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カテゴリ: フランス時事
「フランスの暴動大丈夫?」


日本ではどのように報道されているのでしょうか、
日本語衛星放送で見るNHKニュースでは事実を伝えていると感じますが、
色々ネットで見て回ったところ、民放などでは過剰報道もあるようです。

確かにパリ郊外で始まった今回の暴動は予想以上に長引き、
地方都市にまで飛び火していますが
「フランス国内」と一まとめにして被害件数を述べられると
まるでフランス国内どこもかしこも革命のように大荒れな様子を


「フランス国内の複数の地方都市でも」が正確な表現かと。
さらに「普段から治安の悪い地域で」が加えられると思います。

pidooの住むプロヴァンス、コート・ダジュール地方では
マルセイユ、ニースのいずれも
「普段から治安の悪い地域」
と一般フランス人も滅多に通りたがらない地区で夜間に車が燃やされました。

しかし昨日のニュースでは夜間の警察の動員数を増やし
コントロールを強化している様子を伝え、静かな夜だったとのこと。

「治安の悪い地域」とは
「北アフリカ系移民が多く、失業率が高い、低所得者層が住む地域」
とフランスではイコールされるわけですが、

上記の条件が当てはまっているにもかかわらず、
その地区では一切無法行為は起こっていないと伝えていました。
住民は言います。

「愛する家族がいたらそんなことできないでしょ、ここではありえない行為だね」

今回の暴徒は主に10代半ばから後半の、血の気の荒い若者たちです。


ちなみにpidooの住むトゥーロン・イエール付近では
とりあえず車や学校が燃やされるようなことはまだありません。

先日の日曜日、久々に ケンタッキー・フライド・チキン のある、
一応この辺では「治安が悪い」と言われている地区へ行きましたが、
空き地ではのどかに子供と大人がミニバイクレース大会を行い、
緊迫した様子は感じられませんでした。

勿論何が起こるかわからない世の中、楽観視しすぎは禁物。
ここイエールだってそれなりの犯罪は起こるし、
油断していれば空き巣に入られたりもします。

日本にいるとあまり必要ない「○○されるかもしれない」緊張感は
常に持っていたほうがいいでしょう。
(次元が違いますが昨日も横断歩道で車にひかれそうになりました・苦)

ましてや首都や地方都市を歩く場合はそれ以上の警戒が必要でしょう。
夜10時以降の一人歩きなんて普段からもってのほかだし、
段々と町並みが殺伐としてきたらUターンすることが必要です。

昨日パリの友人と話していたら、
「郊外で起きていることだから昨日までは他人事だと思っていたけど、
いつも通る中心部で今朝焼かれた車を見つけて突然怖くなった」
と言っていました。

パリの実情については パリの日本語新聞・OVNI「質問掲示板」 で話されているようです。
シャルル・ド・ゴール空港からパリ中心部へ行くには
治安の悪い駅を通る郊外電車が安く便利ですが、ダイヤの乱れがあるようで、
航空会社運行のバスかタクシーを利用するよう薦めています。
パリ旅行を考えている方は参考にどうぞ。

また、今回の事件を詳しく知りたい方は ふらんすさんのブログ へどうぞ。





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Last updated  2005.11.09 18:11:55


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