東方見雲録

東方見雲録

2026.05.11
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カテゴリ: 郷土



鳥取県が4月20日に発表した同月1日現在の県推計人口は51万9148人で、戦後初めて51万人台となった。死亡数が出生数を上回る自然減が進む一方、転出が転入を上回る社会減も拡大。2023年に国立社会保障・人口問題研究所が算出した将来推計人口を下回るペースで推移している。(真田透)


若年層ほど不満大きく 移住志向も一定数
 日本海新聞が実施した鳥取県での居住志向や人口減をテーマにしたネット会員アンケートで、若い世代ほど生活への不満が大きく、県外への移住志向も一定程度あることが分かった。自由記述からも、雇用や教育環境への不安が将来の定住を難しくしている実態が改めて突きつけられる結果となった。(真田透)

 県内での生活に対する満足度に関する問いへの回答を年齢別にみると、「満足」が「不満なところがある」を上回ったのは70代以上に限られ、若い世代ほど満足度が低い傾向となった。

 不満な点としては、20代、30代では「娯楽・文化が少ない」を挙げた人が多く、生活の楽しさや魅力を求める声が目立つ。40代、50代では「職業選択の幅が狭い」「所得水準が低い」が目立ち、仕事や経済面への不満が強い。60代以上の多くは「交通などのインフラが未発達」として社会基盤の充実を求める。
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記者の手帳
諦めることなく取り組み続ける
 50代以下の4割以上が県外移住に肯定的という結果からは「若者が鳥取から出て行くのは仕方ない」と諦めにも似た声がにじむ。行政の人口減少・流出への取り組みへの厳しい見方も多い。月並みだが、その解決策は都市の尺度を追うことや地方同士で移住者を奪い合うような施策ではなく、住む者が地方ならではの幸福をどう実感できるかにある。働き、学び、暮らし続ける選択肢を地元につくること。人口減少を前提に誇りを持って暮らせる持続可能な地域を描くこと。諦めることなく取り組み続け、結果を出すことが求められている。(真田)
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関連日記:2023.03.18の日記  私見 ひとりひとりの感性からのふるさとづくり   こちら





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Last updated  2026.05.11 08:00:05
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