いねねの趣味三昧(昆虫・野鳥・古寺巡り・読書・木工・語学など)

いねねの趣味三昧(昆虫・野鳥・古寺巡り・読書・木工・語学など)

PR

プロフィール

いねね

いねね

カレンダー

お気に入りブログ

ヒロコのつぶやき・… New! Hirokochanさん

ウィンターウェデイ… New! きらら ♪さん

1日おとなしく New! 碁右衛門さん

ファネリー・リボイ… New! 宮じいさんさん

冬本番 間近  Wint… New! mash2010さん

キーワードサーチ

▼キーワード検索

サイド自由欄

設定されていません。
2024年07月01日
XML

万雑715_万葉集に載っている柿本人麻呂の歌_19


次は、人麻呂が石見の国にあって、死ぬ前に自ら悲しんで作った
歌(223)です。なお、参考として死んだ人麻呂に妻が詠んだ歌2首と、死んだ人麻呂に代わって、 丹比真人が人麻呂の 心中を察して詠んだ歌を載せました。


223_「鴨山の岩根しまける我をかも知らにと妹が待ちつつあるらむ」
※_
鴨山の岩を枕に伏している私なのに、それとは知らずに、妻は今も待ち続けていることであろう と歌っています。

<参考1>
人麻呂が死んだ時に、妻の依羅娘子が作った歌2首(224,225)です。
224_「今日今日と我が待つ君は石川の峡に交じりてありといはずやも」
※_「
今日か今日と、私が待っているあなたは、石川の峡に入っているというではありませんか 」と歌っています。


225_
直の逢ひは逢ひかつましじ石川に雲立ちわたれ見つつ偲はむ
※_ 「直接お逢いすることはむつかしいでしょう。石川に雲よ立ちわたれ、それを見てあの方を偲びましょう」

と歌っています。


<参考2>
丹比真人が死んだ人麻呂の心中を推察して、代わって答えた歌(226)です。
226_「荒波に寄り来る玉を枕に置き我ここにありと誰か告げけむ」
※_「
荒波に打ち寄せられて来る玉を枕辺に置いて、私がここに伏せていると、誰が妻に告げ知らせたのだろうか 」と歌っています。


以上






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年07月01日 05時59分06秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: