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「週末に行われる、麗美祭ですが・・・」いつもの教室、いつもの午後の従育科授業タイムだっていうのに、教壇に立って早々そう言ってから、黒いオーラを揺らめかせている厳格美人メイド教師・深閑は、押し黙って続きを口にしない。白麗陵学院では文化祭の代わりに「麗美祭」と呼ばれる芸術祭をやるはず。絵画の展示や演奏といった芸術関連の発表会を例年しているらしい。「やっほー、ですよー」教室のドアが開き、想像通りの呑気な笑顔で、次から次へと困ったイベントを思いつき、財力と権力でそれを実現してしまうダメダメ学院最高責任者・天壌慈楓が入ってきた。「実は今度の麗美祭で、ミスコンをすることになったので、当日ミスコン審査員をする人員が必要なのですよー」ダメ理事長の提案で伝統と由緒在る名門校で掟破りのミスコンをすることに。ミスコン審査員に選ばれてしまった秋晴は・・・。 「れでぃ×ばと!」シリーズは、「貧乏だからお金がかからなくて、衣食住が保障されていて、卒業したら即仕事が出来る技術が身に付く」という理由で名門・白麗陵学院に新設された従育科(執事やメイドを育成するクラス)に入学してしまった極悪ヤンキー顔の主人公・日野秋晴が学院の超お嬢様やメイドたちに振り回されることになるストーリーです。執事を志して白麗陵にやって来たものの、外見が極悪ヤンキーな秋晴はお嬢様たちに恐怖されて敬遠されることになってしまいます。そんな時、秋晴はいつの間にかお嬢様になっていた腹黒い幼馴染み・彩京朋美と再会し、「幼い頃の弱みを握っている」朋美に振り回されながらも朋美の協力で学院に溶け込むようになるのです。しかしそれと同時に、好戦的ドリルヘアーなお嬢様セルニア=伊織=フレイムハート、イスラム教の教えを厳守しすぎて周りを混乱させる令嬢アイシェ=ハディム、コスプレ問題児プリンセス・ピナ、男装をして潜り込んでいるルームメイト大地薫、ドジの嵐を呼ぶメイド・四季鏡早苗、など個性的過ぎる女の子達に振り回されることにもなっていきます。 難解な審査基準、巻き起こるエロハプニング、場合によっては今後の人間関係に亀裂を生じさせかねない選択、ミスコン審査員になってしまった本来小心者の秋晴は強力な精神ダメージに脅かされることになります。また、朋美の母・彩京美佳子の命令?で始まる秋晴・朋美・セルニア・朋美の父の琢巳までも巻き込む嵐の家庭訪問彩京邸ツアー。暇つぶしのゲーム大会が地獄の罰ゲーム大会に変貌していくAパート、女性であることを隠している大地と秋晴が男性同士?でデートするBパートからなる罰ゲームラブストーリー。など、今回は登場人物たち全員が大きな受難に巻き込まれるぶっ飛んだストーリー展開でした。そうした受難の中で秋晴をめぐる恋愛感情に振り回され、自分でも思わぬ行動をとってしまうことになるヒロインたちの可愛らしさが大変面白かったです。 ジャンルは、名門学校お嬢様執事ラブコメ・ファンタジー。ラブコメディが好きな人にお薦めです。<終>れでぃ×ばと!シリーズコミックも出てますDVDもあります
2010年04月30日
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白くて、四角くて、まるで大きな墓石みたいな・・・縁起が悪いから、豆腐みたいな、ということにした方がいいかな?大きな建物が緑の中から、ふいに顔を覗かせた。正面玄関は閉まっていて、人の気配がない。「ええと、すみませーん」声を出してみるが、むなしく反響するばかりだ。怪我人が運ばれていったのなら、きっと建物の中に入れたはずだから。それとも、あの人は死んでしまっていて、ここには死体を保管するために運んで来ただけなのか。進んでいくと、すぐにエレベーターの前に来た。意を決して、乗り込んで、そして停まっていた階のボタンを押した。扉が閉じる。すぐに到着した。ぽん、と、かすかな音がした。そして続いて、声が聞こえてきた。「鬼さん、こちら」それはとても綺麗な声だった。そこには一人の少女がベッドから上体を起こしていて・・・。 「しずるさん」シリーズは、「世界の敵」なのか?それとも「魔女」に関係しているのか?よく分からない理由で山の上の病院(世界を裏から操っている組織が経営)にずっと入院している主人公の美少女しずるさんが友達のよーちゃんから持ち込まれた不可思議な事件の数々を、ベッドの上にいながら、よーちゃんの話だけを聞いて、その天才的な頭脳で、超能力か魔法のように解決してしまうストーリーです。ずっと入院しているしずるさんは、ようちゃん以外面会に来る者もなく、常に暇を持て余して退屈しています。ようちゃんは、そんなしずるさんの退屈を紛わすために世間で起こっている複雑怪奇な事件を見つけては、しずるさんに報告し楽しく?事件を解決することになります。 「不敗のカリスマ」と呼ばれるじゃんけんに負けたことがない女性タレント・七ノ輪ほのか。