東方見雲録

東方見雲録

2026.01.08
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カテゴリ: 生命



 mRNAは新型コロナウイルスワクチンに使われるなど近年注目を集めた。mRNAを細胞内に送り込む方法は既にあるものの、効率性や安定性に優れる新たな方法が模索されてきた。

 松浦教授が2010年に人工のウイルスの殻を作る研究に成功した一方、AGCは23年にフッ素化合物の「フッ化アルキル鎖」が細胞膜の中に入り込みやすいとの研究を発表していた。両者の技術を組み合わせてフッ化アルキル鎖で修飾したウイルスの殻を作って実験を行ったところ、mRNAを効率的に細胞内に導入してタンパク質を生成できることが明らかになった。

 今後ウイルスの殻に細胞標的性分子を修飾することで、目標の細胞だけを選択してmRNAを送り込むことも可能になると考えられる。ウイルスの殻に治療用のmRNAを内包すればがん治療への応用、ウイルス抗原のmRNAを内包すればワクチン開発への展開が期待できるという。研究成果は学術誌に掲載され、両者は今回の研究成果に関する特許も出願した。

 松浦教授は「ものをつくる立場からみても素晴らしいものができた。将来の医療の発展に役立てられれば」と話した。

引用サイト: こちら

ちょっと道草:「裸のmRNA」からなる安全な 新型コロナウイルスワクチンの開発に成功
こちら




関連日記:2025.12.22の日記  鳥大 がん治療用ワクシニアウイルスの開発に成功   こちら





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Last updated  2026.04.26 07:05:30
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