デニムデザインの虜です!

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2011.12.09
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実は、今まで恐ろしく忙しい日々が続き寝る暇も無かったのである。
理由は「監査」が入った事に加えて「役所関係」の予算策定のコンサルティング作業が例年に無く多かった事にある。
一般企業もそうだが、来年度の収入予想と決まっている支出を想定して事業計画を行うが民間企業の場合は「いかにして収益を上げるか?」を計画するのに対し、「役所」つまり公官庁及び関連団体である第三セクターの法人などは、「いくら支出するか?」を予算として考えるのである。
つまり基本的な収入は決まっているので役所の予算は「いかにして昨年並みに使うかを考えなければならない」と言う作業である事は誰でも知っているだろう。
・・・で、国家予算ともなると、国家公務員でもそれなりの専門官がいるので、通常の「支出予想」は大体省庁内で計算ができる。
私も学生時代は、建設省でバイトをしていた事もありその時に末端で行う「予算額」の策定を見て来た。その後自分も役人になったが、自分の担当業務内の事であれば支出金額の計算は可能だが担当外のセクションに回されたり、想定外の事業計画が急に入るともうお手上げだった。
そして詳しい人を訪ね歩いたり、様々な資料を探して計算をしていくのだがこれは20年以上も前のお話だ。
・・・で今年も私が請け負ったのは、某団体の予算計画の内「担当係官」では計算不能な「支出」に対する実態調査つまり民間の実際の工事金額であったり、作業員や業種別パートの賃金実態を調査して「某事業を行うのにいくらくらいかかるか?」だとか、簡単な事ではゴミ収集車を新規で買う時にその保険料はいくらになるか?などを正式に調べて文書で報告するのである。
あくまでも「調査」であり、それらの業務を請け負う事は無い。
例えば工事を発注する側は、予算内で業者が入札で「落札」してくれればそれでいいのである。
逆を言えば、役所側では「業者が落札するであろう金額」を想定して予算計上しておけば事足りるのである。
大きな声では言えないが、怠慢な役人の場合「道路工事をする場合いくらくらいかかるか見積り作ってくれる?」なんて、出入りのお得意業者に頼んで計算してもらう。
・・・で、業者の「見積書」を参考にちょっとアレンジを加えたり、その工事期間やサイズを変えたりして「予算」として計上したりするのである。
業者側もそれを知っており、カットされても利益が出るような「見積書」にしてあるし次年度になって「工事指名業者」として「入札」に呼ばれて、最終的には「落札」するような仕組みにもなっている。
もちろん狭い地域内にある市町村の業者数は限られているので、呼ばれる業者はいつもお馴染みさんなのだ。
国の場合、この呼ばれる業者自体が「天下り団体」であるのが問題なのだが、皆様の住む街でも大なり小なり同じような事をしているのである。
まあ通称「談合」と読んでいるのだが、この業者側の「談合」無しには役所としてもスムーズな作業工程の運営が出来ないののも事実である。
実は、私も入札を担当していた事があるが「業者選定」になると何処からか「天の声」が鳴り響き、新規業者が参入する余地は無かった。
正義感が強かった頃の話だが、一度小さな請け負い業務入札の時に面白半分?に「新規業者」を一社いれておいたのである。
すると、入札前の「説明会」会場にはどよめきが起きていた。今までの通常の業者が顔を見合わせて「いったい何を考えているんだ」みたいな「睨み」をきかせる輩も居たほどだ。
・・・で、実際の入札時に業者側はあきらかに抵抗を見せたのである。
実はそのような新規参入を許可した行為は数回やった事がある。
これはその当時のトップが「一度やってやれ」と許可してくれたからできたのだが・・・。
つまり業者はその「入札自体を不調にしてしまおう」としたのである。
それは入札自体が成り立たないようにする事だが、
方法は、その従来の業務の選定業者が次々と「入札を辞退」したり、入札を行っても誰もが高額金額を提示して落札しないのである。
