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現在2才1ヶ月のひろくんですが、今日は久しぶりの摂食指導に岡山大学病院まで妻のひろくんママが連れて行きました。その時の様子を今日もひろくんママに聞いてみることに致します(^^)はじめてこちらに摂食指導に伺ったのはひろくんが6ヶ月の半ばくらいの時。あれからもう1年半。。この日は1月の予定が事情でずれ込み、2月にも骨折の件で行けずじまい、結局4ヶ月ぶりになってしまいました。(先生の推奨は今のひろくんで1ヶ月に1回です)今日もいつものI先生の前でひろくんにごはんを食べさせました。食べる意欲はいつもどおり満々ですが、まだごはんを自分ですくうことは出来ず、前もってスプーンにすくってやったものを自ら手にとって口まで運ぶといった感じで食べています。先生から言われたのは少しごはんを丸飲みする傾向にあるとのこと。野菜などは自分で舌を動かして噛んでいるのですが奥歯がまだ生えていないので噛みかたがまだ甘く、飲み込むのが早いとのことでした。奥歯が生えてきたらまた噛み方が変わってくるだろうと言われました。野菜や硬いものを食べさせる時は奥歯の方に入れてあげてくださいとのこと。いつもバナナでかじりとりの練習をさせている旨を先生に話したところそれで良いとのことを言われました。ひろくんの場合は硬いもの(例えばリンゴやクッキー)を前歯でかじらせようとすると極端に嫌がります。先生曰く、前歯の感覚が敏感でまだ固いものが前歯で噛めないそうです。いつもかじるかかじらないくらいで頭を後ろにのけぞって拒否します。後、先生の前でコップ飲みの練習をしたのですがそれも拒否。あせらずゆっくりコップ飲みを練習しましょうとの事でした。先生がコップ飲みで使われていたものがこのコップ。レボ Uコップ 小早速その病院の売店で購入しました。このコップは飲んだ時に鼻に当たらないように設計されています。今まで知らなかったのが恥ずかしいくらい。。思えば前回の摂食指導の日記でももくりさんに教えて頂いたコップと同じもののようです(^-^*)http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/200711020000/最近気になっていた事ですが、ひろくんミルクを飲む時だけむせる事が多いのでそれとなく聞いてみたところ、先生曰く、誤嚥性肺炎を繰り返したら怖いので、もしむせそうな状態であればミルクにこれを混ぜてくださいと言われ、下記のとろみをつけるもの2種を小袋で何本ずつか頂きました。トロメイクSP スティック2.5g*10包もう一つはオイリオ製「トロミ パーフェクト」http://www.fukushi.com/news/2005/09/050906-a.html(画像が見つからなかったので上記記事を参考にして下さい)こんなものがあったなんて私は初めて知りました。ミルクはとろみがもともとついているのでむせる事は少ないそうですがたまにそんな子もいるとのこと。ひろくんの歯も調べていただいたのですが今のところ虫歯はないとのことでした。ひろくんは前歯2本の両側に生えている歯が前歯より少し奥に重なって生えていますので虫歯になりやすいそうです。ですので、歯磨きする時にその辺りをよくブラッシングして下さいとのことでした。そして週に1回はフッ素を塗ってくださいとアドバイス頂きました。先生に薦められて購入したものが下記の商品。DENT.Check-up gel for milk teeth先生は何味がお薦めとは言われなかったのですが、売っていたものの中からひろくんがいつも食べているバナナ味に決めました。今回問題の上の歯並びです(^^*)下はまあまあかな。。残念ながら今までお世話になったI先生は来月から関東の方に転勤されるそうで、その後はI先生の後輩の先生がひろくんを担当されるとの事。でも2ヶ月に1回はこちらに来られるそうでその時にひろくんを見て頂けることになりました。初めからひろくんの様子を見ていただいているだけにその言葉を聞いてとても安心致しました。I先生、いつもありがとうございます。以上ひろくんママの話でした<(_ _*)>今回も長くなってしまいましたが、今日も先生に書いていただいた「歯科口腔衛生指導 説明書」より今日の状態を簡単にまとめてみます。<指導計画>欄・食べる量が増えました。(体重には変化がないようです)・奥歯も生えてきて、かみかみは上手になりましたが、まだ丸のみ の傾向があるようです。まだ奥歯が完成していないのでやむを 得ませんが、奥歯のかみ合わせ面にブロック状の食材を もっていき、しっかり噛む練習を継続しましょう。・あわせて、前歯でのかじりとり練習を行いましょう。 ここはかためですと嫌がりますから、バナナのような食材が ベターです。・水分は哺乳瓶以外のもので、スプーンあるいはコップでの 摂取練習を行いましょう。<衛生指導内容の要点>欄・虫歯ございません。・上の2番目と3番目が八重歯のような形になってしまい、 やむを得ません。虫歯になりやすい部位ですから、 歯ブラシがんばりましょう。最近のひろくんの成長ですが、まだズリバイは出来ないものの、興味を持ったものの所へ一生懸命いこうという行動が表れてきました。ただ、行こうとして行けないので途中であきらめてしまいます。また、「あやや」や「ぶぶぶ」などのことばをやっと真似しだすようになりました。まだまだ少しだけですけど。。(^_^;Aご飯を食べる時は以前頭をガンガンすることがあったのですがそれがなくなっています。また、欲しかったら頭を打ち付けるのではなくて手で机をたたいたり妻の腕を叩くようになりました。ごはん以外はいやなことがあるとまだガンガンするときもありますが前ほどではありません。その代わり指を噛むようになりました。。心配していた自虐行為は全体的にましにはなっているようです(^^)
2008年03月07日
今日は5ヶ月ぶりの摂食指導で岡山大学病院に行きました。間に手術が入ってしまった為かなり間が開いてしまいました。丁度、かなりや学園という施設での耳の検査日と重なりましたので今日は会社を休んでひろくんと妻を連れて行きました。ですので、今日の日記は妻と一緒に書いています(^^)ダウン症のひろくんは現在1才9ヶ月で体重8kg、身長77cmです。食欲旺盛でいつもとても良く食べるので驚きます。この日のお弁当は、ひじきごはんとバナナ(^u^)♪摂食指導でのひろくんは輪をかけて食欲旺盛だったので私も驚いてしまいました。。こんな感じです・・(^_^;Aいつもひろくんを見て下さっているI先生(男性)はいつも丁寧に指導して下さいます。今日も色々と質問をさせて頂いたのですが、わかりやすいご回答に今日も感心してしまいました。良い先生にめぐり合えて本当にひろくんは幸せです(=^_^=) それはともかく、今日のひろくんの状態を先生に見て頂き、今のところダウン症児としては良い発達状態だと言われました。現在ひろくんは、スプーンを持って食べようとする意欲は旺盛で、こちらがスプーンですくって与えようとするとスプーンをつかんで自分の口まで誘導する事までは出来ています。口に入れた後は、目的達成と言う事でスプーンやフォークをほおり投げるのですが、今のところはまだそこまで気が回らなくて良いそうです。ひろくんのゴールは自立食べなのですが、早くて3才になるまで、遅くて就学前かな~とおっしゃっていました。やっぱり自立食べには時間がかかるようです(゚-、゚ )奥歯は左右1本ずつしか生えていませんので、かみかみについてはまだ十分ではありませんが、(肉などは奥歯2本生えてこないと難しいそうです)かむ動作はしていますので、奥歯が生えてくるに従って上手になるとの事でした。きちんと舌を左右に動かして奥歯に食べ物を誘導させていますのでその点は褒めていただきました。哺乳瓶での舌の使い方は縦の為、左右に舌を動かすのはものを食べる時にとても重要な動作だそうです。水分摂取については、現在1日1回のミルクを150~200ml与えています。それ以外はお茶を1日4~5回、1回辺り100~150ml与えています。10月はじめのあのてんかん症状が起こったときから、食事の量がなぜか増えた為、毎食後3回のミルクがおやつの時間1回になってしまいました。寝る前のミルクは1歳前から自然に欲しがらなくなったのでその点は虫歯予防にもなっているそうです。そのかわり寝る前にはお茶か白湯を飲ませています。水分量は現在のひろくんにはこれで十分だそうです。ただ、最近食事の量が増えていることと、それに伴って水分量の摂取が減る恐れもあることから、指導回数を3ヶ月に1回から1ヶ月に1回に変更することを薦められました。さすがに遠方ですので2ヶ月に1回にせざるを得ませんでしたが、水分摂取についてはかなり重要視されていらっしゃいました。ひろくん時々熱を出すことがあってすぐに治る事が時々あるのですが水分量が減ると、便秘はもちろんですが熱が出る場合もあるそうで少しその辺りを少し心配されていました。水分補給の方法ですが、哺乳瓶を卒業したら哺乳瓶からは飲まなくなるそうで、それ以降はスプーンやコップ、ストローで飲ませていくそうです。食事からも補給が出来ますが、それだけでは不足になりがちとのこと。どうしても飲まない場合は、ゼリーで取らせる手もあるそうです。ゼリーは水分90%ですのでそれも頭に入れておこうと思いました。I先生の指導方針では、スプーンからコップに移行するのがベストとのことですが、ストロー飲みも水分補給の点から考えて否定はされていませんでした。ひろくんまだコップのみがほとんどできませんので、理想を言えばストロー飲みも考えたいところですが、ひろくんストローがどうも苦手なようです(´・ω・`)まだ色んなストローを試す余地はあるのですが、当面はスプーンと哺乳瓶で水分補給することになりそうです。それと平行して、コップ飲みの練習、時々ストロー飲みの練習もしていきたいと思っています。ひろくんはコップの好みがあるようで、今のところガラスでないと受付ません。先日はコップをはねのけて割ってしまいましたので、今後はコップ飲みの工夫もしていきたいと思っています(^_^;A1ヶ月1回の指導を薦められたのはこの辺りも考慮してのことだったのだと思います。さすがです。。m(゚- ゚ )最後は先生直々のひろくんへの歯磨き。ひろくん泣きながらも体は動いていませんでした(^^*)最後の仕上げにフッ素塗布もしていただきました。ひろくんの下の歯の状態です。上の前歯が少し重なっていることからその辺りを念入りにブラッシングする必要があるとのことでした。上の前歯は虫歯がおこりやすいところだそうでその点要注意です。乳歯同士は少し間隔があいていることが理想だそう。永久歯は乳歯より少し大きい為だそうです。長くなってしまいましたが、今日の先生に書いていただいた「歯科口腔衛生指導 説明書」より今日の状態を簡単にまとめてみます。<指導計画>欄・時々熱が出るとのことですが、もしかして水分量が少なめかもしれません。・かみかみが安定してきました。まだ不完全ではありますが 奥歯が生えるにつれて上手になるでしょう。 前歯でのかじりとりのチャンスもあげましょう。・自分食べの練習をがんばってくださっています。この調子です。・水分は、一番の課題でしょう。 スプーン、コップで地道に練習を続けましょう。<衛生指導内容の要点>欄・上の前歯が一部重なっており、今後経過を見る必要がございます。 歯ブラシは歯と歯の間に毛を押し込むように行いましょう。(上の前歯は虫歯好発部位でもあります)・おおむね良好です。PS.JDS岡山支部発信のブログに、岡山支部顧問の歯科医の先生が作られているHPがリンクされています。★JDS岡山支部のブログhttp://blog.canpan.info/jdsokayama/左側「リンク集」内、「ドクター岡崎のおもしろ歯学」からお入り下さい(^^)その後かなりや学園で聴覚検査をしました。こちらは4ヶ月ぶりになります。★かなりや学園HPhttp://www.harenet.ne.jp/kanariya/今日は50~60dBと前回より悪かったのですが、ひろくん自身が終始騒いでいた為、きちんと計測出来なかったようです。ひろくんくらいになってくると本人が他に目が行きやすくなることから検査がしづらくなるそうです。ひろくんはささやき声にも反応する事から、私たち夫婦は今回の検査結果は特に問題視していません。耳垢の検査も異常なしとのことで耳垢を取る事もしませんでした。今日はちーちゃんが学校ということもあって、ひろくんと妻と吉備SAの喫茶店でゆっくり過ごさせていただきました。。(ここから見る風景がとても好きです)明日はどこに行こうかな~(^-^*)その日の夜のちーちゃんの誕生日祝いの時の様子です。ケーキを目の前に持っていくともう大変でした。。(^_^;A最近は立てひざで座るようにもなっています。15分くらいはお座りできるようにもなりました。疲れたら、又割りポーズ→うつ伏せ状態になってしまうのですが、後ろに倒れなくなった事はうれしいことです。。(^^)
2007年11月02日
今日、6月5日に第5回目のひろくんの摂食指導を受けに岡山大学歯学部付属病院まで妻が足を運びました。初めて摂食指導に行ったのは8月ですので、もうすぐ1年になろうとしています。摂食指導に行こうと思った理由は、ひろくんが嚥下障害を持っていることも1つの理由でした。生後6ヶ月くらいまでは鼻から胃までチューブを通していました。例えばこのように。。★摂食指導の経緯は下記リンク先を参考にして下さいね!(^^)b http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/?ctgy=19この日の指導の内容を下記に書いてみます。(下記文は妻のひろくんママ監修です(^_^;A)●摂食についてまず、最初に先生に離乳食を食べるところを見ていただきました。いつもひろくんが食べているのを見ながら色々とアドバイスして下さいます。ひろくんは食べる時は舌を出さないのですが、飲み込むときとか食べ物を口の中で左右に動かす時に舌を口から出す癖があります。舌を左右に動かすのはとてもいいことで、発声にもとてもいいようです。ただ、舌が口から出ることが問題だそう。。ひろくんの様子を見て先生曰く、舌を口から出すことは今後言葉を発声していくのに大変注意することらしく、今後十分注意するようにとのことでした。舌を出さないように訓練する必要があるそうです。訓練の仕方は食べさせた時、舌が出そうかなという時にスプーンと違う方の手ですばやく下唇を上に上げて(親指や人差し指を横にして)口から舌が出ないように、下唇で舌をブロックすればいいそうです。そして、舌が出ない習慣を作っていくとの事でした。妻曰く、本人が嫌がるので(ごもっともです。。^^;)あんまりやりすぎない程度にやっているとのこと。なかなか難しいようです。。(´・ω・`)その際に、間違っても顎を上げたりしないようにとのことでした。実は妻がひろくんの舌が出たときに顎を上げて止めていたことを先生に話したら先生からそれを注意されたようです。顎を上げると口の動きを止めてしまうそうで、「唇のみ上に上げて下さい」との事でした。「離乳はひろくんの場合は2才くらいを完了目安にしていて下さい」と言われました。先生のおっしゃっていた離乳とは、下記条件を2つ満たした時だそうで、・哺乳瓶からコップへ完全に移行した時・一般に言われる完了食の堅さの食べ物をきちんと噛んで 食べることが出来た時だそうです。ひろくんはコップのみはまだうまく出来ませんし、完了食のかたさの食べ物を口から出す傾向があります。噛まずに飲み込む子もいるとのことから、まだ口から出す方がいいとの事。飲み込む癖は避けた方が良いとの事でした。上記から考えてひろくんは離乳にはまだまだですので、先生のおっしゃるとおり、2才をめどに今後も見守っていきたいと思っています。まだ出来ていないコップ飲みの練習も引き続き続けて下さいとの事でした。ひろくん嚥下障害がありますので、水分をコップから飲む時に蒸せることがよくあります。これもゆっくりと練習させていきたいと思っています。※余談ですが離乳については、小児科学会でも最近は早く進めない傾向にあると、以前のひろくんの主治医の先生からも聞きました。いろんな事情があるようで、私はもちろん詳しくないのですが先日購入した下記の本で山田光敏先生も言及されています。ベビードレナージュP96<離乳食は遅くする>に、離乳食とアレルギー問題について書かれています。この本は私も購入して読んでみたのですが、とても実践的な本で妻共々お薦めです!(^^)b摂食指導を受けているI先生の話によりますと、離乳食については各段階がありますが、焦って次の段階に移ろうとしない方が良いらしいです。それよりも、食べる意欲や楽しさの方がとても大事だそうです。その点ひろくんは、先生曰くですが、食べる意欲が凄いとおっしゃっていました。「食べさせてくれ~!」という気持ちが前面に現れているようです。。(゚-゚;)ウーンあと先生からの一般的な注意点ですが、早食いはさせないで下さいとの事でした。太る原因になるそうです。噛んでいないのにどんどんスプーンで与えるということは、丸呑みする傾向になり、食べ過ぎの原因にもなるそうです。ゆっくりでいいのできちんと食べさせるようにして下さいとおっしゃっていました。(忙しい方にはこれは難しいかもしれませんね。。^^;)ひろくんは妻が毎回40分くらいかけて食事させているようでその辺りは問題ないようです。。(^u^)b●歯について歯についてですが、今ひろくんは歯が上下真ん中の2本ずつが完全に生えていて、今、下側の真ん中2本の両側に2本生え出してきています。計6本生えていることになるのですが、本格的な歯磨きはまだ必要ないとのことでした。今は慣らし程度に歯に当てる程度でかまわないらしいです。ひろくんは1日1回昼にしています。夜ミルクを飲んで寝るのでしたら夜するのですが、ひろくん寝る前は麦茶を飲んで寝ていますので、妻は昼に歯ブラシを当てているそうです。以前にもご紹介しましたが、この歯ブラシです!ひろくんは毎回先生からいただいています<(_ _*)>Ciメディカル歯ブラシ Ci 602先生は機嫌のいいときに遊び感覚でしてくださいとのこと。嫌がったりすると悪影響にもなりますので、楽しませながらして下さいとの事でした。大体以上のような内容でした。(所要時間約30分)次回は、9月に指導していただく予定です。順調に摂食の方が進んでいることから、ひろくんは3ヶ月に1回の通いにしていただいています(^^*)
2007年06月05日
3月30日に、ひろくん4ヶ月ぶりの摂食指導に行きました。2ヶ月に1回の予定が、2月のRSウィルスで間が空いてしまいました。こちらの方も妻が岡山大学病院までひろくんを連れて行きましたのでそのときの様子を聞きながら書いていきますね!(^^)b<ひろくんママの話です>摂食指導でいつもしてもらっていることは、担当のI先生がビデオで、ひろくんの食事中の撮影をし、それも参考にしながら、食事の進め方や食べさせ方を指導して下さいます。12月の摂食指導からは、歯が下2本完全に生えたのをきっかけに、歯の状態も見てもらっています。その時以来、歯にフッ素(リンゴ味)を塗ってもらっています。今回ももちろん塗ってもらいました。(ひろくんはどうも苦手な様子。。(^_^;A)今回の摂食指導の説明を以下にまとめます。まず先生からひろくん用に書かれた、『歯科口腔衛生指導 説明書』の内容を下記に抜き出して書き出してみます。●病名:摂食・嚥下障害●指導計画:・上手に離乳食進めておられます。 奥歯の歯茎でかみかみすることが出来ます。 無理せず食形態アップしてゆきましょう。・水分はコップとストローで練習しているようですが、 お口の使い方は問題なさそうです。 一口量コントロールが難しいですが気をつけましょう。・スプーンの自分食べ練習をしておられますが、 興味があるので良い事だと思います。 手づかみ食べ練習も、せんべいなど口解けの良いもので 行ってみましょう。●衛生指導内容の要点: 上の前歯も出てきました。 まだ歯ブラシを本格的に行う必要はありませんが、 歯ブラシの感触になれるようにしましょう。●フッ化物局所応用: 管理方針:フッ素塗布しております。まずI先生にひろくんの食べ方を見てもらいました。その時に先生から言われたのは、上下に顎をいい状態で動かしているといわれました。舌を使って、口の中に入った食べ物を上手に両側の歯茎に持っていっているのはすごくいい動きだと言われました。ひろくん歯茎できちんと噛んでいるようです。1回の口に入れる量と堅さが今のひろくんに丁度合っているとも言われました。ダウン症児は食べ物を丸呑みしてしまう傾向がありますが、今のところひろくんはちゃんと噛んで飲み込んでいるとの事。食に対する食べようとする意欲がすごいといわれました。「指しゃぶりしますか?」ときかれたので、「しゃぶるというよりも指を歯茎でかんでます」と答えると、指を口に持っていって噛むということは、手に持ったものを食べる行動につながるので良いと言われました。ですので、指しゃぶりはひどくなければ2~3歳までしても良いとのことでした。また先生のお話では、口の周りの筋肉をつけることによって出っ歯になるのを防げるらしいです。舌で歯を外に押そうとする力が勝れば出っ歯になりやすいらしく、それを防ぐためにも、口の周りの筋肉をつければいいそうです。ではどうやって鍛えるのかですが、笑わせたり声を出させたりすることでも鍛えられるらしいです。ひろくんはコップ飲みする時に口に入る量が多く、毎回むせて吐いてしまいます。当然の事ですが、1度に飲む量を少なくするアドバイスをされました。歯磨きは上下4本ずつ生えてくるまでは慣らし程度でよいとのことでした。それまでは、歯ブラシを歯にちょんちょんと当てるだけで歯ブラシに慣れさせることになります。ひろくんは、嫌がっていましたが。。夜寝る前のミルクを10ヶ月くらいからやっていない旨を先生にお話したときに、先生曰く、「虫歯になりにくいのでいい傾向です」と言われました。ひろくんは9ヶ月頃から夜中のミルクをほしがらなくなった(ずっと寝ているので)こともお話しすると、離乳食と食後のミルクのみで十分足りているとのことでした。他には、スプーンでもおせんべいでもいいので手に持って食べさせることを続けて下さいとのこと。ひろくんはまだ口に持っていくだけで、舌の感触がいやなのかすぐに突き放すように持っているものをほうります。このへんが今のひろくんの課題のようです。ひろくんの次の摂食外来の予定は、6月になります。調子がいいので2ヶ月に1回→3ヶ月に1回に変更になりました(^-^*)<以上ひろくんママの話でしたm(_ _)m>ひろくん、摂食もいい感じで進んでいるようです。今のところひろくん本当に絶好調で、成長が遅いことが気にならないくらい。私はなにかと忙しいですが、そんな中でもゆっくりと成長してくれるので、わりとじっくり子育てをしているような錯覚(?)に陥ります。(それでも足りないのですが^^;)ちーちゃんのときは今以上に忙しかったのですが、あっという間に成長してしまい、幼児期に関わった覚えがあまりなかったような気がします(´・ω・`)ですので、ひろくんの成長が遅いのに、実は私自身感謝するところもあるんです。。m(゚- ゚ )最近ひろくんの写真をUPしてませんので、昨日撮った写真何枚かをUPします!ひろくんがんばってますよ~!o(^-^)o昨日は大好きな苺を食べました!(^u^)♪時々は笑顔を見せてくれます。。(が、このおっちゃん笑いは一体・・´・ω・`)番外編(またこの顔です・・´・ω・`オイオイ)お座りの練習もしています。まだ瞬間芸ですが。。(^_^;A疲れて寝ちゃいました(_ _).。o○次回は、3月27日のシンギングエンジェルプロジェクトのコンサートの様子を書いてみようと思っています。(また妻に聞かなければ・・゚-゚;)
2007年04月06日
●『ひろくん第3回目の摂食指導の報告』の続きです水の摂取についてはコップよりも、お酒の『おちょこ』が良いと言われたそうです。I先生曰く、おちょこの方が赤ちゃんの口に合っているそうです。I先生ご自身も子どもさんにおちょこで水分を与えていたそうです。また、哺乳瓶のキャップでも良いとのこと。哺乳瓶のキャップはやわらかいので手で曲げやすく飲ませやすい利点もあります。他のお母さんも哺乳瓶のキャップを利用されている方が多いとも先生から聞きました。ひろくんは、コップからだとダメでしたが、哺乳瓶のキャップからはなんとか飲めるようです。『おちょこ』は家にはありませんので、早速買いに行こうと思います。(私は日本酒はあまり飲みませんので・・(^.^)>)飲ませる際の注意点は、上記にも書いてありますが、下唇につけて飲ませることだそうです。ただでさえ、歯が無いもしくは小さいので、舌のストッパーが無く、また、ダウン症児は舌を出す癖もありますので、舌につけて極力飲ませないように注意されました。舌は納まるべきところ(歯の内側)に納まるように気をつけなくてはいけないそうです(゚-゚;)ウーンまた、舌を出す癖のある子は、舌の下側を歯で傷つけていることもあるそうですので、注意してくださいとのことでした。ひろくんは今のところその心配はありませんでしたが、今後も要注意ですね。。下の前歯先端のギザギザの件は、乳歯がまさかギザギザだとは思いませんでしたので、私たちが心配していたことに対しての先生のお答えです。ギザギザがあるのが本来の姿で、平らなイメージがあるのは後に歯と歯でこすり合わさって平らになるのだとか。。(゚-゚ )ちーちゃんのときはこんなにギザギザだった覚えがなかったので、ひょっとしてダウン症に関わる問題かなと思ってしまいました。ちーちゃんの時は全然観察してなかったってことですよね~(w_-; 最後に、ひろくん昨日は初めての歯ブラシ体験をしたそうです。ひろくんは初めこそ変な顔をしていたようですが、慣れたら特に問題なかったようです(^^*)お土産に1本歯ブラシを持って帰ってきたのですが下の歯ブラシです。てっきり病院での販売のみかと思っていたのですが、市販もされているんですね~(^^)Ciメディカル歯ブラシ Ci 602歯磨きを本格的に始める時期は、上下2本ずつ生えてきた時だそうです。それまでは慣らし程度にしていくと良いらしいです。歯磨きを嫌がる習慣をつけないように、まずスキンシップから始めると良いとのことでした。その延長に歯磨きがある感じて磨いてやれば、歯磨きに違和感無くスムーズに移れるそうです。以上長くなりましたが、昨日のひろくんの摂食指導の報告でした(*⌒▽⌒*)b【1】へ戻ります(^^)
2006年12月09日
昨日、ひろくんは妻に連れられて摂食指導に行きました。病院は、岡山大学医学部・歯学部付属病院。当初の予定の11月24日は風邪でいけませんでしたので、昨日ようやく連れていくことが出来ました(^^)前回は、9月末くらいでしたので約2ヶ月ぶりになります。★前回の様子です↓http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/200610210001/まず、妻がI先生から受け取った『歯科口腔衛生指導 説明書』から昨日の指導内容を説明していきます。●病名:摂食・嚥下障害●指導計画:概ね良好です。この調子で離乳食頑張りましょう。ミルクとのバランスも良好です。水分をコップから摂取する練習は頑張りましょう。その際、舌でコップを受けずに、下唇で受けるようご注意ください。●衛生指導内容の要点:下の前歯が生えてきました。先端がぎざぎざですが、正常ですから心配ありません。以上の内容でした。ひろくんはミルクから上手に離乳食に切り替わっていることをまず評価されました。以前ご紹介しましたピジョン製のスプーンは卒業です!これは、離乳食の量が増えてきた為、そのスプーンでは容量が少なくなってきているからです。(ペースト用のみ。スープ用はそのまま使用していきます)※余談ですがひろくんを指導して下さっているI先生はこのスプーンの開発に携わった先生です。http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/200608250001/あと、離乳食を食べさせる時の注意点ですが、ご飯とおかずを混ぜて与えない方が良いらしいです。ご飯は丸呑みしやすいので、ご飯におかずを混ぜてしまうと、丸呑みの癖が付いてしまいがちだとのこと。この点については時間が無いときに離乳食を早く与えようとしてよくやりがちなことでもあるので十分注意するよう先生から指導されました。私も急いでいる時はご飯を飲み込む癖があるので妻から聞いてとても納得しましたね~(^.^)>前回も書いたような記憶があるのですが、離乳食を早く進めようとすることも丸呑みの原因になると先生から再度説明されたそうです。離乳食を与える時に、のどに詰まったりしたときは特に注意したほうがいいようです。その場合は、離乳食の硬さがその子に合っていないことが多いので、その前の段階に戻したほうがいいとのこと。口を開けたときに離乳食がちゃんとつぶれているかどうかも注意して確認したほうがいいようです。離乳食一つとっても注意することはたくさんあるんですね~(゚- ゚;)【2】へ続きます
2006年12月09日
去る9月29日のことで大変恐縮です<(_ _*)>この日はひろくんの第2回目の摂食外来で、岡山医大まで妻がひろくんを連れてでかけました。家から電車とバスを乗り継いで約2時間。その道中、引越しも考えたそうです・・(^_^;A初回だった前回は、その1ヶ月前でした。http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/200608250001/結果は良好!(^^*)離乳食を口に入れる前にも摂食指導の担当医I先生からお褒め頂いたそうです。妻が少し固めの離乳食を持っていたことで、大変離乳食が進んでいる状態だと判断されました。なんでも離乳食中期に進んでいるとのこと。食べ方についてもお褒め頂きました。・まず、食べる意欲があること。・自分で口を大きく開けて、スプーンを入れると口を閉じて しっかり飲み込む動作が出来ていたこと。・口から離乳食が出るということはあまりなかったこと。離乳食食べ始めです↓ 離乳食食べ終わり。しっかり口を閉じています↓ 補足ですが、口をしっかり閉じるのはひろくんの生まれつきです。生まれたときから、口元がある程度引き締まっていたのでひろくんならでは食べ方なのかもしれません。おかげで、摂食指導の回数が1ヶ月毎→2ヶ月毎になりました。とても助かります~!(T_T)I先生からひろくんに頂いたアドバイスは、離乳食を食べさせた後には、汁系のものをコップ又は、スプーンで与えるとよいそうです。少しずつ哺乳瓶から離れるようにとのことです。家に帰って早速コップでやってみたそうですが、ダラダラで全然ダメだったそう(T_T)スプーンからでは少し口からは出るものの、割合普通に飲んでいたそうです(^^*)(例のI先生が開発に携わったスープ用のスプーンです)ミルクの飲み方も、しっかりごっくん出来ているとの事で、とても早いと言われました。ただ、誤嚥を繰り返しているひろくんには離乳食はゆっくり進めてあげてくださいとのこと。今は食べる楽しみをしっかりと付けさせてあげてくださいとのお言葉でした。また、早期に進めすぎて丸飲みの癖をつけさせないことも理由としてあるそうです。次回は11月末くらいに行く予定にしています。PS.あれから入院などもありましたので、摂食は今のところ平行線です。今心配なのは寝返りをあまりしなくなったこと(´・ω・`)以前も、全くしなくなった時期があったので気にしないようにはしています。焦って無理やりさせないようには気をつけようと思っています。(と言いながら実は先ほどもひろくんをうつ伏せにしたのですが、いつまでたってもそのままの状態・・しっかり私焦ってますね・・反省反省(^.^)>)
2006年10月21日
1週間ほど前の話になりますが、現在6ヶ月のひろくんを摂食指導に連れて行きました。上地玲子先生のご紹介で、岡山大学歯学部付属病院の「摂食指導のI先生」を事前に教えていただいていました。その時、上地先生からお薦めスプーンを紹介していただき、ひろくんは離乳食を始めたばかりでしたので、早速そのスプーンを買い求めました。そのスプーンが驚いたことになかなかの優れもの。先生に大変感謝を致しました。先週は、そのスプーンを持っての摂食指導でした。o(^-^o)♪行ってみて驚いたのは、そのI先生はそのピジョン製スプーン開発に携わった先生だったんです!(上地先生、ありがとうございます!m(_ _)m )お話を伺うと、開発には1~2年かかったそうです。赤ちゃんの口の大きさ(○○mmとはっきり言われていました)やその他さまざまな項目から研究されて開発されたとのことでした。スプーンを口に入れすぎても、悪影響になるらしく、ストッパーを付けたことや、スプーンの深さにもこだわっています。ひろくんへの使い心地はもちろん申し分ないもの。d(>_< )Good!!ペースト用とスープ用2本セットで500円程度だったと思いますので、ぜひ一度注意書きをよく読んだ上でご検討してみても面白いと思います。私は、2セット買いました! ↑ちょっと色が染まってしまってすみません・・話を戻しまして、ひろくんの摂食指導についてお話します。今回指導を期待していたことは、離乳食をうまく飲み込ませる方法でした。ひろくんは、今までミルクで誤嚥を繰り返していた為、(現在ましにはなりましたが)離乳食をうまく飲み込めるかとても心配でした。飲み込めなければまた、肺炎が再発するのはまず間違いありません。飲むのが下手な子は食べるのが下手と、今まで主治医に言われていたので、離乳食を始める以前からその点には気を付けるつもりでいました。見ていただいた結果は、ひろくんの場合、今のところとくに問題なしとのこと。ε=( ̄。 ̄;)フゥ妻の食べさせ方や、飲み込んだ後の呼吸の仕方などについて見ていただきました。気をつけなければいけないことは、口を開けるまで待ってからスプーンを口から入れ、スプーンを出す時は、口をしっかり閉じてから出すようにすることを指導されました。摂食と哺乳とは、口の動きが違うことを先生は強調されていたように思います。口を開けたまま飲むのが哺乳の仕方らしく、口を閉じて飲み込むのが摂食の仕方だそうです。だから、口をしっかり閉じてからスプーンを引くように教えていただきました。次は1ヶ月後にまた見てもらう予定にしています。※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※事前に上地先生から、摂食指導の現場に、先生お手製の牛乳パック製の椅子とダンボール製の机があることをお聞きし、写真にとってきました。この椅子と机は、筋力が弱い子ども用の椅子と机らしく、とても安価でしっかりしたものがつくれますので、またの機会に写真を掲載したいと思います。しかし、岡山県下には上地先生の網の目が張り巡らされているような気がするのは自分だけでしょうか・・本当にスゴイ先生です(-_-;)ウーム※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※
2006年08月25日
今日は、岡山医大付属病院へ、ひろくんの摂食指導をしてくださる先生に会いに行きました。この先生とは、上地玲子(かみじれいこ)先生のご紹介でお会いすることが出来ました。そのときの詳細は、明日以降の記事に書きたいと思います。(本日は時間が足りません・・m(_ _)m )指導してくださった先生は、ピジョンのあるスプーンの共同開発に参加された先生で、私は上地玲子先生からそのスプーンを前もってお聞きして、実際に使っていますがとても優れものです。また、後日そのスプーンもご紹介したいと思っています。 他にも、指導された現場には、上地玲子先生が以前作られた牛乳パック製の椅子とダンボール製の机が置いてありました。筋力が弱い子供用に作られた机と椅子だそうで、なかなかのものでした。早速、写真にも収めてきましたので後日写真だけでもご紹介したいと思っています。(時間があれば私が実際に作って皆様にご紹介できれば理想です)すみませんが、今日の詳細はまた明日以降記事にしますのでまた見てやってくださいね!(^_^;A
2006年08月18日
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