東方見雲録

東方見雲録

2024.05.28
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カテゴリ: 郷土




 「林業体験は迫力があって驚いた。大阪と違って森林が多く、森を管理する方のおかげで、豊かな自然が守られているのだと実感できた」。大阪市立白鷺中3年の中野志緒さん(14)は充実した笑顔で語った。同校3年生171人は20日から2泊3日の日程で来県。このうち初日は両町が企画したSDGs体験に充てた。

■自分事として
 この日は江府町御机のエバーランド奥大山などに「にちなん中国山地林業アカデミー」(日南町)や廃材を使って寄せ木細工のアクセサリーなどを手がける「白谷工房」(同)の講師が出張。生徒らはチェーンソー体験やワークショップに参加した。地球環境を五感で学ぶ「奥大山自然塾」(江府町)も楽しんだ。両町が連携することで、限られた時間の中で充実した体験プランが提供できた。

 数ある修学旅行先の中から両町を選んだ理由について、同校の学年主任、坂本都美恵教諭(56)は「SDGsを普段から学んでいる学生にとって、受け身ではなく自ら体験するプログラムがあることで、SDGsを“自分事”として捉えることができるプログラムだと感じたため」と語る。

■ニーズに対応
 日南町は、コロナ禍で都市圏への行動制限が行われていた際、「SDGs未来都市に行ってみよう」という切り口で、旅行会社や学校に旅行プランを提案。鳥取、島根両県の中学、高校の修学旅行誘致に成功した。さらに都市部の学校に誘致を広げようと、エコツアーなどに力を入れる江府町に連携を呼びかけた。

 同校にプランを提案したJTB大阪教育事業部の森蘭さん(25)は「SDGsを実践している地域で体験ができるのが魅力。森と海とのつながり、気候変動対策への具体的な取り組みを体験できるプログラムで、学校側のニーズにも対応できると感じた」という。

 観光地巡りが定番だった修学旅行は様変わりし、近年はSDGsをテーマにした体験型の学びの場として活用する学校が増えている。日南町まち未来創造課の荒金太郎主幹は「自治体間で連携し、学校のみならず企業などへの働きかけも強化していきたい」と抱負を語った。



引用サイト:日本海新聞   こちら





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Last updated  2024.05.28 09:00:13
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