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OBになってからの組織は現役時代の名残があって興味深い。
組織のトップにある人は、思いだけが先行する。できそうな人材に趣旨を述べて、出来ると思って話しをかけたと持ち出す。自尊心に働きかけてプロジェクトを興し、進めさせる。
現役時代の指揮命令ではない。趣旨を話して賛同させて動かすのである。
トップは責任をとらず、最終的な責任だけとるのだろう。
トップが指示命令する組織携帯とは異なる、ボトムアップの不思議な組織の動きになる。もちろん、断りそうになるとそれを補うような人材を集めておいて、逃げ場をなくし、絶対的に無理なことだけを除外し、少しずつ前進させる。
このような既成事実を積み上げてゆくのが、日本の組織運営なのだろう。
着実ではあるが、大きな倫理観のある人材がいないとなし崩しに既成事実が積み上がってしまうので、危うさと表裏一体である。
事業を行うのは、人材の育成と表裏一体である。