りぶらりだいあり

りぶらりだいあり

PR

×

Profile

りぶらり

りぶらり

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

カレーライス なすび0901さん

Victory for footbal… 恵子421さん

読書とジャンプ むらきかずはさん
片手に吊革・片手に… もりのゆきさん
From おおさか mayu0208さん

Calendar

Comments

おきま@ Re:「PRIDE 池袋ウェストゲートパークX」石田衣良を読んだ(07/30) 約32年前に池袋のウェイターに騙されて風…
深青6205 @ Re:「恩讐の鎮魂曲」中山七里を読んだ(08/16) こんにちは。御子柴シリーズはお気に入り…
りぶらり @ Re:「我が家のヒミツ」奥田英朗を読んだ(06/18) なすびさん,お久しぶりです。僕が本を買…
なすび0901 @ Re:「我が家のヒミツ」奥田英朗を読んだ(06/18) 好きな作家の一人 図書館で借りないでア…
2010.07.04
XML
カテゴリ: わくわく児童文学
「チームふたり」から始まった小学生卓球ストーリーの3作目を読んだ。

○ストーリー
小学校3年生から卓球を始めた双子の広海と大洋は,強い双子のダブルスということで何回も取材を受ける存在だった。だが親の転勤で東小というところに転校してきた時,広海だけを残し,大洋は卓球から離れる。5年生の時は,キャプテンの純とダブルスを組んだ広海だが,6年生となり新キャプテンとなった広海に組む相手はいなかった。中学に進んだ純とも不仲となってしまい,いよいよ広海はたったひとりとなってしまうのだが・・・?

-----------

1作目は大地が6年生,純が5年生で,2作目は純が6年,広海が5年,今回の3作目は広海が6年と,1年ずつ代替わりをしていくシリーズだ。

2作目では純が6年になってから,つまり完全に1作目の後日として物語が始まったが,3作目では広海がまだ4年生で前の小学校にいたころまでさかのぼって始まる。

部分的には第2作目の物語が,広海の視点で語り直されるなど,シリーズものとして,かなり立体的な構成となっている。2作目以上に,過去作品の登場人物を再登場させている様子で,クライマックスに読者サービス的な驚きが待っている。

2007年から毎年年末に1作が発表されているシリーズなので,今年は4作目が発表されるかも知れないが,それなりにまとまりがついたので,これでシリーズ完結となってもおかしくは無い。

-----------



だが,そうした性格の広海を,前の小学校までさかのぼって描写することで,表面に出ている態度と,内面の心の動きを描くことで,主人公らしく読者が共感を持てるキャラクターへと成長させている。

-----------

広海と同様に,前作から成長を見せているのが,東小のコーチ・大滝だ。2作目では,大人のいい加減さを見せる,という意味の貴重なキャラだったが,この作品では,時々そうしたズボラな性格を見せるものの,基本的には的確な指導をする,頼れるアニキという存在になっている。

どこか強烈なリアリティがあって,このお兄さんは憎めない。

-----------

1作目の主人公・大地が再登場するだけでなく,大地の母親,そして妹・陽子も登場する。陽子は4年生となり,東小の卓球部に入部し,広海をたじろかせるほどの前向きな性格を見せている。

4作目が発表されるのならば,この作品では5年生のミチルが主人公で,勝気な陽子とのペアに苦労する,という内容ではないかと思う。

シリーズで,過去の登場人物の状況について触れてくれるのはありがたいが,この作品では,キャラクターの増加の程度が高すぎるような気がする。この先も続けるならば,そろそろ少しリセットしてもいいかも知れない。

-----------

クライマックスのサプライズを含めて,とても楽しめる作品だった。シリーズファンが失望することは無いと思う。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.07.04 23:20:25
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: