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運良く素晴らしいネック(杢)を持つ個体を手に入れられたのですが、このネック・・・艶が無い。演奏性を狙ったものなのか、コストダウンによるものなのかは分かりかねますが、極々薄い塗装が吹かれていてマットな質感なんです。せっかく良い杢が出てるのに乾燥して艶が無いみたいで勿体ない。 “Xotic Oil Gel” でオイルフィニッシュにしようか悩んでおりました。ただ、これには懸念点もあり、『塗装が薄い方が音が良い』という古い固定概念をもつ自分にとって、皮膜が厚くなることで音の響きが犠牲になるのでは・・・という心理的抵抗が!? そんな最中、ひらめきが!!もしかして単純に摩擦かけて磨いたら艶が出るんじゃね?これが大成功。磨きまくったら見事に艶が出ました。手磨きでは限界を感じ、クルマ用ポリッシャー(電気)のチカラを借りて妥協無く数時間研磨!ご覧の様に鏡面まで仕上げてやりました。見る角度で揺らぎを魅せる杢が更に際立ち高級感UP。えェやん!極薄塗料で導管がモロに浮き出してオイルフィニッシュ的な佇まいが逆に格好良いじゃん!!指板部分はネック部よりも更に塗装が薄いのか、ポリッシャーでも鏡面は出来ずでしたのでナチュラルな輝きに。とは言え、最初の常態と比較して大分格好良くなったので満足しております。ひと手間加えているってのがミソです。
April 29, 2026
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ギターにおけるボディやネック材が及ぼす音への影響はほぼ無い。・・・と考える人がいる。正確にはネック等のセッティング、ピックアップ等の電子部品の影響の割合が大きく、ネックやボディ材は何でも良くて音には影響はしない。調整次第で音は何とでもなるぜ・・・という理論。一方、ヴァイオリンやギター等がこの世に生み出されたとき、木から生まれている時代背景がある。個人の考え云々以前に、そもそも歴史的に裏打ちされているわけで『木材の影響は確実にある』と俺は信じている。いや、間違いない。これまでの実体験としても、マホガニーやアッシュ、ローズウッドやメイプルなど木材によって明らかに音が違う。面白いのが、まったく同じ材を使ったギターであっても全て個体差があって音が違うのだ。確かに、ピックアップやネック調整等で音の傾向としては近いところまで持っていける場合はあるけど、最終的な音の響きや振動具合は木材の密度や重量、硬度等によって出音が全く変わってくる。そもそも木材は細胞レベルまで顕微鏡で見ると網目状の細胞壁の集合体で出来上がっている。まさに超小型の部屋。この細胞(超小部屋)に音(振動)が伝わったとき、密度や大きさ、細胞壁の硬さ等が影響して振動の伝達(反響)スピードや響きかたが変わり、ピックアップが拾う周波数や減衰具合/特性が変わって個体差になるのではと思っている。100%個体差はあると思うので、値段問わず全ては出逢い。木材は楽器になってからも基本的には弾くほど細胞レベルの僅かな水分が抜け、経年と共に細胞が結晶化し、乾いたオープンな生鳴り生まれるのが理論的には証明されている。 塗料(特にラッカー)も乾き硬化し、電装系も通電によって磁力が落ちたりと、経年変化は音に影響のある部分に何らかの影響を与える。様々な要因が重なることで音は変化しますが、まずは“木材”であることが大きいと思います。個体差があるから面白い。お気に入りの一本が見つかったら、それはまさに運命的な出逢いですねェ。だから増えるので困るわけですが(笑)
April 12, 2026
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