世紀たった今、ベアール氏がフランスを代表する役者になったかといえばそうとは思わないし、やはりお美しいだけぢゃだめだったか。
 脇役でシャルル・ベルリングやジャンユーグ・アングラードなども出演。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Jun 27, 2020 09:22:21 PM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ピカルディの三度TH

ピカルディの三度TH


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: