東方見雲録

東方見雲録

2022.11.09
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カテゴリ: ランドスケープ
庵号の「孤篷」は「一艘の苫舟」の意で、小堀政一(遠州)が師事した春屋宗園から授かった号である。





忘筌への軒下路地 


忘筌西側の縁。「舟入の間」の入口形式ともいわれる。


西本願寺飛雲閣舟入の間

茶室・忘筌
忘筌(ぼうせん)とは荘子の「魚ヲ得テ筌ヲ忘ル」という句からとったものといわれる。「筌」とは魚をとるための道具で、前述の句は「目的を達すれば道具の存在を忘れる」という意味であり、禅の悟りの境地と結び付けられている。

筌せんは魚うおに在ある
所以ゆえん、魚を得て筌を忘る。蹄ていは兎うさぎに在る
所以、兎を得て蹄を忘る。言げんは意に在る所以、意を得て言を忘る。吾われ、安いづくにか夫その忘言ぼうげんの人を得て、之これと与ともに言わんや。

孤篷庵露結形(京都市)
「露結形」は遠州好みの書院式茶席「忘筌」のまえに据えられている。これには遠州の深い意図があり、「荘子」の「得魚而忘筌、得兎而忘蹄」の一句を生かしてある。「忘筌」の魚の対句になっている、兎を手水鉢の銘にしたものであって、「露結」とは兎を意味する「露結耳」からとっている。兎は体に汗腺がなく、大きな耳で汗を発散させるので、「露結耳」が異名となったのであろう。文字も遠州の直筆である。

参考サイト:Wikipedia情報 ​ こちら
      note こちら
      日本木造建築工法  こちら
      臨黄ネット  こちら
      露結型蹲  こちら

関連日記:2022.10.30の日記  きれいさび   こちら





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Last updated  2026.01.06 20:20:16コメント(0) | コメントを書く


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