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2019.01.09
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カテゴリ: わくわく児童文学
あさのあつこの和風ファンタジーの第一部を読んだ。

〇ストーリー

古代の村・ウンヌで身分が低い〈クサジ〉の少年・ハギは,苦役を行う母とともに暮し,そして母が一方的な断罪で死刑になるのを見過ごせなかった。現代の日本の少年・トオルはマスコミで活躍する母,美しく外交的な姉に挟まれ,その影響で学校でいじめにあい不登校となっていた。夜にクスノキの大木に登ったトオルは,「ウンヌへ行け」という声を聞く。母に聞くとそれは,亡き父の故郷〈雲濡〉という村のことらしい。残されていた旧家で手伝いの老婆と過ごし始めたトオルは・・・

ーーーーーーーーーーー

ずっと気になっていたあさのあつこのファンタジーを読み始めた。

例によってあまり事前情報を採り入れずに読み始めたので,古代日本を舞台にしたハイ・ファンタジーかと思っていたのに,現代日本の少年が登場して驚いた。

どうやら,2人の少年がクロスオーバーする,という展開になるようなのだが,第一部を読み終えた段階では,一時的にトオルがハギの世界に行っているようなので,先が読めない。

なにしろトオルは,ハギたちの世界では畏れられている〈ヒト〉ではあるものの,〈ヒト〉としては少年だし,イジメの対象になるような性格と体格だし,早々にメッキが剝がれそうな不安感がある。

あまりにも社会基盤が違い過ぎて,移住して一から頑張る,というものでもないだろうし。どうまとまるのだろう?



あさのあつこは,〈バッテリー〉と〈No. 6〉を中心に読んだが,シリーズものの場合,出だしはいいものの,中盤以降は先を考えていなかったツケが来て,グダグダになる,というパターンとなり,あまりいい体験はない。

このシリーズもそうなる予感がひしひしとするが,とりあえずいつものように出だしはとても良かった。

ーーーーーーーーーーー

この先もきっと面白いに違いない・・・と,いいな。





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Last updated  2019.01.09 22:11:28
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