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2004年06月12日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今回のプロジェクトで相棒として働いていた若手のコンサルタントが倒れました。
今、いっしょに仕事をしているパートナーの入社3年目の社員。
私からのハードな指示がたたったのかと思いきや、原因は 貧血

水曜日の朝、オフィスにきて朝礼で倒たとのことで、水木と休養をとってもらい、
金曜日には出社できるということで、きてもらったのですが、
昼飯もろくに食べられない状況。
今度の月曜日朝イチから客先で彼の担当範囲のセッションがあります。
ですが、とてもワークできる状態ではなかったので帰ってもらいました。


今のパートナーの会社は根性系の会社で「弱音を吐かずに堪えてがんばる」という風潮があります。
毎朝、清掃と朝礼をしているところからもそんな雰囲気が漂っています。

私は彼が倒れたとき、彼の上司に状況を聞くと「会社で寝かしている」とのこと。
しばらく寝ていれば復活できる程度なのか?と尋ねると回答がなく、
不安に思ったので本人と確認の上、帰宅して休養をとってもらうことにしました。
オフィスにいても体調は回復しません。だったら家で安静にするほうがよいと思います。

その後、私が客先から帰ってくると、彼の上司曰く、明日(木曜)も休んでもらうことにしましたとのこと。
月曜日に彼担当のセッションがあることを不安におもった私は「金曜日には作業できる状態で復帰できますか?」ときくと大丈夫と。
ですが、月曜日にセッションがあるということは金曜日に作業をするか、必要なら土日も作業する必要があります。
その上司は同じプロジェクトにいながら、そのスケジュールを把握していませんでした。
もし、金曜日に作業ができず、体調も回復していなかったら月曜日のセッションは中止しなければなりません。それを金曜日に連絡したのでは、お客様に迷惑がかかります。


作業をできるような状態ではありませんでした。
その代わりに、私が作業をしています。

話が長くなりましたが、この話はパートナーのお客様に対する認識の甘さを表しています。
彼が倒れた時点でいくつかの選択肢がありました。
1)金曜日に彼が復帰し、作業できることを前提に何もしない。

2)彼が復帰できないと想定し、他のメンバで作業を分担する
3)月曜日のセッション自体を中止する

これらの前提として、月曜日のセッションを突然中止したり、
適当な内容で対応したりしてお客様に迷惑をかけてはいけません。

彼が倒れた時点での、彼の上司と彼の判断は1)でした。
その結果2)3)の選択をやめました。

そして、金曜日に「根性」で1)の選択肢を実行しようとしました。
しかし、実際にはとても実行可能な状態ではありませんでした。
結果、月曜日のセッション開催が危なくなり、代わりのメンバで作業しています。

コンサルティングという仕事で”根性”はあてにしてはいけないと思います。
こちらが”根性”を出して勝手に働いてもお客様に何もメリットはありません。
お客様に提示すべきなのは、頭を駆使した提案と十分なディスカッションです。
”根性”という不確定要素を宛にして、仕事をしようとしてしまったため、
内部のメンバに迷惑をかけ、さらにお客様に迷惑をかけるところでした。

”根性”は自社への忠誠心を示すだけで、お客様に直接メリットをもたらさない変動的要素。そんなものをあてにしてはいけない。
コンサルタントはいかなるときも、冷静に自分の状態や実行可能な作業レベルを見積もる必要があります。





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Last updated  2004年06月12日 21時29分16秒
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