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2005年02月23日
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ビジネスシーンではよく シナジー

要は 相乗効果 のコトで
ビジネスとビジネスを掛け合わせたとき、その効果が単に1+1になるだけではなく、掛け合わさってプラスアルファの力を発揮することを表現するときに使います。

先日、某生きた扉とかいう企業の若手社長が、某テレビ局の買収により、既存メディアとインターネットの シナジー により、新しいビジネスが創出できるという趣旨の発言をしていました。

だから何?

シナジーという言葉を語るとき、注意しなければならないのは具体性。

を筋道を立てて説明することが重要です。

この具体性がないまま、シナジーという言葉を使うことは、
「がんばったら成功する」とか、
「勉強したら偉くなれる」とか、
「がまんすればなんとかなる」といっているようなもの。
具体的な方策や戦略、結果との因果がわからないため、
評価することができません。

つまり「既存メディアとインターネットが融合したらシナジーが期待できる」などとビジネスのプロフェッショナルの前で語ることは、
逆に企業家なのにビジョンとそれを実行するための戦略を持ち合わせていないといっているのと同じです。

さらに言えば、「インターネット」の可能性や将来性をビジネスの柱とすることは、1990年代の発想であり、既に時代遅れといえます。

ニューメディア、マルチメディア、インターネットと、1980年代からメディアと視聴者を繋ぐインタラクティブなビジネスを開拓する試みはこれまで何回も行われてきたが、なぜ成功するに至らなかったか?

技術が追いつかないのか?
インフラの問題か?
起業家が考えつかないのか?
そもそも、市場がないか市場に期待されていないのか?
まずは、その原因を究明して戦略を立てるべきでしょう。


そんなことは何も目新しいことではありません。
それより先のビジネスを考えている人はいっぱいいます。

ある意味、ネット起業家のネット知らず。
自分を時代の先駆者と信じ込んでしまい、最新の情報や動向を軽視し、一般人より優れた知識を持っていると勘違いしてしまうビジネスパーソンとしての知見の狭さを感じます。

いずれにせよ、この起業家の挑発的な発言や既存勢力への挑戦ばかりに目を奪われて、
事業家としての手腕や起業家としてのビジョン構築能力がどれくらいのものか?
しっかりと見極める必要があります。

起業家にとって 挑戦 は大切です。
しかし、それでは凡人。よくて単なる成功者。
時代を牽引する起業家としては 予言者 たる能力が必要であると思います。





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Last updated  2005年02月24日 01時35分01秒 コメント(2) | コメントを書く
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