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本日のワインは、ディス・クミエリス2006年、生産者は、ご存知「北の巨人」(誰が言い出したのか、すっかり定着してますね。。。)ジャン・フランコ・ガッロさん率いるヴィエ・ディ・ロマンスです。セパージュは、マルヴァジア・イストリアーナ100%。イストリアーナはフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州の州都、トリエステあたりが根元にある三角形の半島の名前(イストリア半島)から来ているそうで、まぁこのあたり原産のマルヴァジアの亜種なんでしょう。さて、感想です。開栓直後から非常によく香ります。白い花、洋梨、桃などの華やかな香りです。ふくよかで華やかで、且つ上品。北部の白なのに妙に温かみというか南国のニュアンスが入ったワインです。フィニッシュにレモン・ピールの様な苦味があります。また、かぼすのような柔らかな酸味をもっています。(それで日本料理と合うのかな?)実に美味しいワインですね。
2008.10.18
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本日のワイン、ピノ・グリージョ・ストリコ・30V。前回のレッド・エンジェルに続き、イエルマン。エノテカ繋がりですね。このボトルは、イエルマンのピノグリージョ販売30周年記念ボトルで、普通のピノ・グリより2年長く熟成されての出荷となっているようです。レモン、梨、桃などのフルーティな味わいと柔らかいハーブ、上品な杏仁豆腐のよな香り。酸味はレモンを感じさせます。葡萄そのものやフィリピンマンゴーの果皮感を持っています。豊かな味わいですが、わずかな苦味とドライさを伴ったフィニッシュから余韻が短めに感じますが、かえって食事とあわせ易いかも。美味なるワインと思いますが、4000円という価格はちょっと高いかな。この位出すと、選択肢は結構ありますから・・・。
2008.10.05
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本日のワイン、レッド・エンジェル・オン・ザ・ムーンライト2005年(375ml)、生産者はシルヴィオ・イエルマンです。初めてイエルマンを飲んだのは、98年産のドリーム(Where the dreams have no endからWhere the dreams have no endになってすぐ位)でした。当時憧れのワインの一つでした。そして、このレッド・エンジェルは2000年のラベルがスクラップブックに貼ってありました。2300円位の価格でしたが、イマイチ平坦で面白みの無かったワインと何故か記憶しています。さて、5年振りのレッド・エンジェルの感想です香りはチェリー、煮詰めたブルーベリー、洋梨のコンポート、そして松。果実味は豊かですが濃すぎず、フレッシュな酸と細やかなタンニンでいいバランスに構成されています。私の好きなストイック気味なピノとカリフォルニアのジャミーなピノの丁度中間点のような感じがします。イエルマンのピノはこの5年間で厚みが増し、そして緻密になりました。現在375mlで2000円なので2倍弱。しかし、価格並みのパフォーマンスは出てきたように思います。
2008.09.29
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本日のワイン、メルロ1998年。ラディコンです。先日、誕生日に開けました。94年モノ以来久々です。ラディコンのメルロって、希少な割りに結構ショップで売れ残っている場合が多い(高いもんね)ですが、白よりは断然美味しいと思います、私は。さて、感想です。グラスに注ぐとびっくりする位、脚が立っています。そして、開栓直後から、香る香る。ビン口から、そしてグラスから、素晴らしい完熟プルーンやブラックベリー等の香りがまるでの洪水のように溢れてきます。また、口に含むとタラゴン等のハーブ、バニラなども香ってきますが、複雑性という面ははさほど感じません。しかし、ピュアな果実味と落ち着きのあるエレガントさのハーモニーは実に見事で、それを柑橘系の酸が実に美しくに包み込んでいます。飲み飽きしない、しみじみと美味しいワイン、旨みではなくストイックな美味しさをもつ、何時までも飲み続けることのできるワイン、と感じました。
2008.09.25
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