東方見雲録

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2024.01.20
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カテゴリ: 科学

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専門家「数千年に1回」地震で1分に約4mの大規模隆起 海岸線85kmにわたり変貌…漁港は壊滅状態に【能登半島地震】
© FNNプライムオンライン

産総研地質調査総合センター 宍倉正展グループ長:

海岸が4mも干上がるなんていうのは今までなかった、観測されなかったことなんですね。

私どもの調査では、過去6000年以内の間に少なくとも3回は大きく隆起するような地震の現象が起きていたのではないかということがわかっていたんですけど、ということは、だいたい数千年に1回は大きな隆起が起きている。

今回は数千年に1回というサイクルの中にたまたま遭遇してしまったということが言えると思います。

これまでに経験したことがないという大規模な隆起。

国土地理院の分析によると、その長さは海岸線85kmにもわたります。


引用サイト: こちら

関連サイト:流体地震の恐怖 こちら
【流体地震の恐怖】「能登半島震度6弱の原因は水」専門家語る“活断層型地震を誘発”の可能性…次の危険地域は?
社会・政治 投稿日:2022.06.28 06:00FLASH編集部



 京都大学防災研究所地震予知研究センターの西村卓也准教授も同じように、この流体を“水”だと考える。

「能登半島には火山がないので、水が原因である可能性が高いと思います。深さ十数kmの地下に流体があることを考えると、水は地下から湧いてきているのでしょう。200kmほど下にある海洋プレートに含まれている海水が、高温と高圧のために分離、上昇してきている。今回の地震の原因となっている流体は、海洋プレート由来の水だと考えます」

 珠洲市ではこの“流体”によって、2020年12月ごろから今年5月までの間に、4cmも地面が隆起している。

「地下で流体の集まりが膨らんでいるので、周囲の岩盤に力が加わり、耐えきれなくなった岩盤が割れて地震が起きます。さらに、日本列島の地下には摩擦力で引っかかり、くっついている断層がたくさんあります。この間に水が入ることで、潤滑油のような働きをし、断層が動きやすくなる。この2つが、一連の地震の原因です」(西村准教授)

 つまり現在、能登半島では、活断層でもプレートでもない、“流体”を直接的な原因とする“流体地震”が起きているのだ。そしてこの“流体地震”は、1965年から1970年にかけて長野県松代町(現長野市)で発生した松代地震と「メカニズムが一緒」(西村准教授)だという。

関連サイト:能登半島の地下で何が起きているのか NHK こちら
震度6強から1週間~能登半島の地下で何が起きているのか


能登半島の北岸沿いにはマグニチュード7クラスの地震を引き起こすと考えらえる活断層帯が4つあることがわかっています。一連の地震活動の場所と流体があるとみられる場所が北側の浅いところに移動し、活断層帯に近づいていることから、今回の地震と活断層帯との関係や影響が懸念されています。

きょう開かれた地震調査委員会では、今回の地震は、懸念される活断層とは別の、去年6月にやや強い地震を起こした断層の延長の浅いところで起きた、という見方が示されました。
そのうえで「これまでの地震活動と地殻変動の状況から地震活動は当分続くと考えられる」という見解があらためて示されました。



ちょっと寄り道:シェールガス採掘と人工地震 こちら
人類による環境破壊に「新タイプの地震」が加わる

シェールガス・オイルと呼ばれる地下資源は、ある時期から急激に登場した印象がありますが、これは「水圧破砕法(Hydraulic fracturing)」と呼ばれる、掘削方法が開発されたためです。

この水圧破砕法という掘削には、環境に影響するさまざまな問題が指摘されていて、中でも目を引くのが地震を頻発させる可能性です。

カナダ地質調査所(Geological Survey of Canada)の研究チームの新しい研究は、ガス井の近くで遅く長く続く新しいタイプの地震を観測しており、これは人工的に誘発された新しいタイプの地震であると報告しています。

関連日記:2022.06.28の日記  日本列島地震   こちら
関連日記:2022.06.30の日記  地下天気図   こちら
関連日記:2023.05.07の日記  震度6強の珠洲、20cmの地殻移動   こちら
関連日記:2023.05.08の日記  日本海側で起きていた宏観異常現象   こちら

2024.02.19追記
ナゾ残る能登半島地震 研究者が現地調査で驚いた、前代未聞の複雑な動き「活断層リスク見直しを」   東京新聞
北陸と東北沖の震源断層モデル。四角形は断層面(日本海地震・津波調査プロジェクト成果報告書から)
© 東京新聞 提供

能登半島地震では、想定されていた半島北岸の断層群が動いたと考えられています。しかしそれで問題が解決したわけではないと研究者は考えています。断層そのものの性質や周辺の地盤の変化など、まだ分からないことが多いのです。(永井理)

 今回の地震は、国土交通省や内閣府、大学の断層調査プロジェクトなどが10年前に指摘していた能登半島北岸沖の活断層が起こしたとみられます。断層は石川県の津波想定にも取り入れられていました。「そのためか想定通りだったという予定調和的な捉え方が目立つ。しかし活断層からみれば今回の地震は分からないことだらけ」と、日本活断層学会長の鈴木康弘・名古屋大教授は指摘します。
 鈴木さんらは石川県志賀町を調査し、同町の富来(とぎ)川に沿って地震断層が3キロ以上にわたり現れているのを発見しました。断層の南東側が数十センチたわんで盛り上がり、断層に沿って地盤が水平に10センチ以上ずれているのが確認されました。存在が指摘されていた活断層「富来川南岸断層」が動いたとみられます。断層は川沿いに海まで続き、河口の岩場も隆起していることから「海底に続いている可能性もある」といいます。
・・・・





 能登半島地震を起こした活断層は、半島北岸に沿った海底にある「海陸境界の断層」です。今回は長さ150キロにわたって断層が割れましたが、断層の長さや活動度(地震の規模や頻度など)はよく分かっていません。石山さんは「海陸境界の断層は、いわば調査のエアポケットみたいな状態」と話します。

 活断層が海底に現れているので陸地のように掘削して過去の活動歴を調べられません。海の断層は掘削の代わりに音波探査で様子を調べますが、陸地に近い浅い海では雑音が多く、深い海のように精度よく探査するのが難しいといいます。また、定置網があったり船が行き来したり、制限も多くあります。

 今回の地震では海岸が隆起して新しい段丘ができました。能登半島では、過去の海陸境界の地震で隆起してできた海岸段丘地形が何段も残っています。「そういう地形と結び付けて断層の活動度を推定できる可能性がある」といいます。日本海には海陸境界だけではなく沖にも活断層が多くあります。それらの性質を知る手掛かりになるかもしれません。

 また、能登半島の南の富山湾にも活断層があります。地形などから活発に活動しているようにみえますが、地質的なデータがないため活動歴は分かっていません。能登半島をはじめ日本海の活断層にはまだ分からないことが多いのです。
引用サイト: こちら





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Last updated  2024.02.19 11:37:56
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