彼女は一対一であり、審判になる第三者がいて、かつ複数の人間が見ている状況で、一度もじゃんけんで負けたことがありません。連続で百回じゃんけんをして、一度もあいこにならず勝つことができるほどです。しかし、彼女の周りでは何者かに殺された彼女自身の両親を含め、死んでいたり行方不明になっている人々が出ています。彼女の「じゃんけんに負けない」という特技?に疑問を抱いた合成人間・巳鑑巳花車は「彼女は世界の敵ではないか?」とうたがい、不可解な事件が起こることになっていきます。久しぶりの「しずるさん」シリーズです。しかも、いつもの短編形式ではなく、長編であり、統和機構の合成人間までゲスト出演するのです。合成人間が登場する「ブギーポップ」シリーズと「しずるさん」シリーズの融合のような不思議なストーリー展開がとても面白かったです。それにしても、じゃんけんに負けない特技というのは素晴らしいですね。 ジャンルは、異能力サスペンス・ミステリー。サスペンスやミステリーが好きな人にお薦めです。<終>しずるさんシリーズ
2010年04月23日
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「・・・『ピンホールショット』事件は、堂島コウを悪魔のミカタにするために、誰かに仕組まれたものだった、と?」「あくまで、状況証拠しかありません。が、その可能性は高い、と私たちは考えています」厚生労働省所管機関・案件六百六十六対策機関設置推進準備室室長・大隈次郎の言葉に、ノビ(ノットB)はふむ、腕を組み、右手を口元へ持っていく。「・・・確かに、おれはあの事件の結果、恋人を失い、彼女を生き返らせるために悪魔の『代行者』になることを決心しました。あの事件が『悪魔のミカタ』をつくった、といっていいでしょう」いまだに出所が明らかになっていない魔法カメラ『ピンホールショット』、冬月日奈を殺害した真の黒幕、そのことを知った堂島コウのコピー体・ノビは・・・。 「悪魔のミカタ」シリーズは、悪魔がつくった魔法アイテム『ピンホールショット』によって恋人・冬月日奈を失った主人公の堂島コウが死んだ冬月日奈を生き返らせるために悪魔の代行者『悪魔のミカタ』になるというストーリーです。「死んだ人間を生き返らせる」という不可能を可能にするためには、悪魔の力を借りて「死んだ人間を生き返らせる」ことのできる魔法アイテムを生み出さなければなりません。そして、魔法アイテムを生み出すには悪魔と契約した人間の魂を集めなければならないのです。魔法アイテムを操る敵たち、不死身の吸血鬼『ザ・ワン』の出現、冬月日奈復活の鍵となる魂エネルギーを強奪して立ちはだかる堂島コウのコピー「ノットB」、そして冬月日奈に対して複雑な思いを抱く人々。「不可能を可能にするためならどんなことでもしてみせる」と誓ったコウは困難に挑むことになっていきます。 「みこし祭りで、巫女しまくり」というテーマ?で文化祭が始まる時期、日炉理坂では何故か全員がメガネをかけていて、コウは舞原家の姫君たちとイチャイチャ同棲生活をしていました。一方、コウを裏切った葉切洋平によって作られた堂島コウのコピー体「ノットB」(ノビ)は「オリジナル堂島コウに打ち勝ち、さらに舞原家にいる黒幕を倒す」ため悪魔・堂島アトリとコンタクトをとるべく動き出すことになっていきます。今回は主人公である堂島コウの出番がさっぱりなく、コウの新たなライバル・「ノットB」中心の展開が一冊分まるまるずっと続く展開です。堂島コウではなくコピーである「ノットB」だからこそできる考え方・決断・仲間の増やし方、など興味深くてとても面白かったです。 ジャンルはマジックアイテム・アクション・ミステリー・ファンタジー。アクションやミステリーが好きな人にお薦めです。<終>悪魔のミカタ666シリーズ悪魔のミカタシリーズ(全13巻)「悪魔のミカタ666」シリーズは「悪魔のミカタ」シリーズの続編です。あらかじめ「悪魔のミカタ」シリーズを読んでから読むといっそう楽しめます。
2010年04月16日
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「・・・」「・・・」その日の夜、鷹崎家の食卓には何故か重苦しい空気が流れていた。カチャカチャという食器の音、壁際から響く時計の秒針が進む音、あとはまあ、外から時折聞こえてくるお隣さんの飼い犬の鳴き声や虫の声。それが今、駆真のいる空間に流れる音の全てだった。「・・・・・・」在紗の様子がおかしい。いや、無論その絶対的な可愛らしさが損なわれているとか、そういうことはないのだ。会話が少ない、溜息が多い、大好きなハンバーグを残す、手に持った箸の角度が微妙に低い。駆真は愛する在紗の食べかけハンバーグをじっくりねっとり味わいたい誘惑に耐えながら、興奮しつつも手早く完食。学校で何かあったのだろうか?それから一睡もしないまま、杉浦少佐に呼び出された駆真は「草薙元帥閣下の護衛のため高校へ転入するように」という理不尽極まりない命令を大喜びで受けることになって・・・。 「蒼穹のカルマ」シリーズは、重度のシスコンで蒼穹園騎士団屈指の実力を持つ主人公の鷹崎駆真が最愛の姪・在紗を思うあまり大暴走したり、あらゆる困難を乗り越えたりするストーリーです。「在紗と結婚したいと言った男は思いつく限りのむごたらしい方法で皆殺し」「在紗の素晴らしさが分からない男は素晴らしさが分かるまで拷問」というくらい在紗を溺愛している駆真。彼女自身も空戦のエースで美人でアイドル以上の人気があるのですが、あまりにも一途に在紗を愛しすぎて自身の恋愛はさっぱりです。そんな駆真は毎回在紗との大切な時間を過ごすため、騎士団の任務を何とかさぼろうとしたり、空飛ぶ巨大怪獣を倒したり、異世界の魔王と闘ったり、神の試練に挑戦したり、復活した魔人の面倒をみたり、破天荒な活躍をすることになっていきます。 「学校に通いたい」というセーラー服がよく似合う草薙音音(くさなぎ・ねおん)元帥の無茶な指令に大混乱する騎士団。しかし、「様子がおかしい在紗を探らねば」と考えていた駆真は大喜びで高校に転入することになります。元帥が通う予定の高校は在紗が通っている中学に近く、四六時中在紗の様子が探れるのです。超人的な戦闘力・頭脳を持つ元帥(音音ちゃん)は人間離れしているのに普通の高校生活を楽しみ(誰もフォロー出来ていません)、二十歳を超えているのに高校に通わなければいけない隊員は苦悩し、高校になじみすぎた部下・松永衛二は任務を忘れ、自称・駆真のライバル鳶一槙奈は魔法少女から魔法を教わり、暗殺者・斉木恒明は元帥の命を狙い、そして駆真は公衆の面前で愛する在紗を押し倒して大暴走。もちろん、魔王や魔人もそれに加わります。高校を舞台に繰り広げられる騎士団メンバーの自分勝手すぎる爆笑行動の数々がとても笑えて大変面白かったです。 ジャンルは学園in空戦部隊ラブコメ・アクション・ファンタジー。コメディやアクションが好きな人にお薦めです。<終>蒼穹のカルマシリーズ
2010年04月10日
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「ハルさん、ハルさーん?どこにいってしまったの~?」夕闇せまる野営地にそんな声が響いていた。天幕の準備にとりかかっていた青少年たちがこれを聞いて首をかしげた。「あれ?たしかハルセイデス団長、むこうの天幕にいましたよね?」「じゃあソーチョー、なんで茂みに頭つっこんでるんだよ?あのバカでかいダンチョーが隠れるような場所ないじゃん」もっともな意見だった。姫総長シアシーカは、なおも呼び続けている。「ハルさん、ハルさんってばー。もう毟ったりしないから出てきてくださいなー。わざとじゃないんですのよー、怖がらないで出ていらしてぇー」ニワトリにコワモテ団長と同じ名前をつけて卵を産ませようとするシーカ。シーカの目的は、温泉で温泉タマゴをつくることで・・・。 「グランドマスター!」シリーズは、大食らいで神がかりなセクハラ変人姫総長シアシーカ(通称・シーカ)や眉無し腰蓑辺境人ドゥルガ、殺し屋風味の根暗なムチ男シラス、中身が男の女騎士アスティル、女性と見まごう美少年会計士レイヴェなど問題児ばかりの騎士団「黎明の使者団」を率いることになってしまった主人公のハルセイデス(通称・ハルさん)が行く先々でトラブルに巻き込まれ苦労することになるストーリーです。教義や信仰に全く興味がないのに宗教法人「ミトラーダ」に入ってしまったハルセイデス。生真面目堅物なうえ筋金入りの武闘派なハルセイデスは、聖職者たちにすっかり持て余されて厄介払いとして問題児集団の団長に任命されてしまいます。どう考えても左遷なのですが、真面目すぎるハルセイデスは「問題児集団を率いて世直しをする」という無茶な任務をきっちり遂行すべく奮闘することになっていくのです。 温泉へ行く途中、道に迷って離れ離れになってしまった騎士団一行。さらにハルセイデスたちは状況の分からないうちに武装村人に取り囲まれて人質までも取られてしまいます。その村は古くから「ミトラーダ」では認められない異教を祀っており、さらに正体不明の集団と敵対していたのです。さらに頻発する地震、「ミトラーダ」の暗躍、などもあってハルセイデスたちはなし崩しに村の争いに巻き込まれていくことになります。相変わらずハルセイデスのお尻を撫で回すことに夢中なセクハラ姫総長のシーカ、そんなシーカを守るため鬼神のように闘いまくるハルセイデス、大混乱な村を舞台に繰り広げられる「黎明の騎士団」一行のいつも通りの珍道中の大騒ぎが楽しくて面白かったです。 ジャンルは、ポンコツ騎士団トラベル・コメディ・アクション・ファンタジー。コメディやアクションが好きな人にお薦めです。<終>グランドマスター!シリーズ
2010年04月01日
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