東方見雲録

東方見雲録

2026.06.01
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カテゴリ: 生命




倉吉市内で初めて、国の特別天然記念物コウノトリのひな3羽のふ化が確認され29日、個体識別用の足環(あしわ)が取り付けられた。いずれも生育は順調で6月中下旬に巣立つものとみられる。

 ひなが見つかったのは、高さ約30メートルの携帯電話基地局の最上部付近。5月12日に住民から連絡を受けて市がドローンで確認したところ、直径約1・5メートルの巣の中にひな3羽を見つけた。その後、親鳥と思われるつがいも確認。足環の個体識別番号から、島根県雲南市生まれの雄(推定5歳)と兵庫県豊岡市出石町生まれの雌(同4歳)と分かった。

 保守作業員が、ひなが怖がらないよう目隠しして1羽ずつ箱に収容。兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)の飼育員らが、個体識別できる金属製の足環を取り付け、巣に戻した。

 測定の結果、ひなの体長は85・0~90・7センチ。性別は採取した羽毛のDNAを解析して判別する。

 鉄塔などに作られた巣は、落雷による事故死や停電の危険性があるため撤去される。市文化財課はすでにひなが成長していることから、巣立った後に基地局の管理者と撤去を協議するとしている。岡本智則課長は「家族を連れて倉吉に戻ってくれるよう、巣立ちのまで見守りたい」と話した。(井田慎一)





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Last updated  2026.06.01 09:00:05
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