ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Sep 11, 2022
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「夜明けの来ない夜はないさ」

 今日はピアノ三重奏の練習で集い(ピアノLさん、チェロEさん)、サンサーンス「死の舞踏」をトリオに編曲した版に取り組んでみました。
 てか、サンサーンスは別にぼくは好きな作曲家ではなく、フランス系はもともと詳しくないこともあり積極的に取り上げないので、こうゆう機会にちゃんと気合い入れて練習したいところ。

 原作の管弦楽版はオケで何度か弾いたことがあります。コンサートマスターが変則調弦(←業界用語で「スコルダトゥーラ」調弦)のバイオリンを弾くんだよーという豆知識をドヤ顔で披露できるので、そうゆう点では覚えておきたい曲かと。

 今回ピアノトリオ版を弾くにあたりあれこれ調べてみたら、この曲はいろんな編曲版が出回っており、世界各地で大人気(だいにんき)っぽい。
 こちらアメリカでは秋のハロウィーン用の音楽として定着しつつあるよーなないよーな。

 冒頭に12回鐘がなって(夜中の12時)、バイオリンの不気味和音を皮切りに、死人がせっせと踊り始めます。基本的には三拍子。

 で、あれこれ騒いでおいて、曲は静かに終わるのはちょっと意外だけれど、どうやら朝が来てニワトリが鳴き明るくなってくると、死人的には踊れなくなってしまうのだとか。

 なかなか弾き甲斐のある曲です。





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最終更新日  Sep 16, 2022 07:41:54 PM
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