東方見雲録

東方見雲録

2024.11.24
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カテゴリ: 政経



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2011年3月11日に発生した東京電力福島第1原発事故を機に日本の原発に対する見方は厳しくなり、全国の原発が相次いで運転を停止。12年に原子力規制委員会が発足した後、原発の安全対策をより強化した「新規制基準」が導入された。

規制委は今月13日、日本原子力発電が再稼働を目指す敦賀原発2号機について、新規制基準に適合していないとする審査書を決定。規制委発足以来初の審査「不合格」となった。原子炉直下に活断層が延びている可能性を否定できないというのが理由で、原発の安全性確保の難しさが改めて浮き彫りとなった。
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来年6月には60年を超える運転を可能とする 「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法」 が全面施行される。運転開始30年を超える原発は、10年ごとに施設や設備の劣化状況を確認することが義務付けられており、高浜1号機でも点検・交換が進められている。電気ケーブルを難燃性のものに替え、28年度には原子炉容器の炉内構造物の取り換えも予定している。

関電管内では、高浜2号機や美浜3号機も数年以内に運転開始から50年を迎える。国が24年度内をめどに策定する 第7次エネルギー基本計画 に向けた議論は、現行計画で「可能な限り原発依存度を低減する」とした文言の見直しが焦点となるが、原発新増設への道のりは険しい。当面は既存の原発をいかに維持するかが重要となる。
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Last updated  2024.11.24 08:00:12
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