一回目入札・・・「予定価格より上回っておりますので二回目の入札を行います」
二回目入札・・・「以下同文」
三回目入札・・・「・・・」
業者側は「それ見た事か!」みたいな顔をしてほくそ笑んでいた。
私は基本的に図々しいので気にしなかったが、同席した係長の顔は真っ青だった。
で結果、後日出入りの業者が「予定価格」より安い金額の見積書を持参して「随意契約」として業務委託契約を行ったのである。
ところで、ここで言う「予定価格」とは先の「予算書」で出した何かをする場合、その「計算書」を事業計画として、決裁文書を作成して上司に回す。
最終的には「トップ」がその「入札の予定価格」を決めて「封印」する。
つまり入札とは、その封印された「予定価格」以下の金額が「入札フダ」に書かれていて、その中で一番低い業者が落札する事になるのである。
つまりこの「予定価格」を知る為に、業者は奔走しなければならず数億円規模の工事ともなれば必死になるのだ。
この「予定価格」は一般職員は一切知る事ができない事になっている。つまり入札まで封印されているからだが、その「工事予算額」を知っている内部の者ならばおおよその「予定価格」は想定できるのである。
簡単に言えば、最初の決裁文書に積算された工事金額に「数%減額」した数値だったり・・・。
・・・で内部の人間が業者から金をもらったり接待を受けて、リークしてしまうのである。
実は私が役人を辞めた理由はそこにある。
業者は「・・・・会」などと、後援企業として団体を造りゴルフコンペを開いたり、職員の異動に伴う歓送迎会の二次会以降に「偶然?」に現れて、さらに三次会、四次会としてスナックや高級クラブに
誘われるのである。
後日、二次会以降の清算をしようとして思いだしても、金は誰一人払った記憶が無い・・・。
職員の冠婚葬祭の時も業者は顔を出し「一封」持参するが、金額が・・・?と言う感じ。
盆暮れには「ビール券」が、数十センチの高さになるくらいに毎年貯まり、酒を飲まない私は処分するのにも閉口したものだ。
当時は今のような金券ショップなんて無かったし・・・。
今は、そのような「表立った事」は知らないが、要するに「直接業者に見積り金額を聞く」ような自ら墓穴は掘らなくなったと言う事である。
だから、第三者である私のようなコンサルティング会社が調査して「適正な価格」を報告するようなシステムになるのだ。
私は、そのような工事の入札には一切関係しないし業者に便宜も行わない。
ただ、淡々と業者を訪ねて「適正価格」を調査し役所サイドに報告書を提出する。
でも、なぜ業者が喜んで?「価格」を教えてくれるかと言うと、その理由は私が昔から「公務」に関わっていた事を業者が知っている事と、業者としても逆に「ある種の期待と思いこみ」もあるのだろう。
だが、このようなシステムになってから税金の「ムダ使い」や、昔のように傲慢な業者は減って来た。
実際「市民オンブズマン」や民間リサーチ会社の台頭により、業者側の「悪い事」が出来にくくなっていると言う事なのだ。
でも「地元業者」が数が少ないような?ある意味「独占的」な地方の市町村、そして未だに国民の目が届か無い国の「天下り法人」では、今なお続いている慣習ばかりなのである。
それを助長している今の問題は利益誘導ばかり考えている「市区町村議員」である。
予算計画段階で、小さな小さな?「天の声」を言ってきたり、ムリのごり押し。
それも「議会答弁でつるすぞ」的脅しも含めて、しつこく?はっきり言って役人が気の毒になるほどの屈辱を遭わせるような事までしている。
さて今日、公務員の皆様はボーナスが支給されたそうだが・・・。
結構マスコミにたたかれていたが、真面目に働く優秀な「役人」も多いのだ。
でもいいなあ、「ボーナス」・・・。

昔は、これに一般では知られていない「差額調整」と言う名目の極秘?給与的モノが年末に貰えたのだが、高度成長期には、なんとボーナスより多かった事もあったのですぞ・・・。
今もあるのかなあ・・・。







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Last updated  2011.12.10 04:08:31
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