東方見雲録

東方見雲録

2023.02.10
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カテゴリ: ランドスケープ
入山規制の方針は、環境省や林野庁などでつくる組織が定めた管理計画に盛り込まれている。法的拘束力はないが、遺産地域は全域が禁漁区に指定されており、魚釣りは禁止。国有林での山菜採りも森林法で規制されている。

 では、管理方法が青森、秋田で分かれるのはなぜか。

 青森側は元々、自然と共存するマタギ文化を受け継ぎ、クマ狩りやアユ釣りを続ける住民がいた。核心地域を歩き、山の恵みに親しんできた山男たちにとって入山規制は抵抗感が強かった。結局、国などは27の指定ルートに限って入山を認めた。

 一方、秋田側は山が深く、住民の利用が少なかった。「どうしても山に入らせてくれ」といった反発も顕在化せず、現在学術研究などの理由がないと許可が出ない。

 ほかの地域では、どうか。山形県と新潟県にまたがる朝日連峰は、登山客や釣り客が多かった。当初は入山を厳しく規制する案も検討されたが、林野庁は議論の末、生態系に悪影響を及ぼさない範囲なら、釣りや沢登りを容認するとした。森林での植物採取やたき火はしないなどの条件は付けたが、具体的な入山規制はしなかった。

 佐藤氏は「山は閉じるのではなく、開いて、みんなで育てていくことが大事だ。保護と利用の両立を図れば、地域活性化の道はある」と議論を呼びかける。(佐藤仁彦)

引用サイト:朝日新聞  こちら


白神山地世界遺産センター



環境省白神山地世界遺産センター ホームページ  こちら





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Last updated  2023.02.10 07:00:10
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