レグザ録画ハードディスク復旧研究所

2023.04.22
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カテゴリ: 東芝レグザ
私は​レグザのハードディスクの録画番組を復旧する代行作業を行っています。
今回、レグザ純正ハードディスク「THD-600D3」の録画番組の復旧依頼です。
リモコンの「録画リスト」を押したところ、突然「通常録画用ハードディスクを接続してください。接続している場合は、しばらく待ってからもう一度操作するか、ハードディスク接続を確認してください。」と表示されたとのことで依頼がありました。


レグザ純正ハードディスク「THD-600D3」は、タイムシフトマシン録画用と通常録画用の2台のハードディスクを内蔵したレグザ専用のハードディスクです。
レグザ純正USBハードディスク「THD-600D3」の背面はこのようになっています。

さっそく確認していきます。容量を正しく2000.3GBと認識しています。
健康状態は正常です。使用時間5891時間とそれほど使用時間も長くありません。


HDD Regeneratorで不良セクタがないか調べて、あれば修復します。

不良セクタはありませんでしたが3個の遅延セクタが見つかりました。遅延セクタはハードディスクが傷んでいる目安と考えられます。
USB 2.0接続なので、2TBのスキャンに15時間40分掛かりました。





録画番組の修復やxfs_repairを掛けた時にできる場合がある「lost+found」フォルダがあります。


中身をみていると、フォルダもファイルも数字の羅列になっています。
このようになったらREGZAが再生できるように復旧できません。


とても残念ですが、復旧不可として依頼者に報告しました。

今回でわかることは次のとおりです。
1.CrystalDiskInfoで健康状態が正常でも、遅延セクタなど物理的なダメージがある場合がある。
2.録画番組の修復やREGZA HDD Easy Repair、xfs_repairでフォルダ名やファイル名を失うことがある。
​参考: REGZAの「録画番組の修復」はCrystalDiskInfo確認後に実行
参考:​ REGZAテレビの録画ハードディスク復旧と録画番組のコピー

私は​レグザのハードディスクの録画番組を復旧する代行作業を行っています。





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Last updated  2023.05.04 23:29:45コメント(0) | コメントを書く


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