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本日のワインはドヴィ・メトード・クラシコ・ブリュット・ロゼ2011年、生産者はフェッロチントです。イタリアは最南端、かかとではなくブーツ先の方の州であるカラブリアのワイナリーで、珍しいアリアニコ100%のスプマンテです。透明感のある淡いピンク、グレーが少しかかっています。泡は細かめで、見た目よりも発泡性を強く感じます。果実味はシロップ漬けのチェリーやアセロラ、野イチゴなど。ちょっと(良い意味で)クセがあるというかコテッとした旨味とコクをもっており、(後で調べたらシュール・リーとのことなのでそれかな?)しっかりとした味わい。仄かなイースト香やイチゴ水的な後味が心地よいスプマンテです。
2014.08.24
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本日のワインは、グラヴェッロ2006、生産者はカラブリア州の雄、リブランディ。神の雫にて「キムチに合うワイン」と紹介されたのでイタリアワイン好きはみんな知っていますよね。土着品種ガリオッポとカベルネ・ソーヴィニョンの混譲です。HPにはヴィンテージ表記なしにそれぞれ60%、40%。さて、感想です。暗めのガーネット色ですが、スワリングすると綺麗な明るい紅色とレンガ色のグラデーション。開栓直後からガンガン香ります。紫の花、レーズンやドライプルーンをぐるっとロースト・カカオ香がとり囲んでいる感じ。他には墨汁、フィリピンマンゴーや鉄、ヨード香にしっかりスパイス。南国果実のような暖かみのある酸と、こなれてきたがまだ強めのタンニンは2日目位でちょうどよいバランスに。華やかな香りとインパクトのある味わいは3500円位払っても惜しくないかな。
2009.10.11
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本日のワインは、ドゥーカ・サンフェリーチェ・チロ・ロッソ・リゼルヴァ2004です。生産者はリブランディで葡萄品種はガリオッポ100%です。このサンフェリーチェと下位のチロロッソ、昔からの安旨と思っていましたが、手に入りにくい感がありました。(ついで買いしたい時にはナシ、でもわざわざ送料かけても・・・てな感じです)しかし、人気漫画「神の雫」にて同社のグラヴェッロ及びこのワインが掲載されたおかげか、随分あちこちのWEBで見るようになりました。さて、感想です。香りはブラックベリーやプルーン等の黒い果実。それに、ハーブ&スパイスに紅茶のニュアンスもあります。2004年にしては熟成感もあります。2000円余りという価格の割には広がりのある味わいでお得感があります。ただ普段飲み、という観点からはノーマルのチロ・ロッソ(1700円前後)で十分かな?という気がしますが。
2008.12.10
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