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7月23日。大学時代からの親友3人で、15年ぶりに集まることになった。その数ヶ月前、LINEで「今年こそ3人で会おう!」とグループを作ったことで、これまでなかなか実現できなかった再会へ向けての思いが一気に加速したのだと思う。そして、せっかく会うのなら、大学時代を過ごした広島でということになった。朝9時、JR広島駅在来線乗り場の改札口で待ち合わせ。それぞれ福岡、岡山、香川からだ。在来線改札口を選んだのは、「久しぶりに母校を訪ねたい」という私の願いを聞いてもらったから。市内でも宮島でも、ちょっと足を延ばして岩国の錦帯橋でもいいのだけど、それは他の人とだって、一人でだって行くことができる。でも、さすがに卒業して20年。このメンバーでないと、母校に足を踏み入れることは永遠にないように思ったのだった。最寄り駅につくと、土曜日にもかかわらず無料のスクールバスが運行されていた。ちらほら見かける高校生。どうやら、ちょうどオープンキャンパスの日と重なってしまったようだ。昔は駅から歩いた20分の道のり。変わり果てた街に驚きつつも、その中に少しでも残る懐かしい場面を見つけようと、ガラスに額あて、各々車窓を覗きこむ。バスは正門を抜けると1号館の前で停車した。偶然出迎えてくれた事務員だというスタッフの方が私たちよりも2年後輩の男性で、ワッと昔話に花が咲く。「まだ○○先生、いらっしゃいますよ。」「そうそう、昔は名物のからあげ弁当がありましたよねー。からあげとご飯ばっかりの!(笑)」「今はもう学食のメニューも変わっちゃって、、、」「4号館と5号館を取り壊して、今10階建ての明徳館という建物を建設中なんです。今年の11月にオープンするんですよ。」「そういえば、うちの大学、全然寄付がこないですよね。」「学費は安いし、入学金なんて国公立大よりも安いのに。大きな図書館に新しい建物がいくつもできて、寄付なしでよくできますよねー。」そこは事務員の彼、「寄付はいつでもお待ち致しております、(笑)」と。後ほど1年生が教えてくれたのだが、どうやら株で得た資金をうまく運用しているとのこと。経済学部の卒業生としては、もっとこの大学で真剣に経済学を学んでおくべきだったと反省す。(笑)「1号館は昔のままですよ。耐震工事はしましたけど、僕でも懐かしいなって時々思います。どうぞ、ゆっくり見学して行ってくださいね。受付でもらった用紙を見せて、学食も食べていってくださいね。」多くの高校生は別の場所で模擬講義に参加しており、古く懐かしい教室はそのまま、時間が止まったままそこにあった。私たちは腰を下ろし、昔と変わらぬ窓からの景色を眺めつつ、終わらない昔話で盛り上がった。つい今しがた講義が終わって喋り込んでる学生のように、他人が見れば「おばさん」でも私たちはすっかり大学生に戻っていた。そして、タダでいただいた学食もとても美味しく、ここでも寛ぎのひととき。男子学生の多い大学なだけに、相変わらず量も多い。わいわい賑やかに食べていると、在校生と思われるスタッフから「今日はお母様方だけで見学ですか?」と声を掛けられた。20代で誤魔化せると思っていた私たちが、いきなり現実に戻った瞬間。(笑)花の毒身2人に小学生の母1人のアラフォー3人組は一瞬顔を見合わせ、思わず噴き出した。「いえいえ、ここのOGなんです。」少子化で大学の存続すら危ぶまれるこの頃、学部も増え、設備も整い多様化していく母校に感動すら覚えた今回の訪広。高校時代も大学時代もちっとも勉強しなかったことは棚に上げ、ここで出会ったいい仲間や思い出に感謝して大学を後にした。*「今度はいつ3人で集まれるかな?」「また15年も先になったら、トロトロしてたら還暦になっちゃうよ!(驚)」「ひゃー、還暦☆」「じゃあ、その時は赤い服で集まる?(笑)」「あ、カープが赤だから、それいいかもよ!!!(笑)」
2016.07.23