スーツケースに、それ、入るんですか?
スーツケースの前に、バスに乗ったらそれどこに置くんでしょう?
集合場所のパン屋さんの前。とてもおいしそうなので、ガラスに顔がつかないようにじーっと見ていたら中のおじさんに笑われる。これからお昼じゃなかったらちょっと買ってバスの中で食べるとかできるのになー。日持するような物はなさそうだし。
人と人の間の後方に巨大くるみ割り人形、わからないかな。
お昼のパンは味はしっかりしているものの、ちょっともそもそ。
付け合せがずっとポテトかキャベツのピクルスだったので、トマトやレタスがふんだんに入っているサラダが新鮮に感じられる。
ハンバーグ。普段はお酒を飲んだら赤くなって心臓がドキンドキンしてしまうのに、体が芯から冷えているせいか、2口飲んでも全然体が熱くならない。もっと暖かくなれるものなら飲みたいが、これからバスに乗るのに具合が悪くなっては困るので止めておく。
バスに乗ると案の定、皆様のお買い物された品々は足元にも棚にも置ききれず。
プラハに向かう。
外は雪がちらちら舞って来た。「雪や!」「木が真っ白で綺麗やわー」
陸続きの国境って通るたびに何故かわくわくする。ヨーロッパの方々にはなーんでもないことだと思うが、海を越えなければ「外国」でない私たちにはいつでも新鮮だ。
国境地点でトイレタイムがあり、どんなところか降りてみた。
路面は凍り始めている。
男女どちらともまず同じ入り口から入る造りなのだけれど、その入り口のどまんなかあたりに、日本では「子供だって来る場所」には絶対置かれない自動販売機があった。
「ちょっとぉ、こんなどまんなかになんやのー」
「loveてなによー、loveー」
「こんな人いたら誰も買えんとちゃうの?」
すごく違和感があった。どうしてこの地点でこの場所にこの自動販売機。
ひゃー、寒くて、また体が芯から冷える。
バスはなんなく国境通過。
すると・・・・
この寒いなか・・・
国境を過ぎたらすぐに・・・
ちらほらと「女性」が立っている。ここにも、あそこにも。
彼女たちはロシアや旧東側の国からやって来る。
そして、勿論、旧西側諸国より、圧倒的に安いサービス料で客をとる。
すごく、若く、すごく、お化粧が濃い。
こんなに綺麗ならもっと他にできることはないのか。
初めはびっくりして、じーっとバスの中から見ていたが、行けども、行けども、その光景が続き、途中で飽きて寝てしまった。
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